亀山「天空の森のミツマタ」を見に…

2025-03-25 01:13:20 | ミツマタ、ポンポン
イベント参加募集は4日間あって、都合の良い日が3/23の日曜日だった。
2月頃から募集は始まっていたのですが、最初に満員御礼になったのがこの日。
やっと春らしい陽気になって、ミツマタも5分から7分咲きとのことで、
ほんに穏やかで良きミツマタ鑑賞日和でした。

この場所は特殊な場所で、このイベント時にしか入れない!という付加価値付き。
以前にも行ったことがあったのでワタシは久しぶりの訪問。
知人は初めて、珍しい場所だったので紹介も兼ねてハイキング気分ですね。
ゴタゴタ書くのはここまで、ともかく順を追ってご覧くださいな、
輝く ミツマタと

こんなところを歩いて行くの??という場所です。


では、集合は9時半に亀山市「石水渓キャンプ場」。
  
他府県ナンバーも多く、如何に人気のあるイベントなのかと、
お世話をしてくださってるスタッフの皆さんの思いが詰まっています。
道中聞けば、育てたミツマタを漉いて作った和紙で卒業証書!だそうです。
そこまでできるようになるまで何年かかるかと、
植樹された道を通るだけでは申し訳ない気もしますが…
感謝を込めて見せていただく、楽しませてもらいます。

はい、どんどん歩きます。
  

 

歩くこと約30分、なかなかの高低差ある工事道を進みました、
ここに来るまでに少しへこたれそうになるほど、以前より少し歳をとったかな💦
でもこの景色に救われます…
 
馬酔木も満開、春を呼ぶ花の競演です。
ここで教えてもらったのは

なかなか日本産のミツマタだけでは見応えを得ることは難しいらしく、
大きな花の玉は「中国産」の苗木から育てたそう、
日本産の花は小さいです。

小さな川を挟んだ両側に植樹されており、
行き止まりのところまで行ってみる、ちょっとその先が気になるんですよね…
  
じゃ~ん、浅瀬の川、多分防災用でもあるのかなぁ
 
対岸からだと下に降りれるようで、子どもたちは大はしゃぎの様子。

   
ここの川底は茶色いので鉄分でも含んでいるのかな、
伊賀の川とはまた違う成分が含まれているかもしれないな(聞くの忘れたけど💦)
昼食には「味ご飯」と「お茶」をいただき(会費@1000)、青空のもと美味しくよばれました。


そうそう、散策中はこの天空の森の出入り口は施錠されるとのこと。
11時半には解錠するのでゆっくりしてくださいね、、とのこと。
お昼もよばれて、ぼちぼち時間は11時過ぎ、帰り道慌てずゆっくり歩きましょ。
  
ポンポン大きな花、小さな花で満開です。

   
川あり、山あり、高速道を下から眺め、
ミツマタの芳香につつまれ歩くのは至極の時です。
上を見れば、すぐトンネル!という場所ですが、
車んい乗っていたら絶対にこの風景は見れませんね、当たり前ですけど(笑)。
この特別感もたまらないんです。

さぁ、解錠された門を出て、道端の春探し・・・
 
シキミの花」。(※有毒植物デス)
桜よりも早く咲くらしので、まさにお彼岸過ぎた今!ですね。
いい時に観ました。

 
ちょっと下の方にある木なので、上手には撮れなかったんですが、
こんなの初めて見るフサフサの赤い花が咲いていました。
一瞬赤いマンサクかと思いましたが、googleさんによると「フサザクラ」とな。
サクラと名はつくが、桜ではないとのこと。
ほんに珍しい、いいもの見せてもらいました💗

※牧野日本植物図鑑学生版より

解散したのは12時過ぎ、少し休んで次なる目的地は・・・
亀山サンシャインパーク」。(外の道から入れるドライブインです、高速道にはのれません)
つい先日「営業活動」なるものに行きまして(笑)、ちょっと気になる木を見つけました。
その木に花が咲いているかどうか?
暖かさに賭けました!

