面白い樹木、そして秋の実たわわ…その3

2023-10-31 16:11:43 | 花や風景など
可愛いコからデカい果実みたいなものまで、
歩く先で見つけては撮る楽しみを味わい中。
春ごろに花ばかりを注目していたのに、秋になると木の存在すら忘れています。
ふと気が付けば、足元に赤い実があちこちに落ちているのです。
微妙に形が楕円だったりまん丸だったり、
真っ赤かと思えば、深紅だったり、ほんといろいろ…
もうここまで来たらただ歩くのではなく、「赤い実」探してますね、
まるで鳥のごとく(笑)。

お散歩定番地の私的第一位は「上野公園」。
ここは国の史跡公園なので、植物採取などもちろん✖ですが、
落ちているものを拾う、例えばどんぐりであるとか、松ぼっくりや赤い実とか…
これはよく拾わせてもらってます、まるで“がきんちょ”のように(笑)。

・・・・・・・・・・
上野の丘陵地にある公園ですが、
公園として開設されたのは明治19年(1886)、当時は国有地。
明治25年(1892)に上野町に払い下げられ、荒れていた公園を整備するための
公園委員を作り、中心になったのは田中善助氏。
公園入口に池を造り、愛閑を亭建て(昭和3)、万歳館を建築(昭和4)、公園の景観は整えられました。
そして「国の史跡」に指定されたのは昭和42年(1967)のこと。
・・・・・・・・・・

さぁて、その公園内をぶらぶら歩いて今日の目的は「面白い木を探そう!」と。
ただ太いとか立派というのではなく、
こんな風な「木」⤵
  根本が7本?

この木のある所から見える景色はこれ、
 遠くに青山高原の風車

ココは城代屋敷のあったところ
 
一本の株ではないのですが、ここに集中?
樹皮や葉っぱだけではさて「何の木?」、これはあと後の宿題で。

城代屋敷側に上る坂道、空堀があるのですが、
ここのゾーンに入るとその瞬間涼しさを感じるところ。
  
聞くところによると「テイカカズラ」(定家葛)か?
名前の謂れは「昔、定家の墓にからんで咲いていた」ことによるらしい。
何やら冷っとした空気を感じますが、一体どんな話が潜んでいるのか…
詳しくは「定家葛」を。

ただ確かめようにも、柵(手すり)があり、下は堀、ということで微妙に近づけないのです💦
春には花が咲き、芳香があるとか、一度香ってみたいもの。
来春まで待つことにします、いままでまったく気が付かなかった植物です、
ただの蔦ではなかった、立派な名前を持つ「キョウチクトウ科」の植物でした。

・・・・・・・・・・2023/11/2追記
火曜日の夕刻、気になってもう一度スマホで撮ってみました。
オートモードでもフラッシュが光る状態で
  
こんな様子です。蔓のように巻き付くわけではないようですが…
「イロハモミジ」と共存しているように見えました。
やはり、花を見てみたいし近づけるものなら香ってみたいと思わせる植物でした。
・・・・・・・・・・

再び、城代屋敷跡水道タンク前にて、赤い実に呼ばれた…
即、googleさんにお尋ね。「珊瑚樹」と出てきましたが、
何度も訪れているのに初めて気が付きました、やっぱり「赤色」は秋に主張するんですね。
  

常緑樹なのに、緑の葉が赤くなるという紅葉の不思議が面白い!
見てると一枚ずつみな違う色合い、飽きないです。
 
次に行ったとき、どんな風になっているのか要観察です。

ここからは「まちなか編」
城下町をぶらぶらと、、、
銀座通り近くの駐車場を通り過ぎようと思ったら、
 
はて?少し楕円形で「深紅の実」。
もちろんgoogleさんに質問、「ハナミズキ」とな。
これはまた別の場所で再調査してから書くとして、
重たそうにぶら下がっていた「赤い実」がいよいよ、
パックリ口を開けた「ザクロ」(柘榴)哉。
 

では、続きは「ハナミズキ」で…
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いつの間にか秋は色とりどり、花は楚々と、実はたわわ。その2

2023-10-28 13:44:44 | 花や風景など
前回は「上野森林公園」の秋は色とりどり、
今回は、場所を変えてあちこち色とりどり。

所用で行った大山田方面、
まだ刈られていない稲穂が金色に見えまして…
 

お庭には「赤い実」、
Q.これは何?


