黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

波志江の老女の面影を求めて・その4(愛宕神社)

2022-09-05 14:20:50 | 念仏往生伝の記憶を訪ねて

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、こぬか雨降る堀之内を北に出ます

久しぶりに、高縄の集会所です。

花いっぱい運動で、酷暑にも花は途切れなかったようです

雨は止んだよ

ご褒美ちょうだい

以前はミニジャーキーなども持って行きましたけど、最近はツブツブカリカリのドッグフードを少し持って行きます。

 

帰り道、道ばたには、早くも栗のいがが口を開けていました

 

 

 

あちこちのカテゴリーに散らばった、上野国山上の行仙上人著『念仏往生伝』関係の記事を、集めて編集中です

 

「念仏往生伝」第27話は、上野国淵名庄波志江市小中次太郎母 です。

第廿七 上野国淵名庄波志江市小中次太郎母

年八十二。建長六年(甲寅)春往生。兼十七日。高声念仏不懈。最後臨終。端座合掌。金色光明。遙自四方。徹葦墻二重而照。又人々見紫雲瑞 。莫不稱美。

 

 

(2020年8月15日)シイの木公園に行くときに、気になった神社にも寄って行きます

駐車場がはっきり分かりませんでしたけど、とりあえず神社の後ろの空き地に駐車です。

 

脇道から入っていくと、まず目に付いたのが「波志江の屋台」の説明板です。

この地域は台地上にあり、水利に恵まれない土地柄で、壮麗な雨乞祭礼を子なったので「雨乞屋台」の別名がある。

 

ええ、ここは雨乞いをしなければならないほど、水に困った土地ですか

だって、さほど離れていない波志江沼のあたりは、滾々と湧き出て尽きる事を知らない七つの泉があったというのに

 

鳥居から入り直しです。

村社愛宕神社(あたごじんじゃ)とあります。

 

右の狛犬です。

左の狛犬です。

ふっくらめの穏やかな狛犬です

神楽殿が見えます。

 

 

すっきりときれいな拝殿です

開け放たれているのがいいですね

 

参拝の作法が、ちゃんと指示されています。

2礼2拍1礼で、参拝です

 

 

拝殿脇に、愛宕神社社殿造営祈念碑があります。

「大正2年秋に金蔵寺(こんぞうじ)と土地交換して移転した」とあります。

そういえば、『上野国郡村誌』佐位郡波志江邨には、「村ノ西方ニアリ」とあります。

でも、木々はうっそうとして鎮守の森の雰囲気です。

 

その後ろの宝塔には、注連縄があります。

古い社額も保存されています。

 

宝塔には何か刻んでありそうですけど、わかりません。

宝塔は、中世の石造物です。

平安時代後期からみられ、鎌倉時代中期から後期にかけて急速に普及したということです。

 

あれ、もしかしたら?

もしかするかも?

この日一番の、『念仏往生伝』上野国淵名庄波志江市小中次太郎母の面影でした

 

 

 

 

 

 

コメント
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