ポチの女房

専業主婦のつぶやき

光る君へ 第35回(9/15) 中宮の涙

2024-09-28 21:43:25 | ドラマ
寛弘四(1007)年
道長を狙う伊周。
宿につき、食欲のない道長を心配する頼通。
「父上を背負っていく。」という頼通。
頼もしい息子をもちましたね、頼通。
俊賢は、頼通を褒めると同時に甥の頼宗の聡明さも強調。
道長は、「地位が高くなることだけが、人の幸せではない。」とキッパリ。
明子の生んだ子たち、表舞台に立つことはなかったような。

帝は、まひろのところへ行き、源氏物語について尋ねています。
また、左大臣の想いについても。
まひろは、親心故の行為だと言います。
道長にとって、彰子の懐妊こそ、自分の出世の道につながると思ったからでしょうか。ドラマでは、彰子の幸せを願ってみたいになってますが。

御嶽詣の様子が描かれます。
綱を頼りに崖を上がっていきます。大変そう。
だからこそ、御利益があるのかもしれません。
京をたって、9日目、山上にたどりつきます。
道長は、自ら書き写した経典を捧げます。

京へ戻るとき、伊周が、道長を射止めるように指示。
どうなるのかとヒヤヒヤしましたが、道長一行を助けたのは、隆家でした。
兄弟といえども、考え方がまるで違うのでしょう。
隆家としては、伊周を守るためだったようです。

無事に京へ戻る道長一行。
道長は、まひろのところへ。
源氏物語の進行状況をみるため?
まひろは、「我が身に起きたことは、すべて物語のようにございます。」
道長は、物語上、不義密通で生まれた子について、追求しますが。
賢子が、自分の子供だとは気づかないようです。

この年の10月、あかねの想い人、敦道親王が亡くなります。
「まるで私がお命を奪っているみたい。」と嘆くあかね。
まひろは、「亡き親王様との日々をお書きになったら良いでしょう。」
文学が生まれる理由に、愛しい人を失ったときと言うのもあるでしょう。

中宮が、まひろのところへ。
中宮は、「光る君に引き取られる姫は、私のようだ。この娘は、このあとどうなるのだ。」とまひろに問います。
「光る君の妻になるのがよい。」と、中宮は、まひろに訴えます。
まひろは、中宮に、「帝にまことの妻になりたいとおっしゃったら、良いのではないでしょうか。」
帝がやって来て。
中宮は、帝に、「お慕いしております。」と涙ながらに言いました。
史実としては、あり得ないかなと思うのですが、ドラマとしては、感動的なシーンでした。あの自己主張をしなかった彰子が、初めて、本音を帝に伝えることができたからです。

帝が藤壺へ。
彰子は二十歳になっていました。
帝とまことの夫婦になることができました。
本当に良かったです。
一条天皇としても、定子のことを長い間忘れることができなかったでしょうし、幼かった彰子を置き去りにしてしまったのも無理はありません。
一条天皇と彰子が結ばれたことは、歴史上、重要案件となりますね。

安堵したのは、紛れもなく道長。
まひろのアドバイスが効いたのかも。
それとも、道長の御嶽詣の御利益かも。
歴史が大きく動き出す兆しとなりました。

このドラマを観ていて思うのは、一条天皇を演じる塩野瑛久さんのかっこよさです。帝役が、これほど似合う人をみたことがありません。初見ですが、今後の活躍も楽しみな俳優さんです。

虎に翼 第130回(最終回)9/27

2024-09-28 20:53:25 | 虎に翼
平成11年(1999)寅子が亡くなり15年。
優未は、自宅で茶道や着付けの教室、雀荘と寄生虫の雑誌の編集、そして、花江とそのひ孫の面倒をみる生活。
いわゆる自由人みたいですね。それで、生活できたら良いですよね。
花江は、すっかり猪爪家の重鎮。結局、ひ孫誕生まで元気な花江。そんな人生も悪くないですね。私の理想とするところです。

笹竹のあんこの味は、守り続けられています。

亡霊として優未を見守る寅子。ある意味、怖い。
美雪らしき人に声をかける優未。
優未は、「法律は、あなたの味方です。」と言って、弁護士を紹介します。
山田轟法律事務所?いや、もうとっくに引退してますよね。

星家には航一。
朋一とのどかも、いますが、どうやら、航一は、老人ホームに住んでいる様子。
優未は、航一に、「私にとって、法律って、お母さんなんだよね。」
それを聞いて喜ぶ亡霊の寅子。

前回の続き
桂場が、「法を知れば知るほど、ご婦人達はこの社会が不平等で歪でおかしいことに気付き苦しむ。しかし社会は動かないし変わらん。」 という理由で、婦人が法律家になることを反対していたようです。
寅子は、「でも今変わらなくても、その声がいつか何かを変えるかもしれない。」「未来の人の為に自ら雨だれを選ぶことは、苦ではありません。」
桂場は、寅子を特別視しますが、寅子は、「いつだって、私のような女は、ごまんといますよ。」

☆心に翼
亡霊のはるが、「どう?地獄の道は?」
「最高です。」と答える寅子。
このシーンにつきるのかなと思います。
自分が選んだ道に間違いは、なかったということでしょう。

終わってしまいましたね。
いきなり、寅子が、亡霊として登場するとは、予想外でした。
寅子の志を優未が、引き継いでいるというエピソードだったのかな。
なくても良かった気がします。
雑感は、近日中に書きます。
半年間、お付き合い、ありがとうございます。
次作、『おむすび』で、お会いしましょう。

野村祐輔投手 引退

2024-09-28 10:26:54 | 広島カープ
昨日発表されました。
突然で驚きました。まだやれる気がしていたので。カープ最年長投手として、カープを支えて欲しいとも思いました。
野村投手との出会いは、広陵時代です。
甲子園の佐賀北戦は、今なお語り継がれる一戦でもあります。
あの投球の判定が、ストライクだったら、佐賀北の逆転は、なかったでしょう。
しかし、後に野村投手は、あのときの経験が、その後の野球人生に活きたというコメントを残しています。
辛い経験は、人を成長させるのでしょう。
明治大学時代の活躍は知らないのですが。
カープのドラフトで1位指名されたときは、とても嬉しかったです。
その後の活躍は、カープファンならご存じのとおり。
新人王を獲得。
2016年には最多勝受賞。
カープ3連覇の貢献者です。
カープに来てくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
今シーズン、野村投手の投球を観ることができて良かったと思います。
10月5日は、テレビの前で応援です。
13年間、お疲れさまでした。
これからも、カープに関わってくれると良いな。

余談ですが、広陵準優勝メンバーのうち、野村投手の他、バッテリーをくんだ小林選手、キャプテンの土生選手、上本選手の4名も、プロ野球選手になったのですよね。
凄いです。
しかも、小林選手、上本選手の二人は、まだ現役。

野村投手の引退は、またひとり、カープ三連覇のメンバーがいなくなるという寂しい想いがあります。