服部川の河原でススキ、セイタカアワダチソウと共存中。


河原近くの「水神」さまの傍で、珍しくもないのですが
今が盛りと小さな花も咲けば、実もたわわ「イヌホウズキ」。
 

そうそう、アンサーは「スズラン」の赤い実
なんだか想像を絶する赤い玉、白いあの花がこんな赤くなるの?
確かに木々の花も白い花→赤い実なんだけど、草花もこうなるか…
スズランの花がすべて「実」になるわけではなく、むしろ珍しいかもしれません。

しかしちょっと怖い話もあるので、
可愛い花(もしくは実や根)には毒がある!というお話をリンクしておきます。
幼子の命を奪ったスズラン(鈴蘭)
ただ可愛いなぁと鑑賞するのはいいですが、活けたあとの水なども決して口には含まぬように。
ワタシは可愛いからもらって帰り、ドライな実にならないかと乾燥中ですが、
さていかに?

木興遊水地、暮れ行く雲を追っかけて…

旧桶子神社碑のある場所も、周りの田んぼの稲は全て刈り取られ、
草刈りもされているので畦道が歩きやすかったので後ろから撮ってみました。

刻々と変わる西の空を見ながら、
  
空色とりどり。

ではまた
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FM三重、5分番組「MIEリポート」で伊賀上野

2023-10-27 18:23:13 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
数日前から「一緒に横に座っててや…」と言われておりました。
たまたまワタシしか時間の空いている者がいなかった、それだけの理由です💦
FM三重の です。

聴き逃し配信もあるようですが、そんなんは別にいいので、
楽しく「伊賀上野語り部の会」のPRができたので良かったかなと。

生放送後の様子です(笑)
  

  



無事に終わりました。

放送終了後、レポーターさんがblogをアップしてくれるそうですので、
またご覧ください。→「山中ちさのリポートblog

では、緊張出来事の急遽の報告でした💦
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いつの間にか秋は色とりどり、花は楚々と、実はたわわ。その1

2023-10-26 12:40:39 | 上野森林公園
祭りが終わって、後仕舞いに励む人を心の中で応援して、
秋の草花を愛でに一人ゆく。
久しぶりの多くの人々に酔ってしまって疲れちゃったのもある…
どこからか自然と人は溢れてきてくれる、それが「祭り」だと4年ぶりに実感!

さて、数日振りの「上野森林公園」にて


「リンドウ」咲き出しました、まだ一輪だったけど
「ここに咲いてるよ」と可愛く主張してました。
小さいです、草むらを探すといるかも…
  

「ウメバチソウ」もたくさん咲き出してますよ。
湿地帯にいっぱい、いかんせん花は小さいので一輪ずつしか撮れません💦
 (ウメバチソウの不思議

春に一斉に花が咲いていた木々は、ぼちぼち実のなる頃
「カナメモチの実」
 

遊歩道沿い、また話しかけられた「アキノキリンソウ」
 

定番「ススキ」ですが、
ハッと気がつきましいた、種が飛ぶ直前ってこんなん?
 

この青空の真ん中にお月さん、見えるかなぁ?


つづく
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「鬼が来た!」ちょっといい話二題。

2023-10-24 14:10:26 | 祭り


町内のことしかわからないのですが、とある「鬼」役で出た小鬼さん。
お父さんとお兄ちゃんはすでに経験者で「鬼とは何する役ゾ!」とよく理解されています。
もちろんそのお兄ちゃんだってまだ「鬼役デビュー」をしていない時、
きっと大泣きしていたであろうことは想像の範疇。

「元気に育ってくれよ」という願いを込めた「鬼の存在」であるのが周知の事実。
「鬼面」を付けている限り泣かしてなんぼ…
なかには「今日は何人泣かしたよ」と競う「鬼仲間」もいます。
「鬼面」をとればただの人、大人も子どももそこは同じ。

誰にも「始めて」という日はあるわけで、
「鬼」を経験をするということは、緊張もあれば、楽しくてしようがない子もいたり、
やっと泣かす立場になれたと喜ぶ子もいて、そこはさまざま十人十色。
 「じゃぁね、行ってくるね」(再掲)

  「鬼さん、来ないでっ」(再掲)


とっておき一題。
やっと私も「鬼」になれると勇んででかけ、お父さんやお兄ちゃんのように
沿道でこわばる顔をした子に近づいた!
そしたら、やっぱりその子は泣いた!
そう、それでいいんです。それが役目なのです…

