フィリピンでは開演前、「国旗・国歌の時間」がある。
舞台上に国旗が置かれ、全員起立で、国歌を聞く。
ほとんどの者が、胸に手を当てる。
われらが『リタイアメン』でも、「国旗・国歌の時間」は、劇場主導で、しっかりとある。
多様な民族によって構成される国。
国家というものがフィクションであると知っている、理知ある国民。
マルコス独裁を倒して民主化を勝ち取ったという自負があるので、旗は以前と同じでもその意味づけが変わってきているのだ。
「自分たちの国」であることに胸を張れるというのには、相応の理由がある。
酷い独裁国家で「国旗・国歌の時間」を要求されたら、いやだと思うはずだが、ここでは、いやな気持ちにはならない。
全国民に国歌斉唱を義務付ける法律もあり、違反した者には罰金や禁錮刑を科すことが定められているのは、必要ないのではないかと思うが。
そのくらい自然に愛国心のある人々なのだ。
『リタイアメン』、マニラでのラストステージ。
http://culturalcenter.gov.ph/single-tickets/view-event/?id=50504573
御陰様で大絶賛の中、上演中。
なにしろ「リタイアメン・トリオ」が歌い踊りながら出てくるだけで、大受けなのである。
舞台上に国旗が置かれ、全員起立で、国歌を聞く。
ほとんどの者が、胸に手を当てる。
われらが『リタイアメン』でも、「国旗・国歌の時間」は、劇場主導で、しっかりとある。
多様な民族によって構成される国。
国家というものがフィクションであると知っている、理知ある国民。
マルコス独裁を倒して民主化を勝ち取ったという自負があるので、旗は以前と同じでもその意味づけが変わってきているのだ。
「自分たちの国」であることに胸を張れるというのには、相応の理由がある。
酷い独裁国家で「国旗・国歌の時間」を要求されたら、いやだと思うはずだが、ここでは、いやな気持ちにはならない。
全国民に国歌斉唱を義務付ける法律もあり、違反した者には罰金や禁錮刑を科すことが定められているのは、必要ないのではないかと思うが。
そのくらい自然に愛国心のある人々なのだ。
『リタイアメン』、マニラでのラストステージ。
http://culturalcenter.gov.ph/single-tickets/view-event/?id=50504573
御陰様で大絶賛の中、上演中。
なにしろ「リタイアメン・トリオ」が歌い踊りながら出てくるだけで、大受けなのである。