自然コレクション

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マスタケが最盛期です

2024年10月17日 12時24分00秒 | 山菜
鱒の身のような色をしたキノコ「マスタケ」が最盛期です。







マスタケは、サルノコシカケ科に属し、主に針葉樹や広葉樹の古木、倒木、切り株などに束生するキノコです。その特徴的な扇型の傘と、鱒の身を連想させる鮮やかなサーモンピンクの色から「マスタケ」という名がつけられています。

マスタケの特徴

マスタケの傘は表面が凸凹しており、縁が波打っていることが多いのが特徴です。幼菌の頃はサーモンピンクやオレンジ色をしており、成長とともに徐々に白っぽく変化していきます。傘の裏面は白や黄色、またはサーモンピンクの色を持ち、細かな管孔があり、短い毛に覆われているような質感を持っています。

一箇所に縦に重なるように株になって生えるため、鮮やかな色合いも相まって、木の高い位置からでも目立ちやすいです。しかし、食べられるのはこの鮮やかで柔らかい幼菌のみ。指で押さえ、耳たぶほどの柔らかさが感じられるものを選びましょう。成長して大きくなり、白っぽくなった固いキノコは食用には適していません。







### マスタケのキノコランク

マスタケと間違えやすいキノコ
サルノコシカケ科のキノコは形が似ているものが多いですが、マスタケほど鮮やかなサーモンピンクやオレンジ色を持つものは他にありません。色での判別がしやすいのが、マスタケの特徴です。




マスタケの美味しい食べ方

おすすめの調理方法は、フライや天ぷら、バター炒め、味噌漬けなど。耳たぶくらいの柔らかさのものを採取し、しっかり火を通して調理することがポイントです。生食すると中毒を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。マスタケの味はクセがなく、しっかりとした肉質で、鶏肉に似た食感が楽しめます。薄切りにして揚げ物にすると、その歯応えと風味が一層引き立ちます。

マスタケは、風味豊かで見た目にも楽しめるキノコなので、ぜひ挑戦してみてください。
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