ところが、その初体験「小鬼」さん、
「どうしよう、子どもを泣かしちゃった」と、その場で泣き出しちゃったらしい…
「鬼が泣く??」。
鬼だから泣かしてもいいんだよとか、お面を被っているからいいんだよとか、
何をどう言ってもしばらく収まらなかった涙だったそう。

その後、その子は最後まで頑張りましたけど、
「もう来年から鬼には出ない」とまで思っているらしく、ほかのお役目でいいそうです。

初めて聞いた「小鬼事情」にウルウルしてしまいましたけど、
こんな純で心優しき鬼もいることをお伝えしたかった。


もう一つ。
都会から、両親・祖母に連れられた幼い兄弟の「初体験『鬼』行列見物」。
忍者にはまっているらしく楽しみでしようがないようす。
伊賀忍者の祖先かもしれないのが「役行者」(エンノギョウジャ)で

そのお弟子たちが「小鬼」さん。(こういう例え話はあってもいいと思う)
案の定、最初のうちはまだ安心して見ていたがそのうち、、、
弟は「ひょろつき鬼」で撃沈!お母さんにしがみつく。

兄は平常心を保っているように見え、頑張ってるねと褒めておきました。

それから3日後、お家での出来事で
弟がちょっとワガママを言って、お母さんを困らせていたとか。
「鬼とにらめっこ」しても泣かなかった強情っぱりの兄が、
「そんなこと言ってると『鬼が来るよ!』」と諭して?たそう。

う~ん、そうなんだよね、それそれっと思わず納得して聞いてました。
「やっぱりなぁ〜
 怖かったんよね〜
 教育効果 大!」とバアバの言。


「鬼が泣いた」、「鬼が来るよ」悲喜さまざま。
上野の城下町のお祭り楽しんでいただけたでしょうか。

来年のことを言ったら「鬼が笑う」のですが、
2024年は、10月18日・19日・20日ですよ
お忘れなく。

ではまた
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上野天神祭本祭(神幸祭)、午後の部少しだけ…

2023-10-23 12:11:48 | 祭り
どこへも行かず、ただ我が家の前で待つだけの「祭」でゴメン。

本祭の日の午後、陽射しをまともに受けつつ、遠くに見える「大御幣」をひたすら待つ。
その前に神様の神輿がいらっしゃる、
元気な乙女たち、輝いてます
髪飾りはもちろん「伊賀組紐」が伝統!


やっと「大御幣」、見上げれば眩しい


そして「だんじり」と続きます、
背中のお多福さん(福居町曳き手の法被)が眩しかった
国際色豊かな曳き手たちに助けられ、だんじりは行く。


そして、祭りは終わる、この夕焼けに、
完全復活の兆しが見えたか


「鬼・だんじり行事」の当日、午後の部の始まりは中之立町通り✖二之町筋の角から、
午前の部が終わると「大御幣」は「かぎや」さんにもたれかけて終わり、
昼食休憩を挟んで午後の部に入ります。
その折の「大御幣」、5人の息を合わせて持ち上げます。
この瞬間から始まります…



では、各種メディアさんの情報から
中日新聞版

読売新聞版

毎日新聞版

情報You

ユネスコへの登録名が「だんじり行事」なので語弊があるのですが、
本来は「鬼とだんじり」がセットだし、神様の後に供奉するのは「鬼」なので…
この行列を〆るのが「だんじり」で。

何故かこだわる「鬼町」人間で、
かく言う我が家は市内移住者、祭り町に来てほぼ40年。
どっぷり「鬼町人間」しており、伝統を繋いできたけど、
このバトンを受け渡していかないと、という責任も感じます。

始まりはココ、平成元年(1989)の祭りの冊子から…


ではまた
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本祭の日の朝の風景

2023-10-22 11:21:17 | 祭り
晴天、言う事なしの祭日和。
  

 

徳居町「鎮西八郎為朝列」出立を見送る…
鬼行列の〆なので、集合場所には先に行かねばなりません。
「東御旅所」近くまで行くので結構長い…
   
最後は、「鎮西」さんの「兜」。
粛々と続きます。


行ってらっしゃい。
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「足揃えの儀」、鬼さんたちは練行に出かける。だんじりは銀座通りに集う・・

2023-10-22 10:34:31 | 祭り
21日土曜日は「足揃えの儀」。
鬼町の中の三之西町集議所前では、鬼たちの着替えも終わりいざ出発間近の風景。
恒例行事とはいえ、年に一度のことなので、草鞋を履くことから思い出さねばなりません。
「大御幣」持ちの縄結びも一苦労、小鬼たちは揃っているか?
やきもきしながら見つめます。
  
