癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

アジサイの「装飾花」と「真花」

2020年07月31日 | 花・紅葉だより

我が家の「ホンアジサイ」も「ガクアジサイ」も終わりに近づいてきた。

アジサイの花は、『装飾花(そうしょくか)』と『真花(しんか)』からできていることは数日前に触れた。その時に「装飾花の中心部の蕾が開いたのは見たことがない」と書いた。しかし、花が終わりに近づいてきた最近、よく見たら装飾花の中心部にも花が咲いているものもあった。

〇ホンアジサイ

この4片の花びらのような部分はガク片が発達したもので『装飾花』と呼ばれる。

この装飾花の中心部にも花が咲くことが分かったが、すべての蕾が開くとは限らないようだ。

装飾花の陰に咲く『真花』・・・装飾花を掻き分けなければ見ることはできない。

気象庁で云う「開花」は この『真花』の開花を云うそうだ。

真花の蕾

 

〇ガクアジサイ

『装飾花』に囲まれた『真花』。

装飾花の中心部にも花が咲くことが分かった。すべてが咲くわけではない。

真花のアップ。この1つ1つがおしべとめしべを抱いた花である。

何気なく眺めているアジサイだが、こうして観ると、なかなか奥が深い・・・。


汐首山・夏の花散策

2020年07月31日 | 花・紅葉だより

 中腹から函館山までの海岸線を見下ろす・・・この山で最も好きな眺め。

 昨日は、登山口までMTB(マウンテンバイク)でのポタリングで往復し(※昨日アップ済)、その後、汐首山の花散策を楽しんだ。久しぶりの好天だったせいか、多くの花好きの方々が登っていた。

 この山は、いつ行ってもいろいろな花が咲いているが、今回の目的は、カキラン、ママコナ、マツムシソウであった。

カキラン~函館山にもあるらしいが、自分はここでしか目にしたことがない。

ママコナ(飯子菜)~この米粒状の若い種子が名前の由来。

この花もここでしか目にしたことがない。北海道ではこの辺りでしか見られない貴重な花らしい。

マツムシソウ~まだ早かったらしく、この1輪しか見つけることができなかった。

(左上)クサフジ、(右上)オカトラノオ、(左下)ノリウツギ、(右下)シュロソウ

(左上)ノハナショウブ、(右上)トウゲブキ、(左下)カセンソウ、(右下)ノコギリソウ

(上)キリンソウ、(下)フランスギク

(左上)イヌトウバナ、(右上)エゾフウロ、(下)エゾカワラナデシコ

(上)カワラマツバ、(下)オミナエシ

花の多い斜面をバックに憩う登山者たち。

後ろは290m台地~NHK「坂の上の雲」のロケで203高地の攻防場面の初冬の撮影に利用された。

汐首山山頂を目指す

山頂の南側で群れる野生馬・・・天気が良いと海峡の向かいに下北半島が見える。

山頂にある三等三角点(点名・汐首山)から武井ノ島や白神岬を眺めながら、昼食を摂る。

<汐首山過去記事>

2019,9,4 初秋の汐首山~その2(木の実・展望編)

2019,9,4 初秋の汐首山~その1(花編)

2018,8,23 汐首岬の山 花散策

2017,10,6 センブリ&コハマギク狙い
2017,8,2 カキラン狙い
2015,5,26 ライフスポーツ春の登山会
2015,4,25 ライフスポーツ登山会の下見登山