錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

涸沢は遠きにありて思ふもの

2017-09-30 20:12:36 | 本歌取り
涸沢の紅葉を見に5年連続で行ってきました。

週末の大混雑を予想して、28日激しい雨の中で涸沢に先着して滅多にない「良場」でテント2泊
そんな雨の中でも最終的にテント数は約300張り
そして昨日は600張り越え、
とてもテントを張るには適さないガタガタの岩の堆積の上にもテントを張っていました。

さらに今日はその倍以上という予想、

事実、幕営装備のたくさんの人が続々と歩いてきていました。

涸沢に着いてもテントを張れる場所があるとは思えないのですが・・・



それを承知で行く人、知らずに行く人・・・

どちらも阿鼻叫喚のがれきの上のテント場

トイレに行けば大行列

生ビール飲むにも売店も大行列

名物のおでんも生煮え

ヒュッテに泊まれば布団1枚に5人?(あの大雨の28日でも布団1枚に3人!)

部屋中に轟く大いびきの生き地獄!



それでもあなたは行きますか?

(って、錆鉄人は行ってきましたが・・・ピークを外して)


という事で、久々の本歌取り


  紅葉異情

涸沢は遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや間違えてテント担いで行くとても
泊まるところにあるまじや

   錆 犀星


(本歌 小景異情)
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしやうらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
   
   室生 犀星

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