天女さんちの町内の休耕田では今ソバの花盛りです。
8月5日前後に種を蒔いたものです。
収穫は今月末頃でしょう。
実は、天女さんちの休耕田も1か所、ソバ畑になっていました。
ずーっと何も耕作せず、毎年数回、草刈りだけしてきていたのですが、
数年前から農楽園のそば畑として使ってもらっていました。
しかしながら、農楽園の事務員さんから忙しいので今年からそば作りはしないと言われ
(農楽園の仕事はほとんどしていないと陰口をたたく人もいますが・・・)
「それなら、ソバ作りの為に掘った凄い畝があって
草刈りも出来ないので均してほしい」とお願いした所
機械化組合に依頼してくれて、5月中旬ごろにトラクターで耕して均してくれました。
すると、なんという事でしょう!
種を蒔いたよりもびっしりとそばが芽生え、すくすくと育ってきたのでした。
そして一面に花が咲きました。
(花の最盛期の写真が見当たらないので、これで我慢してください。)
錆鉄人と天女は毎日、ウォーキングでその休耕田の横を通っていて、
実るのは8月頃かなぁ、暑いけど手で刈ってソバの実を収穫しようね
と楽しみにしていました。
ところが、
花が咲いた後は実が出来るのが当たり前なのに
そばの実は1本の茎に1つあるかないか
そのうちに実になると思っていましたが、次々と花が咲くのですが実は出来ず
そのうちに雑草が伸びて雑草の中に埋没してしまいました。
トラクターで整地した時は、芽を出すべき時ではなかったようで、
従って花を咲かせても実が出来なかったのでした。
花を咲かせるべき時はやはり決まった時があったという事です。
人間はどうでしょう?
昔は「花を咲かす」とは
極貧から立身出世、お金持ちになる事だったのでしょうが、
錆鉄人は今の時代では「仕事を終えて好きなことをする事」が
人生の花を咲かすことではないかと思っています。
従って、錆鉄人は59歳の時に
「来年から60だけど、これからの人生は
100万円稼ぐより10万円使う事のほうが大切だと思うから、仕事はやめるよ!」
と天女に告げ、天女も快く承諾してくれました。
しかしながら、世の中は「生涯現役」と唱え、
死ぬまでお金を稼ぐことしか考えない人が多いようです。
つかわないお金なんて必要ないと思うのですが・・・
咲かすべき時知りてこそ世の中の
花も花なり人も人なり
錆 ガラシャ
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