白い百日紅に誘われた、そこには「龍王碑」など。

2022-08-31 16:09:02 | 神社仏閣など
ドライブで涼みたく、岩倉方面からの帰り道、長田木根地区辺りで、
田んぼの中に「白い百日紅」を見つけました。
よく通る道とはいえ、花が咲いていないと気が付かないものです。
8月20日ごろだったか、白く広がる「百日紅」につられて細い道を曲がりました。


白い雲と白い花、似た者同士とはこのことだなと思って眺めていました。
なんとなく空は秋っぽくなってきたのかも…

 
近づけば「龍王」とか「一本木塚」など、
そして傍らに小さな「石仏」さん、でも風化著しくお顔などサッパリ?
何かしら謂れのあるところなんだろうと思いますが、
地域の人にでも聞かないとわかりません、また折があったら尋ねてみよう…

そして、同じ「百日紅」でもここではカラフルに咲き誇る、
 森林公園サルスベリの丘にて

 ノリウツギとコガネムシの集団

場所を変えて
   
愛宕神社境内の「タマサンゴ」。
夏の時期には花と実が同時になるそうです、なかなか摩訶不思議です。
愛宕さん境内の「大きな石碑」(鎮魂碑?)の傍に植栽されており、
手を合わしつつ、それとなく見える赤や緑の実、つい撮ってみたくなるのでした…

「秋っぽく」なんて書きましたが、本日8/31はまた酷暑日に戻っており、
外に出ては「危険 」とのこと、大人しくしておりました、
ではまた
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初めて見ました「ミズオオバコ」(google lensによれば)…

2022-08-29 14:46:25 | 上野森林公園
 
ミズオオバコ(水大葉子)】(沈水花、一日花そして一年草)。
トチカガミ科ミズオオバコ属の水草
 湖沼やため池、水田などに自生する』(Wikpediaより)らしいです。

ハッチョウトンボが羽化する小さな「池」で、見つけました。
その時は2輪咲いていたのですが、
その小さな池(本当は「池」というより「大きな水溜り」と呼びたいところ…)で、
「花」そのものが咲いているのが珍しかったのです。
㊟ハッチョウトンボもこの花も採ってはいけません
池の周りはもちろん湿地ですので、
 
「サワヒヨドリ」や「サギソウ」も咲いていますが、
この場所の水中で咲く花は初めて見た!ということです。
(ここら辺り※要注意事項は「マムシが住んでいるかもしれない」ということ)

とりあえず、写真だけ撮って、帰宅してからゆっくり調べた次第です。
先ず「牧野日本植物図鑑(学生版)」より


ということは、「水中に葉っぱ」があるとのことなので、
翌日確かめに再度でかけ、
 
なるほど…と確認(笑)。
水中にハッキリと「葉」が見えたのでうれしかったです。
肝心の「花」は、すべてボケちゃってます
小さくても「池」だし、「柵」もあって近づくことはできません!
貴重な「ハッチョウトンボの生息地」でもあるのでそっとしておかないといけません!
無理をしてはいけない!のです。

せいぜいこれが精いっぱい、あぁカメラ…じゃなくて腕(技術)のせい

『水面に伸ばした花茎の先に花を1個つけ、空中で上向きに開花する』様子です。

いろいろ読んでいたら、だんだん数が少なくなっているとか、
綺麗な水でなくてもいいけど、除草剤や農薬のないところが住みやすいらしい。

田園風景の中で咲いていたら見てみたいなぁ、と思っています。
この日の青空、爽やかな雲でした、


ではまた

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「屁糞蔓」、こんな名前つけやんでも…可愛い花なのに。

2022-08-26 10:50:01 | 花や風景など
大きな声で読むには憚られるのですが
なんでこんな名前を昔の人は付けたのか?

