Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

山崎パンと敷島パン

2018-01-23 | Weblog
東京公演は終わったが、あたふた。翌日は午前中に締切前日の書評を仕上げ、午後から高円寺で打合せ二件と書類提出一件。
なんとか終えたと思っていると、雪、激しく。
吉祥寺の駅ビルが18時に閉まってしまう。
なんとか帰り着く。
やることは山ほど。

その翌朝、雪道を踏みしめ、始発の次くらいの新幹線で岡山へ。
早い時間なので駅弁を売っていないというわけでもないが(崎陽軒はまだである)、私はほぼ駅弁を買わない人間なので、駅ナカのコンビニで惣菜パンをふたつ買ってしまう。山崎パンと敷島パン。食べたことのないものは一度は食べてみたいという習性ゆえでもある。
ランチパックのハンバーグは確かにハンバーグが入っていた。「カレーは飲み物」と称するカレーパンの中身は液体ではなかった。
既に亡くなられている劇作家・演出家の某大先輩が、かつてその劇団員たちに「俺たちの作る物は山崎パンでいいのか」と言ったという逸話を思い出す。まあスペシャルな作品を作りたいということだったのだろうが、その喩えの対比の対象に「山崎パン」を出すことに違和感があったのは確かだ。杉並の私の家の近くに山崎パンの工場があるからというだけではない。

岡山では午前10時から、会議。
長引く。
自覚なく話しているが、テレビでも流れたらしい。確かに数社来ているし、考えてみれば毎回だが、自覚がないのだ。誰かに「見ました」と言われて気づく。
パネラーの一人、倉敷に実家のあるダンサー平井優子さんが駅まで送ってくださる。彼女の出る二月の新国立劇場のダムタイプの公演が自分の予定がびっしりで行けそうにないのが悔しい。坂本龍一音楽だというのに。
駅と会議場だけを往復、新幹線とんぼ返りで神奈川。

中華街の業務用スーパーで海外向けの買い物。国内用のシャンプーなども買ってしまう。
KAATへ。
近くの蕎麦屋で照明家の斉藤氏に会う。
『三文オペラ』。
いろんな人に会う。
で、帰路。
まだ日付は変わっていないが、帰宅できていない。
明朝は午前四時台に家を出ないといけない。
成田空港、そしてマニラに向かうのだ。
まあこんな日々だ。たいしたことはない。間違っても平田オリザよりは忙しくない。
コメント
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