寒い寒い、寒すぎる朝でした
でも、ひめちゃんはまだ薄暗い内からお散歩の催促です。
この冬は、夜は室内犬をしているので、朝早くから起こしに来ます
ハイシニアのタバサねーちゃんは、まだ寝ています。
おかあさんと二人で、堀之内を西に出て、諏訪神社の向こうの高台を南に下り、山上城跡公園に行ってきました。
たっぷり歩いてきました
2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります
ナナちゃんも100mだけお散歩する!
04.9.12(日)
あたしのだ、返せ返せ!
ナナちゃんは、ちっちゃな犬のぬいぐるみを見つけた
それはずっと前に、サマンサが気に入っていたものだった。
いつの間にか忘れられて行方不明になっていた。
ナナちゃんには自分のものだった。
家の中にいれてもらったボクは、「おや、懐かしいものがある。」と、くわえて書斎のお気に入りの場所に運んだ
サマンサは、食べ残しの牛皮の靴を見つけ食べ出した。
「あたしのだ、返せ返せ!ワンワン。」という声は無視された。
知育玩具の布製のボールは、見向きもされなかった。
ボクたち大人には興味がわかないのだ。
少しして、おかあたんは居間のナナちゃんのサークルの前に陣取り、3人を呼んだ。
そして、アジの煮干しを袋から取り出しながら、「三四郎、サマンサ、ナナちゃん」と順にくれた。
ナナちゃんにしっかり順位を教えるには、3人が並んでいる方がよいと思ったのだろう。
04.9.13(月)
塩をふらない秋刀魚
人間の今夜のおかずは、秋刀魚(さんま)だった。
今秋からおかあたんは僕たちのために、1尾だけ秋刀魚に塩をふらないで焼いている。
おかあたんが、人間のご飯が済んだテーブルで塩気のない秋刀魚を三つに分けていると、ナナちゃんが「ちょうだい、早くちょうだい」と、手を伸ばしてせがんだ。
都合で、ナナちゃんのサークルに、秋刀魚入りのカップが先に入れられた。
ナナちゃんも、すぐに飛び込んだ。
もう楽々サークルの出入りができるのだ
僕とサマンサも、中に入れてもらい、秋の味覚を味わった
でも、なんだか変だ
犬ってこんなにお魚好きだったっけ。
MUUHOUSEの猫は、お魚焼いていても騒がない。
おかあたんは「犬は日本犬がいいけど、猫は洋猫がいいね。食べ物に執着がないのがなにより。」と言っている
「ロシアンブルーなら増えてもいいんだけど。」なんても言っている
ここの家は、グレーの猫が趣味なんだって。
04.9.15(水)
ムー様のおな~り~
最近MUUHOUSEでは、よく『ムー様のおな~り~』という言葉が聞かれる。
ナナちゃんが遊んでいるとき、どこからかムーちゃんが現れることだ。
ムーちゃんは自分の存在を示威するように、ご飯を少し食べ消えて、またしばらくして出現してご飯を食べる。
おかあたんは、どうもその回数が多くなっているという。
当然、ニアミスもけっこうある
ナナちゃんは、本気で戦おうという意気込みでかかっていくこともある
犬なのに右手を挙げて招き猫みたいな動作で、ムーちゃんと戦っていることもある
04.9.16(木)
ナナちゃん大脱走
「ナナちゃんももうすぐ三ヶ月、蚊のいない午前中ランで遊んだ方がよい。」と、おかあたんは考えた。
ランに行く前に足慣らしと、僕とサマンサのサークルの間に降ろした。
ナナちゃんは、あっちへこっちへと移動した。
その速いこと速いこと、裏の道に出たら大変と捕まえようとしても、なかなか捕まらない
ランの入り口を開けておいても入らない。
あちこち走り、走り疲れて柿の木の下にいるところをやっと逮捕された
04.9.19(日)
ナナちゃんも100mだけお散歩する!
ナナちゃんは日増しに体力が付いてきて、ジャンプも得意になった
おとうたんが、朝なかなか起きないと、ベッドに登って起こす。
今日は晴れて、おかあたんもおうちにいたので、ナナちゃんをお庭のミニドッグランで遊ばせることになった。
ボクは、先にランに行った。
ナナちゃんは赤い首輪をつけて、ドッグランに来た。
初めてのことで一瞬とまどったが、ボクを見つけてからんできた
短い足で懸命に走り回り、突進したり、頭の上に乗ったり、顔を触ったりした
少し飽きると、ランの探検を始めた。
東南の角の辺りに、ナナちゃんサイズなら外に出られそうなところがあった。
おかあたんは、慌ててガゼボに連れ戻した。
今日は、ガゼボの下に潜れることは、気づかなかった。
おかあたんに、入り口近くにあるバケツの水を掬ってもらって、いっぱい飲んだ。
日射しも強くなったので、30分ほどで引き上げた。
午前中だったけど、それからよくお昼寝した。
夕方、みんながお散歩に出かけようとしていると、「ナナちゃんも100mだけお散歩する!」と、おとうたんは言い張った
ナナちゃんをだっこしたおとうたんは、 畑仕事をしていた近所のおじいちゃんに、予定通りナナちゃん自慢をした
黒柴を三つ連れてお散歩するのが夢なんだそうだ
最近では仕上げに赤柴も一つなんて言う。
蚊も多かったので、少し行って土手づたいに戻った。
帰宅後遊んでいるとき、ナナちゃんは、なぜかおとうたんの右の小鼻に鼻先をぐぃっとつっこみ歯をたてた
下あごが食い込んでなかなかはずれなかった
どっと血があふれた
それから約30分して、ボクとサマンサとおかあたんが戻ったときは、何事もなかったように振る舞っていた
ほんとは、鼻にピアスの穴が開きそうだったのだ
04.9.20(月)
ボール遊び指南
ナナちゃんは朝マックを買いに行くおかあたんの車に、ドライブの練習ということで乗り込んだ
車の中では、比較的良い子だった。
後ろの座席の上に乗りたがったほかは。
ここはボクの指定席で、サマンサにも絶対に譲らない
よじ登ってみたけど、落ちてしまって、諦めた。
夕方お散歩前のひととき、ボクがミニドッグランにいると、おとうたんがナナちゃんを連れてきた。
けっこう激しく走り回り、ボクに絡んでは離れ、絡んでは離れを繰り返した。
ボクはちょっとだけきつくうなり返し、まいったを教えた
押さえ込みもした
ボクがナナちゃんにしたら、おかあたんは心配した。
夜、サマンサがお部屋に帰った後、ボクは中に残った。
ナナちゃんのお部屋が開かれ、飛び出してきた。
狭い空間でボクの周りを全速力で走り抜け、またやって来ては走り抜けした。
ボクはほとんど動かず、ナナちゃんだけ走りまくっていたということになる。
おかあたんが「ナナちゃん疲れたのね。三四郎帰ろうか?」というと、ボクに絡んで「帰るな。」という。
そのうち、おとうたんの前にボールを運んできて、ボール遊びを催促した。
おとうたんは、ナナちゃんからボールを受け取り、「それ~!」と投げた。
ナナちゃんは全速力で追いかけ、くわえて戻った
ボクも、そばにあった青いボールをくわえて、放ってみた。
ナナちゃんは追いかけた
あのちっちゃくてやせっぽちだったナナちゃんは、だんだんふっくらしてかわいい子になっていきました
元気はつらつで、秋も過ごしました
七海がくわえているのは、かむと音の出るボールで、赤・青・黄色の3色があったと思います。
よく遊びました