では、続きます。また…
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春が来た!「ユキワリイチゲ」が咲いた。

2025-03-23 00:16:08 | 花や風景など
小川城跡からの帰り道、ひょっとしてこのコの出番はぼちぼちか…と。
あと一か所立ち寄りました。
 2025/3/8撮影

少し早かったのですが、
きっとあともう少しでこのコが春をよんでくれるかも…と思いこの日は帰りました。

それから12日後、再びココを訪れる機会がありました。
訪問日は2025/3/20お彼岸の日。
本当は寺社仏閣訪問下見だったのですが、神様より先に覗き込みました。
やっ、咲いたね、伊賀に遅い春が来たね・・・
ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)」(京都府レッドデータブック2015)
  
お日様が大好きなので、曇りや雨の日は開花しないそう💦
このコは陽当たりのいい場所に陣取ってたのでよく開いているほうかな

  
「日本固有種」だそうです、所によっては(準)絶滅危惧種にもなってるらしい。
だからココ(伊賀だけど)では見るだけですよ。
群生する場所も本州(三重県以西)、四国、九州だそうです。

 
葉っぱの裏は綺麗な紫色です。

キンポウゲ科の花は、一部の種類を除き、ほとんどが花びらを持たないという特徴があり、
花びらのように見える部分はがく片が変化したものです。
例えばクリスマスローズ(過去ログより)もキンポウゲ科で、綺麗な花びらのように見えるけど、
実はあれはガク。
この「ユキワリイチゲ」も薄紫の細長い花びらにみえる部分はガク。

※「ユキワリイチゲ(雪割一華)」(高知県立牧野植物園HPより)

過去ログ「龍樹神社」より、同じようなことやっぱり書いてます💦

※家人の持ち物の植物図鑑より、大層古いですが(笑)…
 

 

まだかまだかと待つ春にはピッタシの淡く儚げな花です。
少しずつ温かくなってくるのでしょうねと書きたかったのですが、
なんだか一気に20度超えとか💦💦

本日(3/23)は某所の「ミツマタ」見てきます✋
さて、どこでしょう?
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「小川城跡」下りて、八坂神社(本殿)と天満宮へ

2025-03-22 12:33:58 | 神社仏閣など
さすがにお腹が空きまして、次の行動に移るには腹ごしらえ、
近くのコンビニ(7・11がありましたので)でそそくさと🍙を食べ、
せっかく信楽の地を探検しに来ているので、
城山の頂上から見えていた(ように思う)鳥居などを探して行ってみようかと…

方角的に合っているのかどうかはともかく、google navi で探した近いところへGo!
(これって多分行き当たりばったりというんだと思う💦)

八坂神社本殿】(甲賀市信楽町柞原(ホソハラ))
  
(駐車場は参道奥に、狭いので要注意)

  
拝殿から本殿(覆屋に囲まれ守られている)、燈籠はもちろん「信楽焼」。
  
極彩色の本殿に驚くとともに、装飾も相当凝っています。
よく見れば「国登録文化財」なのです、流石です。
 
見えそうで見えない、それが本殿。
これ以上は神様に失礼ですので・・・
参道には巨樹が多く、その中に榧の木のこども?

近くに小さい(2~3㎝)ボックリがいっぱい落ちてたので拾ってきましたが、
(やはり落ちてるものは拾ってしまう習性があるみたいで💦)
持ち帰って撮ってみた、添えてある葉っぱはたまたまポケットに入っていたもの💦
 
これを書いている今日(3/22)の様子はしっかり開ききってこんなんデス。


では、次に「小川城跡」のある城山の麓の
【天満神社】(天満宮/信楽町小川)
  
由緒書き


本殿、菅原道真公をお祀りしていますのでやっぱり牛さんもおります。
  

お隣には【高宮神社】
 
さぁ、この角度から城山がしっかり拝むことができますよ、

ということで、桜の季節のお花見はココからでもきっとピンクの空が拝めるかも…

さて、帰路は滋賀・三重県境のお斎峠越え、
手前の「多羅尾伊賀盆地絶景展望台」に寄り(階段は確か80数段)、
峠を越え、山口誓子さんの句碑「切り通し・・・」を確認し、
   
句碑のそばにも残雪あり、でした。

充実ドライブ、山城登城も決行しましたし、誓子さんの句碑で締めくくれて、
なかなか良き日でした。
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信楽小川城跡、後編。いよいよ潜入…

