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20日午前9時、東日本大震災・原子力災害伝承館のオープニングに立ち合った。もちろん、一観客としてだ。
地上3階建て。総床面積は5256平方メートル。
県は、浜通りを中心に、約24万点の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記録資料を収集し、このうち約170点を常設展示している。
大型スクリーンでの映像放映、「語り部」による講話なども用意されている。
約500メートル先には、防波堤が築かれている。
復興祈念公園の工事も進んでいる。
総工費は約53億円。
いま、双葉町中野地区、福島第1原発から北へ約4キロの位置に、この施設を作る意義は、何か。
この「伝承館」の問題としてだけでなく、この時代の社会全体が、さまざまな「問い」に、答えていかなければならないということに、なるのだろう。
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