今日は29日で「肉の日」である。ひと昔前は、「年寄りは肉より魚を食べなさい」「粗食こそが長寿の秘訣」・・・というような風潮が強かった。しかし、最近は「年寄りこそ肉を食べるべき」「年寄りの粗食は栄養失調に繋がる」というように変わってきている。
それは、厚生労働省が、2013年に13年ぶりに健康づくりの指針を見直してからのようだ。健康寿命の延伸を最優先とし、肉などのたんぱく質を高齢者がしっかり食べるよう指導に乗り出したからだ。その背景は、高齢者の「新型栄養失調」というアルブミン不足である。アルブミンが減少すると、筋肉が低下し、免疫力が落ち、認知症や寝たきりになる可能性が高くなるという。
アルブミンを最も効率的に摂取でき、その他の「鉄分」「脂肪」などの栄養も同時にとれる食材が肉である。高齢者は特に若い時よりも、お肉を沢山食べないとアルブミンの減少が進んでしまうというのだ。
確かに、元気な年寄りは肉好きが多い。健康長寿の代表格でもあった100歳過ぎても現役の医師として、講演で全国を駆け巡っていた日野原重明先生、まだ現役で活躍中の瀬戸内寂聴さんや三浦雄一郎さんなどは、無類の肉好きである。長寿で有名な沖縄の食生活は豚肉料理が中心である。
自分もいつまでも元気な年寄りでいたいと思っているが、確かに肉は好きだし、良く食べる。特にハードな山に登ったり、ハードな歩き旅を続けているときには無性に肉が食べたくなる。妻も若いころはプロスポーツ選手であったこともあり、自分より肉が好きである。
前置きはここまでで、実は、今日はグリル塩豚(えんとん)の「肉の四重奏」ともいえる「8(ハチ)ランチ」(888円+税)を食べたかったのである・・・
グリル塩豚は、湯の川温泉近くの国道278号(漁火通り)に面した店で、塩ラーメンが300円+税という破格の安さで人気の高い店である。塩ラーメンだけでなく、豚を一頭買いして自らが解体・塩漬けにしたり、 5日以上かけて熟成させた豚ロース、豚バラ肉を提供している。その名の通り、塩と豚にこだわった店である。外には、テイクアウトのメニューも張り出されていた。
妻を誘って、12:40に入店。思ったより空いていた。自分は予定通り「8ランチ」を、妻はメニューを見て「Bランチ」に変更。
自分の注文した「8(ハチ)ランチ」・・・焼きベーコンとその下にハンバーグ。15cmほどもありそうなチキンカツ(骨付き)とその左下に豚バラ肉・・・まさに「肉の4重奏」。
見た時には、完食できるか心配だったが、チキンカツは骨付きだったし、ハンバーグは半分妻にあげたので、それほどでもなかった。
チキンカツの左下に隠れていた豚バラ肉・・・さすが塩豚という店名だけあってこれは塩味が利いてとても美味しかった。脂身の部分は残したが、脂身が少なければ、もっと食べたかった。
妻の注文した「Bランチ」(これも888円+税)・・・周りはカレー、焼きベーコンの上に乗っている肉はケチャップ味の豚肉だった。
エビフライ1本とハンバーグ半分を取り換えっこした。明日はカロリー消費のためにMTBでも走らせるか・・・?
函館で3ヶ月ぶりに新型コロナ感染患者発生!
本日、函館市内で4月22日以来、3ヶ月以上ぶりに新型コロナ感染者が出たそうだ。午後6時から大泉潤保健福祉部長による記者会見が行われた。
それによると、年代性別・職業非公表の方で、軽症とのこと。感染元は道外で7月20日に確認された新型コロナウィルス感染患者の親族とのこと。この道外の方が、函館へやってきて濃厚接触者となったようだ。2週間前と言えば、函館はお盆である。帰省者かな?
この方や感染元となった道外の方の濃厚接触者のPCR検査は明日以降らしい。なんとか、ここでストップして、感染拡大してほしくないものである。今日は、ついに岩手県でも2名発生したらしい。
ちなみに、会見に当たった大泉潤部長は俳優の大泉洋のお兄さんである。若いころから知っていて、似てはいるが、大泉洋のようなとぼけた顔ではない。真面目で堅い感じの方である。