「裏切り者」
当然ながら、石川数正のことですね。
裏切った理由には、諸説あるようです。
天正十二年(1584)小牧長久手の戦い。
家康は、勝利!?したはずですが。
秀吉は、「家康には、勝たんでも、この戦には勝てる。」
秀吉という人は、やはり賢い人だったのですね。
このドラマでは、賢いという上にずる賢いという感じで描かれていますが。
織田信雄の家臣たちを次々に調略。
信雄は、あっという間に、秀吉側へ。
家康は、秀吉とかりそめの和睦。
秀吉に屈することは、断じてないと言い放ちます。
秀吉は、家康に人質を要求。お万の方の子供、於義伊が、人質になります。
信州木曽山中。
真田昌幸登場。真田昌幸役は、佐藤浩市さんです。
徳川ともめている真田。
秀吉は、関白に。
秀吉は、使者として来た石川数正に、「家康は、直ちに来て、ひざまずくべし。」
ねね登場。和久井映見さんが演じています。
松重豊さんと和久井映見さんをみていると、『ちりとてちん』での夫婦役を思い出します。
真田が徳川より離反。
上田合戦勃発。
徳川では、家康が、「敵を切り崩し、岡崎決戦に備える。」
家臣一同、異存なし。数正を除いては。
ひとり、反対する数正。
数正は、秀吉の偉大さに気づいたのかもしれません。
ここで、戦いになっては、負けてしまうと。
クライマックスは、家康と数正の話し合い。
数正は家康に、「殿を天下人にすることこそ、わが夢であると。」「私は、どこまでも、殿と一緒でござる。」
う~ん、このシーンをみると、数正は、意を決して、家康に従うようでしたが。
石川数正、その妻子、その家臣、出奔。
家康の家臣になります。
数正の残した言葉は、「関白殿下 是 天下人也」
数正は、このドラマをみるかぎり、家康のため、徳川家のために、出奔したように思います。
それにしても、松本潤さんと松重豊さんのシーンは、良かったです。
感動ものでした。