午後、秋田市のドン・キホーテに食材を求めてやってきた。そこから400m程で第24番札所の大悲寺がある。
孫1号の引率で駐車場から徒歩で向かう。他の家族は、ドンキでお買い物!
外気温は、33度もある。
5分ほどで大悲寺に到着した。蝉の鳴き声でいっぱいだ。
ここは、とても古いお寺で、創建は800年頃とのこと。残っている記録では、弘安五年(1282)、古四王権現の神託により鎌倉の将軍・惟康親王の命で秋田城介が秋田郡寺町に創建とある。開祖を応永元年(1394)に示寂した東院和尚とあった。
また、応永元年(1394)に臨済宗に改宗開山し、妙覚寺、光明寺と共に「湊三か寺」と呼ばれていたそうだ。
江戸時代に入り、久保田城築城に時に、城から見て商人町の外側に寺町が町割りされ、大悲寺も現地に移された。
藩主である佐竹氏とも関係が深くなり、2代目義隆、9代目義和から寺領20石をそれぞれ拝領している。
末寺は8寺を数え小本山的存在で多くの寺宝を持ち、特に本尊の十一面観音像は秋田県指定文化財に指定されている
孫の取材には、住職と奥様が丁寧に対応してくださった。
本尊は別にあり金 銅製で開帳されていないとの事
本堂に安置されているのは前立ち11面観音像で右側にいるのが達磨 大師だそうだ。
また、住職は、秋田三十三観音霊場という本を孫1号にプレゼントしてくれた。今では、購入困難な文献で、20年ほど前にまとめられたものだ!当時は1000円だったが、現在は、20000円以上で売られている貴重なものである。
有難い事だ。
これで5/33箇所
孫1号の巡礼の旅はまだまだ続く!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます