「3652 伊坂幸太郎エッセイ集」 伊坂幸太郎 新潮社
10周年目に出した、初のエッセイ集。
2000年から2010年。
タイトルもそれに関したもの。
「10周年記念エッセイ集」
伊坂さんを読み始めたのは2005年の始めで、その時にそれまで出た本は一気に読んだ。
その後も続けて読んでいる、好きな作家さんの一人。
しかし今まで、エッセイは読んだことがなかった、多分。
インタビューや対談はあるので、何となくイメージ通りの人という感じ。
干支エッセイや、好きな本や音楽の話など面白かった。
読んでみたいと思う本もいくつか。
しかし、伊坂さんの小説で伝えたかったことが、自分にちゃんと伝わっているのか少々不安が。
『チルドレン』のことが書かれていたが、もうその細かいストーリーを忘れている。
記録を見ても、大したことは書いていないのだ。
『魔王』は、印象に残っている。
そして、記録を見たらこんな言葉が書かれていた。
【「考えろ、考えろ」生きることは考察する事と信じる安藤。
潤也の言葉。
「一番厄介なのは、大衆の才能のない(役割を忘れた)大衆」
「馬鹿でかい規模の洪水が起きた時、俺はそれでも水に流されないで立ち尽くす、1本の木になりたい」】
「立ち尽くす1本の木」。
これは比喩だけれど、それが現実に起こった。
それだけで、勇気を与えてくれるのだ。
タイトルは、10年を日数にしたもの。
うるう年が2回あるから、365×10+2=3652
10周年目に出した、初のエッセイ集。
2000年から2010年。
タイトルもそれに関したもの。
「10周年記念エッセイ集」
伊坂さんを読み始めたのは2005年の始めで、その時にそれまで出た本は一気に読んだ。
その後も続けて読んでいる、好きな作家さんの一人。
しかし今まで、エッセイは読んだことがなかった、多分。
インタビューや対談はあるので、何となくイメージ通りの人という感じ。
干支エッセイや、好きな本や音楽の話など面白かった。
読んでみたいと思う本もいくつか。
しかし、伊坂さんの小説で伝えたかったことが、自分にちゃんと伝わっているのか少々不安が。
『チルドレン』のことが書かれていたが、もうその細かいストーリーを忘れている。
記録を見ても、大したことは書いていないのだ。
『魔王』は、印象に残っている。
そして、記録を見たらこんな言葉が書かれていた。
【「考えろ、考えろ」生きることは考察する事と信じる安藤。
潤也の言葉。
「一番厄介なのは、大衆の才能のない(役割を忘れた)大衆」
「馬鹿でかい規模の洪水が起きた時、俺はそれでも水に流されないで立ち尽くす、1本の木になりたい」】
「立ち尽くす1本の木」。
これは比喩だけれど、それが現実に起こった。
それだけで、勇気を与えてくれるのだ。
タイトルは、10年を日数にしたもの。
うるう年が2回あるから、365×10+2=3652
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