世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

渡部潤一先生「天文現象を振り返って ~予測できないから面白い~」

2024年02月17日 | Weblog
9時過ぎに覚醒。
布団に包まりながらスマホでH3ロケットの発射を見守る。
無事に打ち上がって良かった。

入浴、化粧を終えて近所の三味線先生のクリニックへ。
術部のできものが肥大化し、軟膏やローションを塗って凌いでいたのだが、大きくなりすぎてもう限界かもしれない…ということで泣きついたのである。
「切開する?」と訊かれたので、お願いした。
横になり、メスでツンツンされるも、「膿がうまく出てくれない」「なんだろ?これ」と先生に実況中継されて超絶不安。
ツンツンされながら「痛い?」とは訊かれたが、手術を経験したので感覚がバグってしまっているので然程痛みを感じない(麻酔なし)。
結果、「よ く わ か ら な い 」とのこと!!
ロコイド軟膏で様子見…。これは来週、順天堂に行かないとかなぁ…。


痛みをこらえながら上野に上陸。


国立科学博物館第900回天文学普及講演会
国立天文台 渡部潤一先生「天文現象を振り返って ~予測できないから面白い~」の講演会へ。
昭和21年4月から始まった科博のこの講演会。終戦の翌年から始まっていることが興味深い。

今回は渡部先生を招いて、ということで応募者が多かったのだが抽選に当たった。ラッキー!!
渡部先生の講演会を聴くのは1年ぶり。
今日も自虐ネタ 満載で面白かった。
1972年のジャコビニ流星雨を楽しみにしていた少年時代、大人の天文学者の予想に反して流星雨が見えなかったことが、先生が天文学者になるきっかけになったそうだ。「まだ解明されていないことがたくさんある」と思って。
天文学者になり、多くの彗星の出現を予想し書籍なども出してきたが悉く的中しない。そこを自虐っていた。
(オースティン彗星、百武彗星、など)

2013年のアイソン彗星のときなんかNHKのニュースでツイッターで読んだ句が読み上げられちゃったりして、しかも2回も。



2061年にはハレー彗星が出現するそうだ。
渡部先生の「あと37年ですよ。みなさん…頑張りましょう!」という笑いで〆。
あと37年かぁ…。生きてるのかな…私。

質疑応答を経て15時半に終了。

せっかく科博に来たのだもの、常設展を見て回ろう。
まずは日本館のクマさんにご挨拶。

ベアーみがすごい。

お尻ぷりぷり。


日本館は建物全体がクラシカルで落ち着きがある。




1Fの望遠鏡も凛々しくて好き。



そして私のパワースポット・地球館の2Fにあるはやぶさコーナーを巡礼。




熱で傷だらけになった背面ヒートシールドを見ると涙が出そうになる。再突入の際、3000℃のなか、よく耐えたねって。



2010年6月10日、私の人生が変わった日。


顕微鏡でイトカワの欠片を拝む。キラキラして綺麗。1粒1億円ってマジ?


着陸の際に使用されたパラシュートも拝む。軽い素材でできているんだろうな~と、いつも想像しちゃう。


地球館の他のフロア。


マレーグマの赤ちゃん、きゃわゆい。


コビトカバの赤ちゃんも!


忠犬ハチ公もいる。



科博で唯一、撮影禁止なのは江戸時代の女性のミイラ。人だかりの奥に眠る、小柄で私と同じぐらいの年齢の屍はまるで眠っているよう。そっと手を合わせた。



嗚呼、面白かった。科博は一日いても飽きない。年パスを持っているのでもっと頻繁に来ようと思う。

夕飯は崎陽軒のシウマイ弁当。美味しい!!


そうそう、薬局に寄って心療内科の薬をゲット。
デエビゴが2.5ミリから5ミリになりパッケージが可愛くなくなった…しょんぼり。


通院、講演会、博物館見学、…ボリューミーな一日だった。


ブログ開設19年✨

2024年02月17日 | Weblog
ブログ開設19年!おめでとう!!

19年前、風邪で会社を休んだあの日、なんとなく始めたこのブログ。まさか19年も続けるとは思わなかった。
吉熊との同居の日々をつづったものにしようと当初は思っていたが、最近は、というかずっと私の日々の生活のことばかりを書いてしまっている。
読み返すと忘れてしまった当時の空気や感情が一気に思い返される。
生きた証が、ここにある。


旅行の出先や心療内科から帰還する深夜は書けないが、大体毎日更新している。
「大変じゃない?」とよく訊かれるが、一度習慣化すると苦ではなくなる。
というか書かずに寝ると一日が消化できていないような気がして落ち着かない。
46年のうち19年も続けてきたのだもの。
もう生活の一部と化している。



吉熊からの一言、
「20年目の吉熊ブログもよろしくま!!」