そこここでよく見かける植物です、つる性なのでどんな場所にも陣取ってる気がします。
良く見る割には、正式な名前は知らない!(家人がそう申しております)
しかし、あちこちに蔓延る(ハビコル)ので邪魔になり「」は刈られます。
するとその後が臭い らしい…です。
ハビコルと書きましたが、その漢字に「」という字が使われていることに二度ビックリ!
  「蔓延る」様子。

ワタシはただそこに咲く花が「かわいいねぇ」と思って、
採ってきて、ただ飾るだけなのでなぁ~んにも気にしない。
 つる性なので
視点を変えて平らなお皿が良かろうと…

名前の由来は大体我が家の会話で理解していただけると思いますので、
まぁ見てやってください、可愛い花の様子を~~
  
横向きに撮ると「白い花の中に赤い腺毛」が見え、
白く長く伸びているのは「雌しべ」らしい。
白い肌は、なんだかキラキラ輝いて綺麗です
まさかね、こんな肌をしてるとは思わなかったです。

アップで見たら赤い腺毛も、白い花弁も「宝石」のようですが、
名前は『屁糞蔓(ヘクソカズラ) といいます。

我が愛用の「美しき小さな雑草の花図鑑/ヘクソカズラ」より

 ≪葉やつるをちぎるとおならの匂いなので屁糞蔓。
 でも花は愛らしく、ル ーペで見ると長短の毛がビーズのように光ります。
 花の中心に赤い腺毛(先の円いマッチ棒状の毛)が密生しているため、
 花を一つみ、唾液をつけて肌に載せると、おもしろいようにピタッとくっつきます。
 花の形も中心が赤いのも火のついたお灸に似ているので、
 昔の子どもは「お灸をすえてやる」とくっつけあって遊びました。
 それで「灸(ヤイト)花」とも呼ばれます。≫
 ≪ハナバチはべとつく赤い毛をかき分けて、花の奥の蜜を吸います。
 内側には赤い腺毛が密生してアリの侵入を防ぎます。≫

花の構造って、虫のためにいろんな工夫があって面白い、
なんでもかんでも蜜を吸いに来るわけではなく、
自分の領分に合った花を探してどこからか飛んでくるんですねぇ、
すごいぞ花も虫たちも。

もひとつ「牧野日本植物図鑑(学生版)」より

 
※「タグ付け(#)」しようと思って入力したら(漢字の)屁糞蔓』は受け付けられません って、さ。
なんでやろ、「花の名前」なのにねぇ、なんだか「独断の偏見」やわぁ
邪魔かもしれませんが、刈る前に花を一輪見てやってくださいな。

ではまた
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ただ「観賞用」に採ってきたユリですが、実は…

2022-08-25 11:07:58 | 花や風景など

とあるところで群生していたので採ってきました。
シンテッポウユリ」なのか「タカサゴユリ」なのかワタシには判別はできません。
でも知ってるんです、あまり増やしてはいけない「ユリ」だと…

『「シンテッポウユリ」は、在来種で九州南部や沖縄などに分布するテッポウユリと、
台湾原産の外来種であるタカサゴユリの交雑種。
夏場に咲くきれいな花が目を引きますが、
環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で
「その他の総合対策外来種」に指定されており、対策が必要
です。
絶滅が危惧されるような近隣のユリと交雑してしまうなど、
生物多様性への悪影響が懸念されています。
また、花を素早く咲かせ多数の種子をつけるなど繁殖力が非常に強く
全国的に分布拡大傾向が指摘されています。』(環農水研HPより

飾りたかったら採ればよし、但しあえて増やさない方がベストかも…
玄関に飾りますが、少し「香りを楽しんで」、雌しべも雄しべも取っちゃうことにしています。
咲き終わったら捨てます、ワタシにとっては(ゴメン)はかない「ユリ」の命です。
名阪国道やその他の道路を走っていても、年々増えているなぁと思って見ていますが、
「生態系」を壊してまで繁殖するのであれば、刈って飾って捨てる手もあるのかなぁと…
ほっといて種がいっぱい飛んで交雑種が増えるより、と思いますが、
個人ですることなんて所詮シレテます、無駄な抵抗だと思います。
だから、独りで楽しむことにしています(笑)。