2025-03-20 17:23:56 | 伊賀忍者回廊巡り
約20分強、上ってきた山は信楽町小川の「城山」というらしい。
いよいよ潜入!
再掲写真の入口の看板から、
なんというかゾクゾクしますね、向こうには何があるんだろう?って。
冬は草が枯れているのでほんとに形が良く見えますよ。
入口付近の崖(切岸というのか)も丸見え!
もちろん、手入れのおかげもあると思いますが…
  

 

中に入る前に「三角点」が見えたので、一番高い場所に行きます。
地域の方々の思いのこもった「東屋」、🌸の季節にはきっとここで休憩もあり。
   
「土塁」の周りは桜の木が植樹されており、春の景色が思い描かれますねぇ
では、土塁上を歩き北の方に、一目見て遠目にこの景色、下方覗けば崖。
ココでまず、はしたないですが思わず「キャーッ」と声を上げるワタシ。
 

北側絶景、ひょっとして山の隙間から…雪被る伊吹山か??
   
遠くに微かに雪山が見えるでしょうか??

では、じっくり中の様子を、南側虎口に戻って潜入。
   
石垣もあります
 

いわゆる「縄張り」というのにあまり詳しくないので、参考文献から
≪標高470.4mの城山山頂にあり、
麓の小川中ノ城は居館、小川西ノ城は街道の監視に対し、
小川城は詰め城として機能していたのでは≫と。そして
≪山頂の主郭は土塁で囲まれ、南西端に櫓台を置き、
南側に虎口が開口。北面内部の一部に石垣が残る。≫
≪主郭東側の斜面には畝状竪堀が確認できる。
急峻な西側切岸も同様に敷設。≫
これは、帰宅してから調べた結ことで、小川城跡の現場を歩いている時にわかったのは
「虎口」「土塁」「石垣」「切岸」「堀」らしきものまで、写真を見てなんとなく理解。
傍で語ってくれる方の存在があればなぁと、痛感した次第。

だんだん雲が流れて、青空も見えてきたので再び三角点から「東屋」を
 

  
「小川城跡の歌」があって、「夕焼け小焼け」のメロディーで
ご愛敬で楽しいです、でも愛されてるんだなぁと羨ましくもありました。

3月初旬に上ったということは、その縄張りの様子がとても良くわかって、
地元の人々による整備が行き届いているなと思いました。
素人目にも素晴らしい城跡をよくぞ残してくれたものと感謝して歩いておりました。
何度も書きたくなる、有難いなと。

※資料滋賀県教育委員会文化財保護課資料より

さて、山城を下りますがその途中で「中の城跡」へ、と。
  
今回の山城上りはココ迄、
今度来ることがあれば、途中まで軽自動車ならOKなことが分かったので、
再チャレンジもありです、🌸🌸🌸見てみたいです。


下山、膝が笑いそうな急坂もありですが、傍を流れる小川に癒されました…
到着13時17分。

遅い昼食を近くのコンビニで食し、近くに寺社仏閣ありそうなんで、
もう少し「おまけ訪問」続きます。

ではまた
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信楽「小川城跡」、いざ行かん!登城道中編

2025-03-17 00:08:56 | 伊賀忍者回廊巡り
家康が堺から三河迄逃げ帰るといういわゆる「神君、伊賀甲賀越え」の折、
立ち寄ったとされる山城です。
詳しい内容はコチラで→「小川城跡」(滋賀県文化財保護課/福西貴彦さんの説明です)
ワタシがこういう山に登るのは、やっぱり頂上の景色を優先してしまいます。
(多くの情報があって、概ね何を見ても山上からの眺めは良きものらしいので)
本当に家康さんが来たかどうかなんてその時代に生きていないので、深く追及はしません。
でも説明を読めば、確かにその時代のロマンみたいなものを感じるし、
本当なら家康さんもここで少しはホッとしたのではないかしらと…
同じような思いを感じたくて登りかけましたが、うんまぁ今ほど管理されていない時代だったら、
ほんとに「どうする?家康」気分でしょうね(笑)。

では、その山上までの道程を~~出発は11時54分。
  (再掲)

 
ほぼヘアピンカーブ!
  
