眠りを覚ます電話

働き者の錆鉄人は午前中草刈りで獅子奮迅の働きをし

昼はエネルギー補給の為にハイオク燃料を飲んで気もt着欲お昼寝をしていたのでした。

30分ほど寝た頃、携帯に起こされました。

掛けてきたのは今年50周年でクラス会を行う高校1年生のクラスネイトのＭさん

（ちなみに彼女はクラス陰の大番長的存在の女性です。愛と誠の大原由紀とは違ってとってもいい人です。）

「会長、Ｙ君が酔っぱらってきて、何か飲ませろっていうんだけど･･･」

（錆鉄人は高校1年生の3学期ともクラスの会長に選ばれて、今でもクラスメイトからは会長と呼ばれる事が多いのです。）

10日ほど前の昼にＹ君に逢った時も、もうビールを6本飲んできたと言っていたけどどうやらアル中に近い状態のようです。

「代行で帰らせてよ」と言うと（ちなみにMさんとＹ君の家は500m程しか離れていないのですが）

「会長は私たちの親だからあんたが送って行ってよ。」

（そういえば今年の年賀状にみんなの親だからみたいな事が掛かれていたけど･･･）

「ごめん、実は僕も飲んでいるの。」

「うちのクラスの男の子はどうなっているの！」

と言ったけれど、

「しかたがないわね、私が車を運転して送って行くわ。」

「ありがとう、代行料を取ってね。」

クラス会の話などをして電話を切った後、

錆鉄人はまたまた草刈りに行って、今度は休耕田を縦横無尽に刈りまくってヘットヘトで帰り

またまた燃料補給、3本飲んでから様子を聞くためにＭさんにお礼の電話をしました。

無事に送って行ってくれたみたいですが、

「良いも悪いも全部会長のせいだという事になったわ」って笑っていました。

何度も大手術をしてすっかり痩せてしまったのに、

毎日朝から飲んでいるようで心配なＹ君です。