世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

旅と恋

2012年09月27日 23時01分33秒 | Weblog
小室哲哉氏の音楽が好きである。
メジャーなものから、マニアックなものまで。

小室氏が手掛けた歌で「TOO SOON」という歌がある。
小林幸恵が歌っていた。

破綻寸前の恋人との関係を歌った切ない作品である。
作曲は小室哲哉、作詞は小室みつ子。神コンビ。


小林幸恵は、「ASAYAN」というオーディション番組でデビューした。
この歌をニューヨークのアポロシアターで歌ったと、番組内で放送されていた。
そのせいだろうか、この歌を聴くとニューヨークを思い出す。

2年前の夏休み、あの街を一人でさ迷った。
アポロシアターには行かなかったのだが。

ビルの谷間で迷子になり、絶望しつつも、なんだか心のどこかでは自分が置かれた状況を楽しんでいた。
仕方がないのでファーストフード店にたむろする若い少年たちに道を訊ね、なんとかホテルに帰れたというスリリングな経験をした。
帰国して、家に着いたとき、この上なくほっとしたことを覚えている。





旅から帰ってきた時と、ひとつの恋が終わった時。
唐突だが、それらの安堵感は非常に似ている。

両方とも終わった時はとても寂しいのであるが、やっと家に、やっと本来の自由な自分に、戻れたのだ…という単純な安堵感が酷似していると思う。
旅行中、恋愛中、それらの時間はあっという間に過ぎていくという共通点もある。


摩天楼の谷間で、恋の終焉を感じつつも強く生きる一人の女性。
「TOO SOON」の中の彼女は、あの街の雑踏の中で、人知れず小さな安堵のため息を吐くのだろう。



小林幸恵 yukie kobayashi -TOO SOON-


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湧き出でる欲望

2012年09月27日 22時45分05秒 | Weblog
帰りに喫茶店で、納豆スパサラダを食した。
ピザ屋なのだが、いつもこればかりを注文してしまう。
野菜も取れて身体に良さげ。さっぱりしていて美味しい。





後輩女子が、旦那さんにネックレスを買ってもらったもよう。
いいなあ。
吉熊上司におねだりしてみた。
「私もネックレスが欲しいです」
と。難の脈略もなく言ってみた。
「何で俺が!?」
とニヤニヤする吉熊上司。

ここのところ、アクセサリーを買っていない。
そろそろ新しいイヤリングが欲しい。


最近、欲しいものが増えた。困る。
髪がサラサラになるイオンドライヤー、デパートで見たパンプス、マキアージュのアイシャドー。
やれやれ…金がかかる女だぜ。





来年の夏に予定しているロンドン旅行やそろそろ考えなければいけないマンション購入計画、…貯蓄を意識すると途端に欲しいものが出てくる。これはどういうことなんだ。抑圧された中での方が、欲望はイキイキと輝くのだろうか。

明日は給料日。
欲望とうまく折り合いをつけませう。


限りない欲望 - 井上陽水 《歌詞付き》 アルバム「断絶」より