黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白柴タバサちゃんの彦九郎も訪れた東宮神社参拝記・その1

2022-05-23 20:18:14 | 黒川谷紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、諏訪神社の向こうの高台を目指します。

ひめちゃん、最近よく草を食べます。

お腹の調子を整えるのかな?

除草剤に注意しなくちゃね。

 

高台中央で、山上の薬師の道と反対の南に下ります。

あれ、向こうから黒柴がやって来ます。

男の子みたい。

ひめちゃんもタバサねーちゃんも、ちょっと身構えます。

突然、彼はUターンして行ってしまいました。

 

道の脇の畑には、ズッキーニです。

あれ、ここでは初めてかな?

 

ひめちゃんちのキウイフルーツ棚に住んでる鳥さん、今朝は動きません。

卵を温めているのかな?

驚かさないように網戸越の撮影です。

体の色は茶系ではなく、グレー系でした。

 

 

 

 

5月15日、大沢寺(みどり市東町)の後、東宮神社(とうみやじんじゃ)に向かいます。

まもなく到着です。

ひっそりとしすぎて、ちょっと不安でございます

ここは、郷土史家の藤井先生にご案内いただきます

 

まずは、少し歩いて渡良瀬川に架かる東宮橋の方へ行きます。

 

橋の上からの上流の景色です。

豊かすぎる水量です

 

左側に、なんとなく渦をまいているような感じの所があります

先生によると、「あの辺りが、天保2年(1782)に高山彦九郎がやって来た時に<おだまき>と感動したあたりだと思います 水位はもっとずっと低かったでしょうけど。」

 

高山彦九郎は、この時の沢入訪問を、『沢入道能記(そうりみちのき)』に残しています

 

いただいた資料で、このおだまきのあたりの記録(現代語訳)を確認です。

・・・・・・渡良瀬川の流れの中に瀬が連続し川は深く渦を巻いている。ここを「おだまき」という。両岸は高い白い岩(※御影石のためにこの表現)である。まことに絶景である。道ばたから川面まで石が連なり、白い筋が一すじあるようだ。対岸に渡って(昨日の)宿の方を見ると、同じ白い筋がずっと続いている。珍しい景色だ。(※白い御影石群が続いていることに驚いている。)もと来た道に戻り橋を渡り沢入の鎮守の森を通ると神社があった。

 

草木ダムができてから、水位が上がったり水没したりで、景色がかなり変化しているのです。

彦九郎が見た景色は、約240年前の景色です。

 

フムフム

でも、渦を巻いてるね

 

 

橋のたもとには大岩です。

「岩高くして」と彦九郎が記した名残かな?

 

東宮橋を、渡良瀬川右岸に戻ります。

鎮守の森の名残かな?

追記 (2023.03.18)

         『東村の銅街道』(平成10 勢多郡東村誌編纂室)の銅街道絵図によると、この道は銅街道です。

   神社前を現在の道より少し南を国道の方へ上っていきます。

 

さて、東宮神社参拝です

 

 

(つづく)

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