自然コレクション

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熊野神社と椿の関係

2021年12月21日 06時43分00秒 | 霊場
由利本荘市には熊野神社が3つある。一番大きいのが亀田の熊野神社で、山門は市の指定文化財だ。
後は、旧市内の鶴舞温泉の横の高台にある八幡神社!

地域の神社でそれほど大きくは無いが古い神社だ。

最後に西目の田高の熊野神社だ。ここは、由利仲八郎維平が浜館に鎮座させたものを合祀を繰り返しながら現在地にある。








ここには江戸時代に四国88ヶ所を巡りその地の土を持ち帰った斎藤という親子が、裏山を四国に見立てた88カ寺を観音様を置いて誰もが西国88ヶ所巡りをできるようにした椿の森がある。また正木と言う神社のすぐ下の方が西国33ヶ所霊場を同様に巡り土を持ち帰り、参道の階段脇に観音像を設置している。
金浦や本荘市の新山にも同様のものがあるが、西目の熊野神社の霊場は、地域の方々の努力で常に綺麗に整備されているし、分かりやすいサインがされている。
熊野神社のご神木は、ナギの木であるが、東北では育たないので、代わりに椿の木が植えられている。よって、熊野神社には椿の木が必ずある。
ちなみに、田高の椿森は市の文化財にもなっている。


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