今朝は土砂降りの雨でした
雨雲レーダーは、「12時頃止みます」ですって
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、やむなくビンボー合羽カでお散歩です。
ご近所を歩いてきました。
玄関からおうちに入れてもらい、フキフキしてちょっと遊んで、朝ご飯と一緒にお部屋(サークル)に帰ります。
写真がないので、数日前の夕方散歩です
今朝は土砂降りの雨の中だったので、この夕方散歩よりちい散歩です。
この日も基本的に雨でした
夕方雨が上がりました
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、南の方にお散歩です。
新里中学校側のこの田んぼ、毎年マネキンの頭が登場します。
ひめちゃんたちは、反応しません。
西の空には、日の光です
浅間山がきれいに見えます
明日天気になるかな?
なりませんでした
あちこちのカテゴリーに散らばった、上野国山上の行仙上人著『念仏往生伝』関係の記事を、集めて編集中です
鎌倉時代に上野国山上に住んでいたという行仙上人(ぎょうせんしょうにん)、彼の編集といわれる『念仏往生伝』に、「武蔵国阿保比丘尼(あぼびくに)」の話があります。
第卅七 武蔵国阿保比丘尼
多年念仏者也。至臨終期自云。浄土蓮花既雨下。又云。我前成瑠璃地。如人間水。又光明来照。諸人聞音楽。
武蔵国阿保って、何処だろう?
いろいろ検索すると、埼玉県児玉郡神川町元阿保あたりのようです。
元阿保には、阿保神社、阿保氏館跡があります。
車で1時間ほどです。
では、行ってみよう
阿保神社の住所、埼玉県神川町元阿保1をナビに入れて出発です。
(訪問は2020年10月です。)
だいたいまっすぐ南に下ります。
伊勢崎市内を通って、板東大橋で利根川を渡ります。
途中、「塙保己一旧宅→」も見かけます。
どうも鬼石の緑埜寺(みどのじ、浄法寺)に行くときに近くを通ってます
ちょっとの不安はありましたけど、無事到着です。
赤い鳥居が目立ちます。
祭礼があるのでしょうか?
幟はないけど、長い竿が立ってます。
村社阿保神社です。
大きな大きな目立つ木があります
瘤がいくつもあります。
注連縄が巻かれています。
御神木です
御神木の後ろにも鳥居です。
もしかして、古い鳥居かな?
さて、鳥居をくぐって拝殿に向かいます。
鳥居が少し奥まった所にあるのです。
落ち着いた社殿です
狛犬の脇に説明板があります。
ここ元阿保の地は、中世丹党の秩父恒房の次子實光は元阿保に住み安保氏をとなえ、以後在所名を姓とした。安保氏は鎌倉期から室町さらに戦国期にまでつながっていく。字上宿には安保氏館跡と伝える地があり、周囲は堀に囲まれた300メートル四方と考えられている。館のすぐ北西には当社が鎮座、南西側には安保泰親が室町初期に建立したと伝える大恩寺跡が隣接する。
念仏を唱えて極楽往生したという阿保比丘尼は、阿保氏の女性と考えられます
この近くに、彼女は生きていたんですね
狛犬の歯までしっかりみえるのは、珍しいです。
こどもは、やんちゃ坊主かな?
扉は閉まっているけど、空間があるのはいいですね
2礼2拍1礼で参拝です
失礼します。
奥に色彩が見えます。
もしかしたら、すごい本殿かも
後ろの本殿に廻ります。
あれえ、よく見えない
素晴らしい彫刻があるようだけど、網が厳重に張ってあって見えません。
かろうじて、見えた彫刻です。
本殿の後ろには、境内社がいっぱいです
赤い屋根の下の石造物は、馬の文字が見えます。
馬頭観音かな?
天満宮です。
石宮も堂宇も新しそうです。
近年、何かお祀りする理由があったのでしょう。
天満宮の並びは、たくさんの石宮様です。
すごいパワースポットです
ここから、鳥居と御神木が見えます。
大きな御神木です
御神木の隣は、元阿保公会堂です。
新里で言う集会所でしょう。
神社に公会堂(集会所)があることが、地域の神社なのですね
公会堂の裏に庚申塔がいくつもありました。
このあたりに、念仏往生を遂げた阿保比丘尼が生きていたのですね
(つづく)