「ユリ」の傍にどこかで拾った若いイガグリ、

秋への橋渡しのように置いてみた…もうすぐ「秋」かな。


今日、またまた見かけました、
 このユリと

 このユリは
違うんでしょうか?
雄しべの大きさにかなりの違いを見ました、どっちがとっちなのか??
ややこしいのです

これはたまたま、「テッポウユリ、タカサゴユリ、シンテッポウユリ」の区別を見つけました。
それぞれの「ユリの写真」が載っていたので、なるほどねぇ、と勉強していました(笑)。

本日8/25には、花の数はずいぶん減りましたけど「純白のユリ」は綺麗で香り良しです。


ではまた
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涼やかに飛ぶ姿「サギソウ」、そしてハチと「ノリウツギ」

2022-08-23 13:46:18 | 上野森林公園
多分、8/10に「サルスベリの丘」へ行ったきり、
ずいぶんとご無沙汰していました。
森林公園といえども、真昼に歩く勇気はなく、ひたすら籠っていた日々。
しかし、朝刊で「サギソウ咲き出す」とかなんとか読んだら行かねばなるまい。
と、少しは涼しい時間帯を狙って、閉館前の16時20分頃に伺いました。(訪問日8/20デス)
一瞬の豪雨もあったけれど、そのお陰か若干歩きやすい気温でした、
いそいそと目指すは「サギソウ園」、まっしぐら!!
閉館が17時なので、汗をかかない程度の速さで歩く💦

おっとぉ、やっぱり咲いてましたか「ノリウツギ」(アジサイ科アジサイ属)さん、
暑い盛りに綺麗な白い花をいっぱい咲かせ、なかなかよく目立つ花です。
「サギソウ園」のすぐ傍に咲いているので注目!ですよ。
今の時期、他の場所でも、低木で白い花が見えたら「ノリウツギ」で間違いないかもしれません…
 
じっと一輪ずつ可愛いなぁと見つめていたら、花の奥からシレっと出てきた子、
人間には目もくれず、レンズ越しに
 アリさんとハチさん
突然出てきたらビックリするではありませんか!
でもまぁ、おかげさまで「ハチさん吸蜜シーン」観察できました(笑)。
あまりにも突然すぎてボケてますがそこは未熟な腕なので、あしからず。

さて、すぐ横には「八つ橋のあるサギソウ園」です。
毎年咲き方はいろいろ、去年は一斉にたくさん咲いていたような…
2021/8/19のサギソウ園の様子

今年は、そこここにサギの一団みたいな感じかな…
  

優雅に、今にも飛び出しそうな白い羽の小さなサギ…
 

すでに時間は迫っているのに、帰り際小さな黄色い花の集団が「見てっ」と呼ぶ、
誰や?
 
オミナエシ(女郎花)」(スイカズラ科オミナエシ属)ではありませんか、
じっくり見れば下の方にバッタ君までいました(笑)。
もう少しじっくり撮りたかったのですが、なにせ慌ててました。
今度チャンスがあったらもっとジックリとね。
帰宅後の復習として「雑草の花図鑑/オミナエシ・オトコエシ」より


さぁ、出入り口まで戻って
  
「百日紅(サルスベリ)」に見送られて帰りました、とさ。

ではまた
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憂いは、お地蔵さん横の狸さんに癒される。

2022-08-21 15:58:22 | 神社仏閣など
なんやらかんやらの現役を退き、好き勝手に暮らしているので、
「こんなはずではないのに…」と書いたところで独り善がりに過ぎません。
それでも我が住む「元・中心市街地の賑わい」(高虎公のおかげの町割りではあるのだけれど)は、
どんどん「新しく」生まれ変わっていくらしい、
素晴らしい!と手放しで喜べない自分、
「コーレーシャ 黙って見てる まちづくり」?

