大阪初日があく。幕類だけは前夜に吊ったが、朝から搬入、照明等吊り込み。場当たり。ほぼ稽古無しの本番。劇場の福本さんはじめスタッフの方々が暖かく、嬉しい。お客様もよい空気で、よく笑ってくださった。気もちのいい初日乾杯。……日中、なんば心斎橋ど真ん中のご近所に業務用スーパーを発見し、皆に差し入れする。大袋に入ったビビンバ用ナムルが六百円、一キロのマカロニサラダ、ポテトサラダがそれぞれ四百円、等。今回は自炊の旅なのだ。賄い班長洋子の献立はなかなかハードボイルドだぜぃ、で素晴らしい。昼のビビンバはグッドアイデア。夜は「自称親子丼」、等。初日打ち上げには潮吹く生きのいいアサリも登場。イタリアの八日間もみんなが同じ物を食べていた合宿方式、ツアーも劇団一行で賄いをいただいていると、まさに「一つ釜の飯」を共有する感覚は、ヒトの集団行動としては、なかなかいいと思う。……さて。その政党は、「私たち『国民の生活が第一』は、すべての国民が「自立と共生」の理念のもとで、「いのち」を大切にし、安心、安全で、安定した「暮らし」を送ることができる社会を追求します」という。民主国家が国民の生活を優先するのは当たり前のこと。「いのち」なんてわざわざ言われると、鳩山元首相の史上最悪の所信表明演説(「いのち」の大安売り)を思い出してしまうが。そして「自立」と「共生」という響きに、妙に高所からの強制感がある。民主国家で個人が自立しているのは大前提。一緒に生きている以上、共に生きているのも当然。それに括弧をつけてわざわざ言挙げするのは、明らかに「そのためにはご負担を」「責任を果たしてください」と響く。原発ゼロは、現時点で言っているだけだろう。「デフレ不況下での消費税増税は、消費の冷え込み、特に中小企業、農林漁業など弱い立場の人たちの暮らしを直撃するので、断固阻止・廃止する」そうだが、これは、デフレじゃなければ消費税もありという意味だろう。「行政の権限と財源は地方に大胆に移し、「地域が主役の社会」を実現する。特に、国の補助金と政策経費(合計40兆円)は原則、自主財源として地方に交付する。それにより地域経済を活性化し、デフレ脱却を促進する」は、明らかに橋下某に迎合している。嫌だね、まったく。……オリンピックがどうなっているかは、知らない。……写真は、西岡真一氏撮影。大阪公演情報は、以下の通り。http://rinkogun.com/Next_Osaka.html
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