ひめちゃんとタバサねーちゃんは、諏訪神社の向こうの高台を目指します。
ひめちゃん、最近よく草を食べます。
お腹の調子を整えるのかな?
除草剤に注意しなくちゃね。
高台中央で、山上の薬師の道と反対の南に下ります。
あれ、向こうから黒柴がやって来ます。
男の子みたい。
ひめちゃんもタバサねーちゃんも、ちょっと身構えます。
突然、彼はUターンして行ってしまいました。
道の脇の畑には、ズッキーニです。
あれ、ここでは初めてかな?
ひめちゃんちのキウイフルーツ棚に住んでる鳥さん、今朝は動きません。
卵を温めているのかな?
驚かさないように網戸越の撮影です。
体の色は茶系ではなく、グレー系でした。
5月15日、大沢寺(みどり市東町)の後、東宮神社(とうみやじんじゃ)に向かいます。
まもなく到着です。
ひっそりとしすぎて、ちょっと不安でございます
ここは、郷土史家の藤井先生にご案内いただきます
まずは、少し歩いて渡良瀬川に架かる東宮橋の方へ行きます。
橋の上からの上流の景色です。
豊かすぎる水量です
左側に、なんとなく渦をまいているような感じの所があります
先生によると、「あの辺りが、天保2年(1782)に高山彦九郎がやって来た時に<おだまき>と感動したあたりだと思います 水位はもっとずっと低かったでしょうけど。」
高山彦九郎は、この時の沢入訪問を、『沢入道能記(そうりみちのき)』に残しています
いただいた資料で、このおだまきのあたりの記録(現代語訳)を確認です。
・・・・・・渡良瀬川の流れの中に瀬が連続し川は深く渦を巻いている。ここを「おだまき」という。両岸は高い白い岩(※御影石のためにこの表現)である。まことに絶景である。道ばたから川面まで石が連なり、白い筋が一すじあるようだ。対岸に渡って(昨日の)宿の方を見ると、同じ白い筋がずっと続いている。珍しい景色だ。(※白い御影石群が続いていることに驚いている。)もと来た道に戻り橋を渡り沢入の鎮守の森を通ると神社があった。
草木ダムができてから、水位が上がったり水没したりで、景色がかなり変化しているのです。
彦九郎が見た景色は、約240年前の景色です。
フムフム
でも、渦を巻いてるね
橋のたもとには大岩です。
「岩高くして」と彦九郎が記した名残かな?
東宮橋を、渡良瀬川右岸に戻ります。
鎮守の森の名残かな?
追記 (2023.03.18)
『東村の銅街道』(平成10 勢多郡東村誌編纂室)の銅街道絵図によると、この道は銅街道です。
神社前を現在の道より少し南を国道の方へ上っていきます。
さて、東宮神社参拝です
(つづく)