錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

錆鉄人が選ぶ「もう一度泊まりたい山小屋」のナンバーワン

2018-09-03 20:36:31 | 登山

金無し暇無しのあげく前人未踏の百名山全山日帰りを達成した錆鉄人なので

泊まった事のある山小屋の数そのものが少ないのですが・・・

錆鉄人的にはという事で選定したいと思います。

まずはこれまでに泊まった事のある山小屋を覚えている限り年代順に書いてみると・・・

富士山の8合目山小屋

  高校2年生の時に原付バイクにテントと寝袋を括り付けて中部地方を一周した時に日帰りする予定だったのですが

  登山口に向かう途中にバイクのクラッチワイヤーが切れてしまい、

  何時間も押し歩きしてバイク屋で修理してから登山を始めたので日帰りが出来なかった為に泊まったのですが、

  何という小屋だったかも覚えていません。

  今でも富士山の山小屋は非常に評価が悪いみたいですが、宿泊した内容について記憶がないので評価外とします。

2、3回目は結婚した翌年に槍穂の縦走をして、槍ヶ岳山荘と岳沢小屋に泊まりましたが、いずれも素泊まりなので評価外

岳沢小屋でモルゲンロートで真っ赤に染まる山を初めて見た記憶を鮮明に覚ええいます。

次に泊まったのは白馬岳頂上山荘(4回目)

  これは20代半ばの頃だったと思いますが・・・

  出張帰りを利用して白馬岳に登ったのですが、凄い雷雨となり小屋はもの凄い混雑

  早く到着した錆鉄人は布団1枚に2人でしたが、後から来た人は寝る事も出来ずに座っていました。

  記憶はそれくらいなので、これも評価外とします。

5回目は槍ヶ岳山荘

  娘が小4と小2の時に槍ヶ岳に登る計画をたて、お盆期間に槍ヶ岳山荘に泊まりましたが、

  素泊まりだったのでこれも評価外

  この頃でも素泊まりは人気がなかったのか空いていて快適だった事を記憶しています。


6回目は白山室堂

  40代初めの頃、転職した会社の同僚たちとの白山登山でした。

  30代の頃は白山というとご来光登山で夜中過ぎに別当出合を出発して頂上でご来光を拝んで戻るという登山ばかりだったのですが

  これも食事を含めて記憶がないので評価外とします。


7回目は立山雷鳥荘

  立山登山マラニックという常願寺川の河口の海水に手を浸し、立山の頂上まで走ると言うマラニックの完走会場でした。

  もうこの頃はマラソンはほとんど止めてしまっていたのですが、

  参加者全体の1/4位という望外の順位(二十数位)で、長くなれば自分の真価が発揮出来るのだと悟ったレースでした。

  完走の興奮ばかりが記憶に残っていて、雷鳥荘に関しても全然記憶がないのでこれも評価外


次は何回か仕事相手の人(Wさん、Nさん)との「社交?登山」で泊まった山小屋ですが、順番が定かではありません。

  安達太良山の鉄小屋

    食事はカレーオンリーだとか、

    高濃度の硫黄泉が印象に残っていますが、宿泊料金が安かった事以外余り記憶がありません。

  白山室堂

    これもほとんど記憶がありません。

  立山みくりが池山荘

    日本一標高の高い温泉旅館という事だったのですが、

    地獄谷から温泉を汲み上げるポンプが故障したとかで、翌朝は温泉に入る事が出来ませんでした。

    (若干宿泊費を割引してくれました)

  八ヶ岳の赤岳山荘

    個室に3人で泊まりましたが狭かったです。

    しかしながら、夕食、朝食がバイキングで美味しく、好きなものを腹いっぱい食べられて大満足でした。

    これを天女に話した所、天女も泊まりたいというので2017年8月に再宿泊しました。


以上で延べ11回ですが、

昔泊まった山小屋は、泊まった事以外、ほとんど記憶がないので評価出来ないという事が良く分かったので

以下は比較的最近に泊まり評価出来る小屋について解説します。


仙人池ヒュッテ(9月25日頃宿泊)

  かあちゃんさんに会いたくてはるばる出かけましたが、宿泊客は数人でしかも常連さんだったので

  かあちゃんさんと長い間お話が出来たのが良い想い出です。

  (お話しを聞いていたというのが本当かも?)