中心地(=人口重心地でもある)の「核」は、昔の城下町でいえば「お城」であり、
現代でいえば「市役所」だったのかなぁ、と今になってなお未練がましいことを考えています。
まぁ、これは近隣の人たちの思いでもあるのだけれど…
かと言って、市役所に行く用事もそんなにないしなぁ…
用事があろうかなかろうが、何百人の人々が行き来する大企業ではあるわなぁ…
市役所に行く用事は市民が作ればいいのです、
いつの頃だったか、伊賀県民局で(お昼休みの)「ロビーコンサートを催してくれてて、
地場産品の紹介もあったりして、あれは楽しかったなぁ、
よく伺ったものです
要するに「憩いの場」があったということ。
これは「文化薫る伊賀」の市民と職員の共有財産にすればいい、なんちゃってね。

正直に書いて、伊賀市(市長と言い換えてもいい)が何が何でも進めたいらしく、
「応募があってよかった、坂倉準三の庁舎を“群”として残したかった、という気持ちは今もある。
しかし、残された可能性の中で最良の方法を探り続けた結果が今回のやり方だ」とおっしゃってます


競争相手なく選ばれた事業者に丸投げ?

出来上がった「忍者回廊事業案」(再掲)


タイムスリップして10年後の姿を見てみたい
サウナに入ってお城を見ている老いた自分の姿…

変に愚痴っぽくなるので気分転換に、過去写真を眺めてて思い出した!
そうそう素朴な「お地蔵さん」、ひとつ載せ忘れてる…

橋本地蔵】(長田平尾地区)
 場所はココ
地元の方で通り慣れた方にはわかる小さな三角地帯みたいなところ、
小さな「祠」が奥の方に見えます。
手前には野仏さんや五輪塔がたくさん集められているようです。

いつ通っても綺麗に管理されているので有難いなぁと感謝です。
では「祠」の中をのぞかせていただき
 
ほんの少~しお顔が長い?でも優しそうなお顔です。

帰り際、何か誰かが話しかけてくる??

あらぁ、石仏に紛れて狸さん!
なんだか「ドンマイ!」って言われた気分です(笑)。

では、
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どこへ行く? 城下町、消えゆく予感…

2022-08-20 15:29:35 | つれづれ思うまま
Web中日記事

 2022/8/18付朝刊記事。

「お城」見ながらサウナ?
図書館&ホテル?
宿泊者好みの本?

半地下あり、雨漏りありの旧庁舎、
改修費用、新しく建てるほどかかるって聞いたことあるけど、
どうなん?

市民のための広~い「図書館」、
一日中居たくなる図書館、ほしいなぁ。
昔、「『崇廣堂』が図書館だったころ」良かったでぇ、
庭もあって、書架も低くて、板間で、
小学生の頃の夏休み、毎日通ってたあの図書館、好きやったなぁ

コロナ禍以前の記事ではありますが、こんなWeb読売記事、知人より教えられました。
インバウンド・聖地・秘境…でも「がっかり観光地」

「ありのまま」ではアカンのかなぁ??
(個人的感想です、あしからず)

2022/8/27追記
 2022/8/26中日記事
あれっ? もう仮契約したん? 議会まだやん!
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【(大和街道)奈良道の三地蔵】③お紋地蔵。その先には勧請縄や地蔵堂など

2022-08-19 17:58:54 | 神社仏閣など
(2022/2/24の再掲になりますが、冬の時期だったので無事にお参りできました。)

国道163号線を通るたび、いつもこの案内板を見ています。
 「お紋地蔵」案内
この写真では、右手側は国道、斜め左へ行く細い道があります。

  
小川を渡って少し進むと竹藪の中に少し開けた場所があり、
そこにお地蔵さんや五輪塔?がたくさん並んでいます。
  「お紋地蔵」※さん
少し大きめに撮ってみました
  
こんな感じで心強いほどたくさん。

お紋地蔵(地蔵三尊石仏) ≪鎌倉時代後期≫
説明版より
 ≪右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、舟形の光背がある。
 頭上と右肩に散り蓮華を配するように見える。
 向かって右に合掌、左に宝珠を持つ小像を従える三尊石仏である。
 全高は160cm 花崗岩製。
 名前の由来は、もんという女性 が、乳飲み子を残し亡くなった 後、
 夜な夜な泣声が聞こえるようになり、哀れに思った村人が 地蔵尊を建立したところ、
 泣声がしなくなったという言い伝えから、「おもん地蔵」と呼ばれ るようになった。
 昔の奈良街道の傍に立ち、道中の安全を願う人に信仰されたと思う。
 平尾地区の人により維持管理されている。
   昭和63年 伊賀市指定文化財に指定 ≫

