看過できないのは、共同通信社が第四十八回衆院選の立候補予定者に政策アンケートを実施し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に日米両政府が圧力を強めても、平和的解決が最終的に困難な場合、米軍による軍事力行使を「支持する」とした割合が自民党で39・6%に上った、という情報。
「平和的解決が最終的に困難な場合」を誰がどう判断するのだ。アメリカと日本がこれだけ北朝鮮を挑発しておいて、平和的解決など求めていないことがあからさまなのに、米軍による軍事力行使を認め、違憲の安保法制でその手助けができることになっている以上、日本も「参戦」することになる、その選択を推進しようとしているのだ。
なぜそんなに戦争をしたがるのか。喧嘩ができなきゃ一人前じゃないよ、と言われていると思い込んで、それが何を意味するかもわからぬまま、蒙昧の中に飛び込もうとしている、悲惨なこの国の現実である。
昨日落ちたヘリコプターは、その「軍事力行使」の一翼を担う。「戦争のための訓練」の中で起きたことについて語るのに、「事故」という言葉が合っているようには、どうしても思えない。
高江を舞台にしたところの多い『星の息子』(2012年初演)の戯曲集が、まもなく彩流社から、出る。
昨日届けた念校の修正について、編集の林田さんと電話で話す。
「後書き」に今回のヘリコプター墜落について一行でも二行でも追加で記そうかとも思い、相談しかけたが、やはりやめておくことにした。
墜落したから、「やっぱり」ということではない。はじめからおかしいのだ。
ともあれ、自分のすべきことをしていくだけだ。
「平和的解決が最終的に困難な場合」を誰がどう判断するのだ。アメリカと日本がこれだけ北朝鮮を挑発しておいて、平和的解決など求めていないことがあからさまなのに、米軍による軍事力行使を認め、違憲の安保法制でその手助けができることになっている以上、日本も「参戦」することになる、その選択を推進しようとしているのだ。
なぜそんなに戦争をしたがるのか。喧嘩ができなきゃ一人前じゃないよ、と言われていると思い込んで、それが何を意味するかもわからぬまま、蒙昧の中に飛び込もうとしている、悲惨なこの国の現実である。
昨日落ちたヘリコプターは、その「軍事力行使」の一翼を担う。「戦争のための訓練」の中で起きたことについて語るのに、「事故」という言葉が合っているようには、どうしても思えない。
高江を舞台にしたところの多い『星の息子』(2012年初演)の戯曲集が、まもなく彩流社から、出る。
昨日届けた念校の修正について、編集の林田さんと電話で話す。
「後書き」に今回のヘリコプター墜落について一行でも二行でも追加で記そうかとも思い、相談しかけたが、やはりやめておくことにした。
墜落したから、「やっぱり」ということではない。はじめからおかしいのだ。
ともあれ、自分のすべきことをしていくだけだ。