  【評価】以下5が一番良くて1が最悪の5段階評価とします。(錆鉄人の独断と偏見による評価です)
  アクセス1
    立山室堂から10時間近くかかり、しかも剣沢の大雪渓を越えなければならず1日で到着するのはギリギリという事で(1)
    トロッコに乗って欅平から水平道を歩き阿曽原温泉小屋、仙人温泉小屋経由で到着できますが、さらに遠くなります。
  部屋 
    宿泊客が数人だったので、8畳間?を2人で貸切、これで悪い点数は付けようがなく(5)
    午後6時を過ぎて真っ暗な中到着した10人ほどの団体さんがいましたが、
    (予約もなかったみたいでした)その人たちはかなり窮屈だったみたいでしたが・・・
    自分たちの「個室」以外は見ていないので、カイコ棚になっているかも知りません。
  食事3.5
    滅多に泊まらない山小屋の食事で感激して食べましたが、内容に関しては写真を探して書きたいと思います。
  水5
    生水が飲めたと記憶しています。
  風呂5
    お風呂に入れるだけで感激ですが、天女と貸切で入れたので(5)
    風呂は入れるだけで3以上、くろがね小屋は濁り湯の温泉なのでどんなに混んでいても(5)
  景色5
    仙人池の前に拡がる裏剣の絶景と水面に映った逆さ裏剣
    紅葉時にはプロカメラマン、ハイアマチャの三脚が林立する日本一の景色でしょう!
    ただし、紅葉時の宿泊を欲張れば地獄となる事は必至と思われます。
  また泊まりたい度2
    かあちゃんさんはいなくなっても、人柄のいい人たちが経営されているいい山小屋です。
    しかしながらアクセスの遠さ・剣沢雪渓歩きの恐怖(クレバスがあったら・・・という恐怖)を考えると
    天女がどうしても行きたいというのならですが・・・(錆鉄人は本当は水平道経由で行きたいのですが・・・)

槍ヶ岳山荘(5月10日過ぎ)
  ゴールデンウィーク後半に行くつもりだったのですが、天候が崩れたので連休明けの週末に槍沢経由で山荘に宿泊し
  翌日は天女と一緒にアイゼンとピッケルで凍った雪面を登り登頂した感激は忘れられません。

  アクセス3
    上高地と比べ新穂高から登れば槍ヶ岳山荘はらくらく(地図のコースタイムは「悪意」で長くされているとしか思われません)
    天女と一緒に日帰りだけでも5~6回位しているはずです。
  部屋5
    土日といってもゴールデンウィーク明けですから、宿泊客は10人以下(ほかに登山学校の一行約10名)
    カイコ棚の1区画を天女と2人で独占でしたから評価は5
    夏山期間中の土日なら布団1枚に2人となり、評価は1でしょうが・・・
  食事1
    いろんな所で書いていますが、情けないほど粗末でした。
    ゴールデンウィーク後、悪天候でヘリの荷揚が出来なかったからかもしれませんが・・・
    梅干し、ふりかけがあるのでご飯はいくらでも食べられました。
  風呂
    ありません。
  景色5
    最高です!
  また泊りたい度3
    我々が止まった時の食事がたまたま悪かっただけかもしれませんが、食事がトラウマとなっています。