実はその先、まだ進めるんです、勘!としては「勧請縄」に行けそうです。
 歩くこと2・3分

  

 「長田勧請縄」山側から
国道を背景に見える「カンジョウナワ」です。

下の写真は「帰り道」、
  
見上げれば輝く竹藪の道を戻って、
 小川を渡り
元来た道(国道)をトボトボ歩きますが、今度は背後からビュンビュン🚛
何度歩いても慣れることはありません…

国道163号線に戻り、この「勧請縄」から少し西へ行くと、
これも気になる、北側に「祠」がひとつ。
  
調べると「地蔵堂」とだけ書いてありました。
謂れは、さて?地元の人に聞かないとわかりません、あしからず。

では「奈良道の三地蔵」(伊賀市指定文化財)の再掲です。
若干中途半端な訪問になりましたが、
ここに「三地蔵さんの位置関係」だけでもわかりました。
宿題は「笠地蔵」、、、


最後に「大和街道/鍵屋の辻~長田方面」の地図をどうぞ。

歴史を見るにはなかなか興味深い土地柄です。

次は、大和街道旧道から163号線への進入路?辺りの「橋本地蔵」へ。
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【(大和街道)「奈良道の三地蔵」】②「笠地蔵」、無念の断念

2022-08-17 18:13:33 | 神社仏閣など
続編なのですが、真夏しかもお盆期に行こうと思ったことが…そもそも間違いのもと。

幾度も通っている国道(163号線)で、「案内板」もいつも横目で見ていました。
だから「ここら辺に停まって、歩道を歩けば大丈夫」と高を括ってました。
 国道西向きに

少し歩いて小川の向こうを見れば
 「祠」が見えるんです。
「案内板」はあるけれど、周りを見渡しても歩いて行ける道が見えない

もう少し先の三差路辺りに🚙を止め、道を探しがてら
こんな子(チョウチョ、何ていう名前かしらん?)を見ていたんです。
飛ぶんじゃなくて、なんとなくあちこちに卵でも産み付けてるの?風に見えました。

そこは山肌から水が滲出しているところだったので、見惚れてスッテンコロリン!
いえね、大したことはないんですけど、
まさかここで滑るか!という自分が情けなくなり、
一人で探そうと思わんとこ!と、ここは「誰か」を頼ろうと思った次第

どうしても「笠地蔵への道を見つけられないんで」と、
「長田地区市民センター」に泣きつくことに…
在中の職員さんは「行き方はわからない」とのこと。
(住む地区が違えば、他所の小場(コバ)の道なき道はよくわからない、ということでした)
「笠地蔵」さんを管理している地区の方(寺内だったか)に連絡を取ってくださり、
「柵の途中に一か所開放部があるのでそこから川を渡って行けますよ」とのこと。
思えば、ワタシの「勘」もまんざらではなく、狙いは正しかった(笑)みたいです。
「ありがとう、では再挑戦してきます」、、、

勇んで再再挑戦!
 
確かに「開放部」があり、そこを歩いて、、、

気高く育つ雑木・雑草の類に阻まれ、
ほんそこ20mほど先に見えている「祠」なのに、そこに辿りつけない!
こんな時期を選んだ自分をアホやなぁと、慰めつつ、急に腰辺りに痛みが出る(笑)。
「これは、雑木のない冬に再×3挑戦」することにしました、という情けない報告

笠地蔵
あまりにも悔しいので、実際に行かれた方の情報を探してみました。
参考:「石仏巡礼/笠地蔵より
けっこう皆様苦労されて探索されていますが、この方の場合は特に素晴らしい出会いがあったようで…
遠い昔(十数年前でしょうか)には「祠」はなかった、やっとのことで会うことのできた地蔵様、
「丁度祠が出来上がったところだった、しかも地蔵様は〈ミイラ〉だったという…」こわ~いお話

