午後から冷たい雨になりました
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、ビニール風呂敷を利用した貧乏カッパでお散歩です。
何時の頃からか、着やすく脱ぎやすいので重宝してます
帰ってお家に入れてもらって、フキフキして、晩ご飯です
当分、夜は室内犬です
くれぐれも、人間の食べ物はあげないように気を付けます。
2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります
04.8.12(木)
ナナちゃんが来た
昨日の夜、おかあたんが突然「七海」ちゃんという女の子を、連れて帰ってきた。
生後五十日で、やせ気味のちっちやな黒い子だ。
ものすごい食欲だったけど、結局下痢となってしまった
僕たち先住犬がいるなど新しい環境にびっくりしたのか、熱を出してしまった
そんなわけで、おかあたんは今日はナナちゃんにはミルクだけにしている。
そういう状態なのに、水入れの水をピチャピチャ掻き出して遊んでいた
いつか洗面器のプールをお部屋に入れてもらったことがあったけど、ご飯用の水入れからビチャピチャは我が家では初めてだ
04.8.14(土)
ナナちゃん大病を乗り切る
ナナちゃんは、来た夜、ものすごい勢いでふやかしたご飯やビイフジャーキィを食べたけど、結局ものすごい下痢になってしまった
下痢はしていても、お水はいっぱい飲んでいた
「来たばかりだから神経を使っているんだ、そのうち直るさ。」と、みんなは思っていた。
でも、病状は一進一退を繰り返し、ついに何も食べられなくなった
歩くにも、ふらつくようになった
病院にと思っても、お盆とかで先生は留守だった
眠らせたら死んでしまうと恐怖を感じたおかあたんは、ナナちゃんのサークルで彼女のお腹をさすりながら夜を過ごしていた。
ふと気が付くと安らかな呼吸にもどり、くつろいだ姿があった
おかあたんは、その姿が僕の寝姿と同じだと見比べて確認した
正確には線対称だけど。
サークルのそばで横になったおかあたんが一寝入りして起きると、ナナちゃんも目を覚ました
ミルクを作ってもらって平らげた
まだ夜明け前で暗かったけど、おとうたんも起き出してきた。
僕とサマンサも起きていた。
おかあたんは、ナナちゃんに順位を教えるために、ビスケットのビスカルを「はい三四郎、次はサマンサ、次はナナちゃんね」と言って、順番にくれた。
ナナちゃんは今日は気ままに過ごして、子犬らしく「食っちゃー寝食っちゃー寝」を繰り返した
そしてまた、手で水を掻き出して水遊びをしていた
04.8.15(日)
ママの記憶
ナナちゃんは寝ているとき、チュチュピチャピチャとおっぱいを飲んでいる音を立てることがある。
ママと別れて間もないから、ママのことを覚えているんだろう
僕はもう覚えいないけど。
僕は、ずうっとずうっと、サマンサとおとうたんおかあたんといるような気がしている
僕とサマンサの間には何名かの子供がいたけど、このうちで過ごした日々は忘れているだろうな。
おかあたんがよい運に恵まれるようにと、一生懸命考えた名前とは別の名前で生きていることだろう。
七海は、ペットショップに出ないで、縁があってやって来ました。
来た時は、ちょっと具合が悪く、おまけにお盆で動物病院はお休みでした
自力で生き抜いたのです
残念ながら、この頃の写真はありません。
来て1月後くらいの写真です。
まだ、やせっぽちでした。
その少し後、環境に慣れた頃かな?
緑の瞳をしてますけど、緑内障ではありません。
光の加減で、緑の瞳の乙女になってます。
この頃は、文章はいっぱい残ってるのに、何故か写真は少なめです。
(つづく)