やっとのことで出発前の記念撮影も終わって、集合場所(相生町)へ。
内緒の話、「鬼」は「人間」。
中身はやさしいお兄さん(彼は「四天鬼」)、面を被ると人が変わる なので怖い

ニャンも見送る…2023/10/21の午後0時55分。

鬼たちを見送ってお昼過ぎ、
月に一回は、集まり続けている「同窓会」幹事会メンバーですが、
今回集まるなら「祭りでしょ!」ということで来ていただきました。
同じ高校に通っていたメンバーとはいえ「上野天神祭」なんぞは見たことのない人ばかり。
元だんじり町住民だった人もいるけれど、「鬼行列」など見たことがない、とのこと。
そんなこんなで「鬼行列初見参組」集合です。
 
祭りの解説もそこそこに、おしゃべりに花が咲く。
遠くに「大御幣」が見えても、なかなか来てくれないのでおしゃべりは続く。

・・・・・・・・・・

この日、初めての試みで午後2時頃銀座通りに「だんじり9基」が集合するとか、
知人から「ハイトピア伊賀」からの写真が届きました…(但し、午後2時50分ごろの写真)
最後のだんじりが自町に帰るところ、しかし人・人・人・・・
有難い人出ですが、大丈夫か?と気になります。
実は途中🚑出動があって、人に押されて気分が悪くなった方がおられたとか…
ここら辺がこわいところ、人が押し寄せると何が起こるかわからないので…
(土・日にして良いのかどうか悩むところですよね)


・・・・・・・・・・
  
三之町通りの交差点までやっと来てくれた「大御幣」。
強風は恐怖です、電線をくぐるだけでも必死なのに、そこに風!!
風に負けないように立ち向かう持ち手たち、5人の息が合わないと…
難しい「技」と、采配を振る人の目利きも大事になってきます。
倒れかかったときに、どの位置の持ち手が頑張るのか、心棒も必死に支えつつ、
真っすぐに保つ塩梅を見ていただくのもいいかもしれません。
「大御幣」にとって、風は大敵なのです💦


さて、「足揃えの儀」=鬼さんたちは本祭の行列を控えて練習に歩くという「「錬行」。
初経験者もいれば、思い出しながら歩く鬼もいる。
なかでも「ひょろつき鬼」は、人波の中でひょろつく練習はなかなかできるものではないので
ぶっつけ本番的に必死なのですよ、けが人を出すわけにはいきません、必死の思いです。
では、東京からの知人が撮ってくれた写真で当日の錬行の様子をご紹介。
幼い時以来2度目の見物とか、ババを見たら「鬼が泣くかも」とかいいつつ撮ってくれました(笑)。

   

  
ここまで「三鬼会の『役行者列』」。
次は「徳居町『鎮西八郎為朝列』」が続きます。
 

「ひょろつき鬼」の様子、
これはね、上手く撮れません。ごめんやけどこの人波では鬼がひょろつくのは至難の業。
それを撮るのはもっと至難💦
なので雰囲気だけ…
    
必死に泣きたい気持ちを抑える子たち、
大泣きの子、シレっとしてる子、実にさまざま。
でもきっと夢に出てくるかも、ね。

では、次回は「本祭の日の朝」

追記、今日の朝刊
 中日新聞2023/10/22付
この鬼は三之西町の「義玄鬼」さん、泣かすの大好き鬼さん、
近づいたら気を付けてね、鬼が迫ります・・・
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鬼町では「鬼面展」準備中!安土桃山から江戸初期の面続々…

2023-10-21 12:17:24 | 祭り
気持ち忙しいので自分の町とお隣の紺屋町しか行けてません、あしからず。

三重県指定文化財の鬼面は、
江戸時代初期、藤堂高虎公が眼病を患った折、
その平癒祈願に「松本院」(現・西日南町、昔は紺屋町にあったそう)に能面を寄進したことから始まったとか…
能の発祥地でもある伊賀ですからお殿様が能面をたくさんお持ちだったことはわかります。
そのお殿様から拝領したお面が今も残っているわけで、これはもう町の「たからもの」です。
そのたからものの「本面」は、普段は蔵の中に仕舞ってあります。
祭り本番を迎えてやっと蔵出しされ、展示されます。

その準備中に写真を撮らせてもらいましたので、まず
【三之西町所有の鬼面】から
 全部六面所有です

 
(左)小面:最も若くて可愛いい女の子
(右)泥眼(でいがん):人間を超越した存在、後れ毛が乱れている様をご覧あれ
 やがて「悪鬼」に変身していく一歩手前の面です

 
狂言面の賢徳、見る方向により表情が変わる所が面白い!

