端午の節句には、雛飾り!
お雛様だけでなく、土人形も秋田では飾る。
八橋土人形が、ポピュラー!
やばせ人形は、江戸時代から秋田市、やばせに伝わる土人形です。
天明元年(1781年)京都、伏見から来た人形師によって、土人形に絵付けをしたものが始まりといわれています。
良質の粘土で型抜きしたものを焼いて、泥絵具で染色しえたもので、素朴な美しさが特徴です。
雛人形揃い、花扇、戎大黒、福助、唐獅子、くまのりきんとき、などの節句人形のほか、特に気を入れて作られたのが天神さん(菅原道真こう)でした。
4月25日の、やばせ天神の祭に、清書を奉納し、その帰りに土天神を求め、帰って、習字の上達を祈る、慣わしがあったそうです。
そのために、天神さんが特に種類も多く、また有名であったということです。
やばせ人形つくりは、幕末から明治にかけて最盛期を迎えましたが、その後は次第に衰微していきます。
かつては、十数件で作っていましたが、20年以上にわたり、つくり続けた、最後の職人、道川トモさんが平成26年に死去。その後、「200年続いた伝統を絶やしてはいけない」と有志が集まリ、翌年に『やばせ人形伝承の会』を発足。道川さんの工房を『やばせ人形伝承館』としてかり受け、現在も製作が続けられています。
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