むべとリンゴごジャム
久し振りに我が家の山に行ったら、見事なむべ(学名ときわあけび)の実が実っていました。
むべは、自然生えですが、5年ごろから花が咲きだし、10年ごろから実がなり始めるとのことです、収穫時期は10~11月です、実の大きさは,7~9cmですが、私のは15cmほどありました。
むべの名前は、天智天皇が滋賀に狩りに来られた時、この実を食べられ、「むべなるかな」まさしくその通りと云われ、むべ名づけられたとか。
現在も近江八幡で栽培され、毎年10月27日皇室に献上されます。
むべは、不老長寿の霊果とされています。
食べ方は種ごと食べ、果肉を味わい、種を捨てる、あけびより甘みがあり、とても上品な味です、その他の食べ方としては、むべ酒・おかき・むべ飴・ジャムなどとして販売されていまさす。
①むべを半分に中身をスプーンで取り出す。
②鍋に入れ中火にかける、木べらでかき回し全体的に温まったら火を止める。(2分位)
③実と種と分ける。
④紅玉りんごを1/8に切り、イチョウ切りに薄く切る。鍋に入れ③のピューレ状の実を加える。
⑤④を中火にかけて、りんごが柔らかくなったら、マッシャーで潰す。味を見て甘さが足らないなら砂糖を加える。