 
小飛出(ことびて)、敏捷な動きの神体や鬼畜役、耳がない悪狐など
 「悪」というのは「強い」ということです、あしからず。

 
四天鬼の一つ、持国天、増長天、広目天、多聞天、さぁこのうちのどれに当たるのか?
目下、研究中💦3つの町で四面を分けて持っているのでややこしい。

ここまでの面は全て『江戸時代初期』の作


義玄鬼(ぎげんき)は、江戸時代中期から末期の作らしいです。
悪尉(あくじょう)」とも言われますが、強く恐ろしい老翁、老神、怨霊役など
猛々しく強い鬼です。

詳しくはこちら過去ログを「鬼面のこと

次に紺屋町訪問。
 
こちらは『安土桃山時代』の小面。古いです、貴重です。
某テレビ局のクルーが撮影に来ておりました…

  
「大御幣」準備万端
「ひょろつき鬼」の小物、といっても大物の釣鐘と笈持(お経を入れる箱)出番待ち。

ではまた
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祭りが始まる。その前に、準備だっ!

2023-10-20 15:23:35 | 祭り
朝から所用があり、ついでにまちなかのそこここを見て回りました、
コロナ禍あけて本格的に「上野天神祭」が挙行されるということ、
それは「屋台」さんたちも待ち焦がれていたと思います。
なんかいつもより(と言っても忘却の彼方だった風景ですが)屋主さん気合が入ってるかも、
なんて思いながら町なかのあちこちの様子です。
(但し、「通行止めによる」あれもダメ、これもダメのおしらせも大事なので…)

銀座通りが一望に見える「ハイトピア伊賀」4・5階から
 

時間帯「通行止め」があるのですが郵便物集配業務はまちなか全面✖
 

行政バス「にんまる」も町なかは全面運休
 

城下町の東西の通りでは、時間帯通行止めです。
突っ込んで来ないよう気を付けてくださいね。
交通規制図】です。


さて、場所は振り出し?
  
なんといっても「天神さん」のお祭りですから、
鬼もだんじりも神様に「供奉」しております。
天神さん近くの町の「だんじり」だけ取り急ぎ撮りました。
「天神商店街」のアーケードの天井絵もどうぞ、


天神さんの裏では懐かしの?「お化け屋敷」も鋭意準備中でしたよ(笑)


本町通りでは「白鳳プラザ」で
 
何やらフェスタがあるらしいよ。

中之立町通り、屋台などはなく日常と変わらないかもしれませんが、
ココに、新しい「忍者絵」ができたので撮影スポットに、なるかしらん?


中之立町通り✖二之町筋、遠くに福居町のだんじり。
出陳していただんじり会館から戻ってきたようですね。


最後に「スタンプラリー」もあるそうで、
いせや」さんでお買い物をしたので、ちょっと勇み足でスタンプゲットしました。

10/21の10時から開始だそう、
「祭り町全部で13町」を回ってみてください、
≪先着2000名様に伊賀上野のステキな景品をプレゼント≫だそうです。


だんじり町は9月頃からお囃子の稽古が始まり、細々した決め事は各町内で、
鬼町も各町が持っている鬼面の配役を決め、(面を被る者の)警護役も必要、諸々準備期間は必要です。
なんやらかんやらと忙しくしている役員たちをちらちら気にしながら、
家で留守を守る者もそれなりに「甘酒」やら「寿司の準備」やら…と。
伝統を守るには内助の功も必要なんですが、最近はどうなっているのかな…
ちょっと寂しい祭り事情もあったりして、一言では書けませんが、
「祭り」を継承していくための伝統と新しい進め方の模索など
岐路にあるのも事実かな、と考えたり。
でもとりあえず、楽しもうと。

無性に「甘酒」、呑みたくなってきました…

ではまた

追記2023/10/21 
知人のFB写真をお借りして夜の様子(宵々宮)。
  
どこからか人は湧いてくるのが夜の祭り、
宵宮ではだんじりに灯りが燈ります、幻想的になります。
ぜひどうぞ
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