ひめちゃんタバサねーちゃんは、諏訪神社の向こうの高台を歩きます。
今朝はタバサねーちゃんも元気に歩きます。
さて、お写真を撮りましょう。
あれ、「カードがありません」だって
そんな事情で、本日は獅子くんアーカイブで、2020年9月5日の写真です。
夕方、ひめちゃんと獅子丸とタバサねーちゃんは、おとうさんとお散歩してきました。
元気いっぱいに帰ってきた3名です。
あちこちのカテゴリーに散らばった、上野国山上の行仙上人著『念仏往生伝』関係の記事を、集めて編集中です
『念仏往生伝』の第27話、「上野国淵名庄波志江市小中次太郎母」は、波志江の人です。
そして、建長六年(1254)の春に、82歳で念仏を唱えながら極楽往生したということです。
年八十二。建長六年(甲寅)春往生。兼十七日。高声念仏不懈。最後臨終。端座合掌。金色光明。遙自四方。徹葦墻二重而照。又人々見紫雲瑞 。莫不稱美。
文字を眺めての、大体の意味です。
淵名庄波志江市小中次太郎母は、82歳で、建長6年甲寅(きのえとら)の年の春に、念仏往生しました。
17日間休まず、声高に念仏を唱え続けました。
正座して合掌して、臨終を迎えました。
金色の光明が、遙か四方から二重の葦の垣根を貫いて照らしました。
また、人々はめでたい紫雲をみました。
この様子に、たたえない者はありませんでした。
もう少し、彼女の生きた波志江の風景にあいたいなあ
地図を眺めていると、波志江の大シイがあります
かなり細い路地を入るようです。
よくよく、ストリートビューで曲がるところを確かめて出発です(2020年8月の訪問です)。
住宅地の細い路地で、目立つ高木もないし、ちょっと不安
でも、無事到着です
シイの木公園、小さな公園になってます。
ちょっと路上駐車です。
せっかちおじさんは、もうシャッターを切ってます。
ズーッと見上げるほど大きな木を想像してきたので、シイの木公園の表示がなければ見落としていたかも知れません
上の部分が落雷や台風で、枯れたり落ちたりしたのかな?
年輪を重ねた幹ですね
歴史を飲み込んできたというべきか
説明板があります。
樹齢約600年ですか
念仏往生伝波志江の彼女より、ちょっと若いです
でも、その歴史を飲み込んできたすごい幹に感動です
真ん中が折れたかな?
遊具もありますね。
住宅地の公園なので、季節によっては子ども達の声がいっぱい聞こえるのでしょう
南側の道路から見た、大シイです。
一瞬、鳥居かと思いました
単なる支柱であったようです。
でも、神や仏が宿っても当然の雰囲気です
この洞(うろ)に、物語があってもおかしくないですね
いつまでも長生きして、もっともっと歴史を飲み込んでくださいね
(つづく)