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これも、旦那の観賞希望作品。
飛行機事故で息子を亡くした母親が1年以上経っても立ち直れず、精神科に通院しています。近所には同じ飛行機事故で娘を亡くした父親がいて、その父親は酒びたりの毎日を過ごしていました。
そんなある日、家の中に飾ってあった写真が入れ替わってしまいます。
親子3人で映っていた写真が夫婦のみの写真に…。
翌日になると、アルバムの写真は消え、息子の映像が映っていたビデオまで砂嵐状態…。
旦那がすり替えたと思い込んだ妻は、精神科医にも訴えます。
──が、返ってきた言葉は、
「本当は息子さんはいない。寂しさのあまり、空想の人物を作り上げたにすぎない。見えなくなったということは回復の兆しなんだ」
──との言葉でした。
飛行機事故が起こった日の新聞を調べたが、飛行機事故の見出しすらなければ、息子をおもりしてくれた近所の女性に話しても、息子の存在は知らないという。さらに、娘を亡くした父親を尋ねても、「自分に娘はいない」という。
何がどうなっているのか分からず、それでも、自分が作り出した空想の人物とは思えない。行き場をなくした母親は、娘を亡くした男性の家に泊めてもらうことに…。
そこで父親の部屋の壁紙に不審な場所を見つけます。
夜中にその壁紙をはがすと……そこに現れたのは娘が描いた壁の絵。
主人公の母親は、自分が“まとも”だと確信します。
翌朝、父親にその壁を見せた時は、前の住人が描いたものだと言い張る父親も、自分が呼んだ警察に彼女を引き渡した直後、娘の存在を思い出すのです。
ストーリーに引き込まれ、時々、起こる「うわっ…」とビックリするシーンもハラハラして面白かったのですが…、イマイチ最後の詰めが甘いというか、すっきりしなかったですね。
いや、まぁ…最後はハッピーエンドと言えばハッピーエンドで終わるのでいいんですがね…。
評価は…(2.5)です。
いったい、彼女達に何が起こったのか…真相は、テレビで放映されるのを待っても十分ですね。