ホンオフェ
先日はシュールストレミング(世界一臭い)の試食を体験しましたが、その次の世界2番目の臭い食べ物ホンオフェを紹介しておきます。
ホンオフェ(洪魚膾、こうぎょかい)は韓国料理のひとつ。
韓国全羅南道の港町である木浦地域の郷土料理で、ガンギエイの切り身を壷の中でオガクズや堆肥の発酵熱を利用して4日ほど発酵させたものである。発酵が進むにつれて身が柔らかくなり、美味とされる。プサンやソウルなどでも食するが多くは軟骨が付いたエイの切り身(フェ、刺身)で、食感はコリコリとして風味はさっぱりとしたものが多い。
マッコリはタクチュ(濁酒、だくしゅ、どぶろく)ともいい、熟成させたホンオフェと共に食することが通とされ、ホンタク(洪濁、こうだく)と称する。ホンオフェと豚肉、キムチを一緒に包んで食べることをサマプ(三合、さんごう)と称する。
口中で長くおくとアンモニアで口内粘膜が糜爛を呈する事例もみられるなど強い臭気で外国人や初心者に敬遠されるが、朝鮮半島南部では冠婚葬祭に欠かせない高級な料理である。
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