迷走台風もボチボチ終焉か…あわてんぼうモミジ。

2024-09-01 17:23:09 | 花や風景など
雨の止み間にちょっとゆめが丘南公園まで行ってみました。
陽射しのきつい時は陰が少ないのでなかなか歩けませんが、
曇り空の時はちょうどいい気持ちで歩けます。
降ったり止んだりの雨でも川の水は普段よりは多く、
覗くと濃いピンク色のこの花、
  
緑の葉っぱ類が多い中で主張してるのは「ミソハギ」です。
(真ん中のミソハギはgoogleさんによる修正画像、色はこっちの方が実物に近いかな)
ハギ「萩」という名がつくからそういえば「秋」の花なんだろうか…
と思って調べたら「盆花を代表する『ミソハギ」なんだそうです。
家人も「昔は、田んぼの畔などによく咲いてて、仏さんにおます(※)から採ってきて」と
祖母からとく言われたそうで、「仏さん」=「ミソハギ」だったとか。
今のように「仏花」なんて売っていない時代の話で、
この花も最近は見なくなったなぁ、と思っていたら、
ワタシが採ってきた、わけですわ(笑)。

まったく種々雑多なものを採ってきてはあきれられているのです。

ココで※「おます」とは?
文脈から読み取ってお判りの方はいると思うのですが、
嫁に来ていきなり「おます」って言われた時には???だったワタシ。
まぁ、「仏さんにおます」のですから「お供えする」という意味だなと理解しましたが、
ところ変われば言葉もこんなに違うものかと、当時(かれこれ40数年前)は ました💦

さて、ドングリがたくさん実りそうな林を抜け、

ここは「モミジ道」

ふと見るとね、ちょっとあわてんぼうなモミジなのか、
こういう種類なのか、いやイロハモミジだとは思うのですが、
七つの手の一片だけとか、多くの中の一枚だけとか、
 
どにでもあわてんぼうさんはいるもので(笑)と思うことにしました…

ちょっと場所を変えて(べつに服部川の様子を見に行ったわけではなく)、大山田方面へ。
ココは真泥紫陽花ロード(2024/6/21)、今は紫陽花は枯れ、夏水仙がいっぱい(2023/9/17)かと思ったけどまだ数輪。
しかも雨に打たれてしょんぼり見えましたが、
 
なんと「アゲハ蝶」、鮮やかな色彩に思わずスマホを構えました、花より蝶です。
稲は元気に育っており、十念寺をバックにいつもの光景、風車は見えず。
 
夏水仙を見るにはワタシの方があわてんぼうでした💦💦

結局のところ、伊賀に大きな被害がなかったのは…
布引の山々、信楽の山並み、笠置の岩山、室生火山群等々に囲まれていたおかげか、
やっぱり「秘蔵の国」だったか、有難いことと感謝すべきか…
あと一晩寝てみないとわかりませんが、何事もないよう願っています。

天候不規則で各種私的イベントがほぼ延期になりました。
火曜日の会合は多分大丈夫でしょう、その準備も万端整い、
気持ち少し穏やかに過ごせています、そんな9月の始まりの日。

ではまた

追記、「伊賀ことば」という本が我が家に残っています。
  

 

「おます」とは、名張と青山で使われていた言葉のようです。

家人は花垣、昔、花垣・古山は「名賀」に属していたそうです。
明治百年を記念して作られた冊子で、歴史を感じます・・・

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4 コメント

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いんじゃんでほい! (kuro&hana)
2024-09-03 20:40:42
>moni5187 さんへ
>伊賀ことばの本... への返信
って、言ってませんでしたか?(笑)
ワタシが子どもの頃にそう言っていたのかどうかは覚えていません。
我が子たちが遊んでいた時は「最初はグー」でじゃんけんは始まっていた…と娘は申しております。

どちらも、さすがに「伊賀ことば」には載っておりませんが…

微かな記憶を辿って、亀山の従妹たちと遊んでいた時、そういえば「いんじゃんでほいっ」って言われて、なんのこっちゃ?と思ったような…

moni5187さま、おもしろい言葉を思い出すきっかけをいただきました、ありがとうございます。
返信する
伊賀ことばの本 (moni5187)
2024-09-03 15:05:41
伊賀弁の「おます」関しては、聞いたこともなく興味津々です。昭和48年刊行って、だいぶ古いと思ったものの当方のブログも、多くが昭和48年でした。当時、黄色い帽子のころは伊賀上野(駅)界隈では「じゃんけん」だったのですが、白い帽子になって伊賀上野(街)の子が、いきなり「いんじゃん」と言い出して、掛け声が出来なかったのを思い出しました。ネット情報では、関西方言とのこと。ところが関西地区で聞いたことは一度もなく、その上野まちの子の「いんじゃん」が、最初で最後でした。
返信する
使われてましたか? (kuro&hana)
2024-09-02 16:45:19
>dawn さんへ
>「おます」は久々に聞きました... への返信
それぞれの家族の中には残されている言葉もあるんですね、
ワタシなんぞ親が亀山人ということもあってさすがに聞いたことがなかったので、でも理解できてよかったと(笑)。
話は逸れますが、昔NHKドラマで「日本の言葉」を端から端までずいーっと「共通語に統一する苦労話」をしていたことをふと思い出しました。
東北弁と鹿児島弁で会話したらどうなるんやろと、想像するだけで面白いなと思ったもんですが…

ダムの調整力はこういう時にこそ役に立つはずと思っていますが、先般も「安濃ダム」へ行きました。
(まだblogには書いていませんが)、その安濃川が大変だったとニュースで聞きました。
灌漑ダムだけでは苦しかったろうなと思いました。

dawnさま、地域に密着した言葉って残しておいてほしい気もしますよね、
いつもコメントありがとうございます。
返信する
「おます」は久々に聞きました (dawn)
2024-09-02 16:20:50
 「おます」という言葉は、広辞苑でも「進上する」という意味で掲載されていますが、神仏にお供えするという語義では伊賀だけで使われるのではと思われます。うちの家でも使ってました。最近は聞かないので、懐かしいです。

 伊賀で台風の大きな被害が少ないのは、四方を囲む山のおかげという面がたしかにあると思います。しかし、油断はダメで、特に川上ダムの南の旧美杉村との境あたりは雨が多く降りますから、川上ダムの洪水時操作に大いに期待したいと考えています。
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