ワタシは残念ながら真夏の笠地蔵探しは諦めました、
場所はしっかり確認できたので、草が枯れ、木の葉も落ちる頃きっと伺います、
それまで待っていてくださ~い、お地蔵さま。

期待させてしまってすみませぬ。
では、
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【(大和街道)奈良道の三地蔵】①「見とどけ地蔵」(長田三軒家)

2022-08-15 17:22:23 | 神社仏閣など
google mapで何気なく「宮崎農園」を探していたら、
裏手に(この風景の左手辺りになりますか)
 (再掲)
見とどけ地蔵」という名前を地図上に見つけました。
手持の冊子など調べていると、長田には名前のつく「お地蔵様」が多く、
しかも伊賀市の文化財になっていたりします。
過去、長田地区では「橋本地蔵」(blog投稿失念していたので後日改めて …)や
お紋地蔵」(傍には「勧請縄」もある)を訪ねています。
これは「ぶどう購入」の折には訪問しなければ、、、と思い、
今回、良い機会に恵まれたので早速お伺いしたわけです。
孫たちのために「ぶどう」を買ったので、自動車はここの駐車場をお借りしてテクテクと。
土手を上り、北へ進めばきっとあるはず…

田んぼの中を少し進むと「赤い鳥居」、
鳥居の奥には小さな祠、お参りしてわかりました「お稲荷さん」でした。
  

見とどけ地蔵(長田三軒家)
 
左側「お地蔵さま」、右に「三体地蔵」様。
やさしい顔をされていますが、説明文を読むと「天正の伊賀の乱」の折、
火の玉(心霊)を見たとか見ないとか…
   
では説明文より
≪三軒家の集落の西に射手神社旧社地があります。
 旧社地のある旧街道(加太越え奈良道)沿いに、花崗岩を舟形に彫り、
 三体の地蔵立像が表現された南北朝期の石仏がありました。
 右手に錫(シャク)、左手に宝珠(ホウジュ)をもった地蔵(像高64cm) を中央に、
 その左に宝珠をもった地蔵、右には合掌(与願印)する地蔵(像高32㎝)が
 それぞれ蓮華座上に配置されています。
 天正の伊賀乱に射手神社が焼かれたとき心霊が火だるまとなって
 東の仏性寺の方向へ飛んでいった
のをこの地蔵が見とどけた
 という伝説があります。
 旧街道を旅する人々の心を休める信仰の対象であったことでしょう。
 見とどけ地蔵と呼ばれ、現在は稲荷社の前でまつられています。
 なお、国道163号線の南にある川の対岸の山裾には、
 東へ1300m進んだところに笠地蔵
 さらに800m先にはおもん地蔵がまつられていて、
 三つの地蔵は奈良道の三地蔵として市の有形文化財(彫刻)に指定されています。≫

参考①「大和街道/島ヶ原・1(三軒家)」㊟三軒家(サンゲンヤ)は伊賀市長田地区

三重県発行の街道図ですが、このページでは
「見とどけ地蔵」は左側のお地蔵様!の写真になっています、さて?

その②「伊賀市の文化財」冊子より

伊賀市発行の冊子では「三体地蔵」さまです、さて?
これ以上突っ込むのはやめておきます
 
さぁ気になるその②『笠地蔵』会いに行きたい…
けどね、ちょっと多難でした

余談、帰り道少し遠回りをして「やぶっちゃ」から「西山棚田」へ抜けました。
 

その先の山裾で「白い花!」、立ち止まり撮る。
 
とても良い香りに惹かれましたが、後で調べると「葉っぱ」はちぎると
カメムシのような匂いらしい、
でも花の匂いは百合のように香しかったのです、でも名前は「臭木(クサギ)」(クマツヅラ科)です。
なんだか損な名前だなぁと、、、

では、また
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