しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「DRACULA」名古屋公演

2006年04月11日 | 観劇
2006.4.10(月) 愛知県勤労会館
名古屋、初日にして大千秋楽(グランドフィナーレとも)
「DRACLRA」Doomチーム。
東京公演終了から、約1か月経っているが、大阪公演の後なので、パワーアップの予感で観たが、その通りで、それぞれのキャラクターがまたひとつ強く押し出されている様だった。
今回は東京公演ではなかった、前の席だったので細かい表情もよく見る事が出来た。

そして思ったのが、まず、山本キンシー。
顎を上げて、目を丸くして話す表情は…怖い。吉田ルーシーだったからいいけれど、それでなかったら、逃げ出しそう。

つぎに、ツガニー人。みんな表情豊に細かい演技をしている。そして、みんな息もぴったりで、間の取りが上手。「切手貼って出す」のシーンもあの間が凄く利いていると思った。

及川ミナは、強さがあまり全面にでず、今までで一番か弱い女性だった気がする。自分の逆境に必死に耐えている様な。その分、ジョナサンがたくましく感じられた。

岩ドラキュラは東京公演の時は台詞も完璧!と思ったのに、今回は少し噛んで、最後なのに…と残念だった。(姜ジョナサンもそうだった)
ジョナサンとのやり取りの時は早口なのがやはり気になった。ジョナサンが話し終えるか終えない内に話し始めている。最後で気負い過ぎなのかな…とも思った。
やはり、岩さんのドラキュラはまだ進化の途中の様な気がした。2、3年後にもう一度観たい気がする。
そう、フライングはなかった。窓が開いたら立っていたのだが、以外と地味な登場だった。
後、音響がいまいち、メリハリがなかった様に思う。場所のせいなのか?なんか違うと感じた。

最後の挨拶の時は、紙吹雪が舞って花を添える。
最後に挨拶の時に一言付くのは嬉しい。これからも名前だけでなく続けて欲しい。
挨拶は感謝の言葉が多かったが、
曽世さんはこの言葉を励みにして来たと「人間をなめるな!」と力強く言う。
山本さんは「終わってしまうと、まだもっとやりたいといつも思うけれど、その気持ちを次の公演に持って行きたい」そして、「名古屋公演がいつまでも続けられる様に」って、名古屋公演危ないの?と思ったけど、深い意味はないのかな…。
主役の岩崎さんは、
「役の発表があったのが11月頃。その時思ったのが、初代笠原さんドラキュラ、2代目曽世さんドラキュラ、3代目が僕で、大千秋楽まで向かえられるのかなと凄い不安でした。でも今日無事迎える事が出来ました。大千秋楽を迎える事が出来たのも、みなさんのおかげです。ありがとうございました」と。
ちょっと目がうるうるさせつつ、やり遂げた清々しい笑顔がとても素敵だった。                         
アンコールがあり、最後はイートン校3バカトリオが前に出て来て、
アーサーが「グランドフィナーレにお越しいただいて、立っていただいてありがとうございました」と言われ、後ろを向いたら、立っている人がたくさんいた。
気が付かず、出遅れてしまって、そのまま立てなかったのだが…。
スタッフにも感謝の言葉を掛け、最後は
「みなさんに伝えたいのはこの言葉だけです」と
みんなで、「ありがとうっ」とキンシー風に言って終わる。

そして、終わった途端にまた一段と大量に紙吹雪が舞って、みんな嬉しそうに見上げている笑顔が、良かった。

ラストのしめで、今回の主役はやっぱりイートン3バカトリオなの…とちょっと思ったが…挨拶ははやり岩崎さんが印象深かった。
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