つまり、また泊まりたいと思う山小屋はこれまでの中にはなく、
  
先日(9月2日)に泊まった燕山荘と去年8月に泊まった赤岳山荘について直接対決方式で述べたいと思います。

  アクセス道路 燕山荘≒赤岳展望荘
    登山口の駐車場までの道路は燕山荘のほうがすれ違い出来ない距離が長いのですが、
    赤岳展望荘の美濃戸口から美濃戸まではガタガタ道の悪路です。(美濃戸口から20分位なので歩けば良い)
  駐車場 評価せず
    燕山荘登山口の中房温泉には3つの無料駐車場があるが、人気の山なので満車となる事が多い。
    車中泊の場合は仮設トイレよりも徒歩10分程の登山口横の公衆トイレがきれいでお勧め
    美濃戸口は有料駐車場であるが、小屋がいくつかあって何かと便利である。
  登山道 赤岳展望荘≒燕山荘   
    赤岳山荘までの一般ルートは地蔵尾根ルートと思われますが、
    コースタイム4時間ほどの間に赤岳鉱泉、行者小屋と2つの小屋があるのに対し、燕山荘は合戦小屋のみ
    赤岳展望荘は登山道の距離と地蔵尾根の険しさがあるが、燕山荘までは初心者でも容易に登る事が出来ます。
  部屋 赤岳展望荘>燕山荘
    赤岳展望荘は「完全予約制」なので激混みする事はないと思われます。
  サービス 赤岳展望荘>燕山荘
    赤岳展望荘はチェックイン時にカップをもらい、滞在中はコーヒー、お茶、お湯が飲み放題。
    燕山荘は有名なアルプホルンの吹奏と山のお話し
  食事 赤岳展望荘>>燕山荘
    燕山荘も水準以上だとは思いますが、赤岳展望荘のバイキングは数段上
    好きなものをいくでもお代りが出来て大満足です。(タラの芽のテンプラや豚肉の角煮、たくさん食べました!)
    山小屋の人員は少ないので、バイキング方式にして配膳の手間を省き
    食事の質と量を高めるという考え方は他の小屋にも波及して欲しいものです。
  風呂 
    赤岳展望荘には風呂があり、弱い水流ですがシャワーまでありました。
    大混雑の入浴でしたが汗を流してさっぱり出来るのはやはり素晴らしと思います。
  生ビール 燕山荘>赤岳展望荘
    赤岳展望荘の生ビールがまずいという訳ではなく、燕山荘の「メガジョッキ」のコストパフォーマンスが最高という事。
    1Lで1200円は下界でも通用する金額の上、山の上で飲めば段違いのうまさ!
  ミニ縦走 
    赤岳展望荘は文三郎尾根のほうを回ったり、硫黄岳まで稜線を縦走して美濃戸に戻る事が出来るので
    (車の場合)単に同じ登山道を戻るしかない燕山荘より楽しめます。

以上のように・・・

錆鉄人的には赤岳展望荘が「もう一度泊まりたい山小屋の筆頭」です。

「赤岳展望荘が今までで一番良かったね。また行こうよ。ねっ、おかあさん!」 

「はい」

天女は「ねっ、おかあさん!」と言うと必ず「はい」と言ってくれる不思議な人です。 

「本沢温泉には内湯もあるからそのうちに泊まってみたいね、おかあさん!」

「はい!」

「奥穂は日帰りばっかりだったから、穂高岳山荘にも泊まってみたいね、おかあさん!」

「はい!」

「辛い人生だね!」

ニコニコ笑っているだけの天女でした。

   

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燕山荘の朝食

2018-09-03 06:02:06 | 登山
朝食はどこもそれ程差がないものですが

十分に満足出来るものでした!



当然、某山荘よりははるかに質量共に優れています。


それにしても、皆さん少食な事!

錆鉄人だけご飯を2回お代わりしたのですが

帰るとまた体重が増えていそうです。
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残念、ご来光は見えず

2018-09-03 05:51:39 | 登山
3時半に起きて外を見ると、期待出来そうな空模様だったので

4時過ぎから期待しながら外で震えて待っていたのですが

雲の位置が悪くご来光は見えませんでした。



昨日は見えなかった槍が見えたのでよしとしました。

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