8月に〈劇作家大会〉でお世話になったばかりの、信州・上田、および長野県内のいろいろなところが、このたびの台風でかなりの被災を受けたと聞いた。ニュースで上田の名前が出るたびにドキドキしてしまう。
連絡を取る必要のある人もいるので、台風上陸当時からいろいろと連絡はとりあっているのだが、幸い私の知っている人達は無事で、でも、鉄道も道路も不通が続いていて、いろいろと不自由されているようだった。まだまだ全面回復は遠いだろう。新幹線が基地で水に浸かっていたりするのも、あるようだ。千曲川の氾濫の収拾はなかなかつかないだろう。
サントミューゼの川向かいで、橋が崩れた。日本の河川のもろさを思い知らされる。市民の足である別所線は不通だし、行方不明者も出ているという、
収穫のある農家はたいへんだっただろうし、雨漏り対応をした施設もあると聞く。
しかし⋯⋯、なぜ上田が。盆地ゆえだろうか。
遠くにいて情報を受けるだけの身で、こんな記事を出すのも気が引けるが、まだまだ避難している人も多いという現実がある。一昨日の朝に書きかけて、なかなか出せずにいた。
今後も何が起きるかわからない。炊き出しや施設の開放など、人情を感じせる話も多いと聞く。引き続き、ただただみなさんのご無事をお祈りし、復興に向けた活動を応援したい。
写真は、上田の知り合いが送ってくれた、上田消防団がネットに出していたという、サントミューゼの川向かいの橋崩壊のようす。