さすがに、競り合いのゲームになっている。
世界ランク一位 と 二位の対戦 だ。
昨年のウインブルドンテニスは、英国出身のアンディ・マレ―が、
まさに数十年以来という決勝進出を果たしたが・・・
フェデラ―に負けて、涙のコメントとなった。
私も、少しもらい泣きをしてしまうぐらい、会場中の雰囲気は、
マレ―に対する応援が多かった。
昨年も立ち上がりはフェデラ―が負けてしまうぐらい、
アウェ―状態の雰囲気だ。
そして、今年の雰囲気は、昨年とはまた違った感じだ。
昨年の無念を、観客も胸に秘めているのかもしれないが、
ものすごい盛り上がりだ。
しかし、前回のウインブルドン惜敗後のマレ―は、強くなった。
ロンドンオリンピックの優勝を、決勝で フェデラ―から奪って、
グランドスラム(全米オープン2012) も 優勝した。
そして、“ 今日 ” だ。
英国の注目の的になっているマレ―。
私も、今夜は最後まで見届けなければ納得できないだろう。
そして、密かに、マレ―に優勝してほしいという・・・
私自身も理解不能な 「 この一年の変貌 」 からの感慨がある。
マレ―の努力なのか、彼に対する追い風なのか・・・。
歴史あるウインブルドンに、英国人の優勝者が 久々に
名前を連ねること ( 77年ぶり ) に対する期待が、ふつふつと・・・。
それもこれも、昨年の決勝のマレ―の涙と言葉がなかったら、
そんな気持ちにも ならなかっただろう。
昨年の彼が抱いた国民からのプレッシャーは、はかりしれない。
だから、メンタル面でも 強くなれたようにも感じる。
今夜は、長い夜が待っている。
接戦続きで、時間もかかりそうな予感もある。
チョコレートとクッキーを用意して、コートを見ている。
これが、センターコートだとは思えないぐらいの荒れ具合!
ウインブルドンの決勝は、毎年、ドラマがあるから、
今年もきっと・・・なんて、そんな気がする。