山からの源流に沿って上る…
案内版はとても親切、ここで上方を見ると、明るく開けて見えるが、
まだまだどうも、ココから先は激坂か!?
万が一🚙で上ってきても、ココら辺りの広場が限界と思われる…
   
倒木横たわる風景に戦国時代の幻を見たような…

激坂頑張ること数分、あとは尾根道の整った杉林を両脇に見て、
 

少し先に、明るく樹木のトンネルのような景色、
 
山城の入口辺り到着、12時15分ころ、頑張ること約20分強、休憩なし。
モクモクと登ればなんとかなる!

いよいよ「小川城跡」潜入開始は…次回に。
心はワクワク、止まりません。ではまた
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急ぎおしらせ「芭蕉×ART」特別展覧会、史跡崇広堂にて。16日まで

2025-03-15 00:23:15 | つれづれ思うまま
あと2日しかないので、これはお知らせするなら「今でしょ!」ということで、
『史蹟舊崇廣堂』で開催されている「芭蕉翁生誕380年記念工芸美術特別展」へ。(期間中無料です)

江戸時代、藩士の子弟が文武両道学んでいた藩校です。
先生のお部屋だったり、講堂は分教場で、今の崇広中学校辺りには武場もあったとか。
現存している建物を展示会場として、素晴らしい作品を見ることが出来るその贅沢。
指定管理しているぶんと(伊賀市文化都市協会)さんのおかげかなと感謝して見てきました。
以前伺った「武家屋敷/入交家」もしかり、ずっとそこに居たくなる空間があります。

では、講堂の展示からですが、作品の説明はなしで、
できることなら直に見ていただきたい。
   



 小島憲二さんの作品。

北の控室にて(順不同)
 



 





 

 

中庭でイガザサを見て…


玄関棟へ(順不同)
   

  
玄関入ったところで「象潟や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」。

建物の裏に「蔵」、その前に「枝垂れ梅」。
チラホラ咲きに、心躍る春を待つ。
  

3月16日(日)16;30までです。
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念願かなって、信楽は「小川城跡」へ。前編

2025-03-13 16:52:40 | 伊賀忍者回廊巡り
10か月ほど遡りまして、昨年の5月19日。
下見がてらに「信楽/小川城跡」、ほんの入り口まで行きました。
いつかは行くぞ!と心に決め、その時は「多羅尾代官陣屋跡」へ。
  
この案内から進むこと数分かかりますが、
  
陣屋跡に「ぼたん園」があるということを聞いて、見に行こうと…
 
おそらく時期を逸していて花は少なかったのです、見学した陣屋跡の広場では

こんなコが群生しておりました、ビックリ!
知る人ぞ知る「マムシグサ」ですね💦湿地帯大好きなコたちです。

しょっぱなから話が逸れていますが、元に戻して…
小川城跡はご縁がありながら行かなかった(雨模様だったこともあって)…
再チャレンジ叶って、登城目指すことにしましたが、まずは5月と3月の違いを(笑)。

季節はいつであれ、同じ場所で撮ってしまうものだなぁと、
我ながら感心(笑)。
さて正式登城日、2025年3月8日(土)のことになります。

主要道からの案内にはもちろん「日本遺産・忍びの里/伊賀甲賀」案内版です。
   


この案内のある所、2・3台駐車できるのでそこに止め、(↑は昨年のもの)
 
(ここからは、今年の写真です、ややこしくてスミマセン)
まさに「いざ行かん!城へ上ろう」です。
軽自動車なら行けないことはないと聞いていましたが、
万が一対向車がいたら上る側がバックしなければならないので、キケン極まりない。
安全策をとって、徒歩です。

では、登城道中の様子はまた次回に。
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春が来た。そして入交家で「芭蕉×ART」も

2025-03-10 00:27:31 | つれづれ思うまま
3月9日、朝から所用でゆめぽりすセンターへ出かけ、
午後からは忍者市駅前広場(ハイトピア前広場とも)にてイベントに参加。

上野公園辺りをご案内しようかなと西小学校の体育館脇の道を歩いていて、
ぼちぼち、このコが咲く頃か・・・と、のぞく。
 
はい、見事に勘は当たり細くて頼りなさげな黄色い花びら、楚々となびかせておりました。
マンサク』ですね。

 
ビワの花』、茶色いガク部分の方が目立っていて、
白い花を見つけるのはなかなか難しかったりする。
でもやっと見つけました、匂いをかごうと思ったのですが高木につきムリでした。

上野公園の入口に芭蕉さんの句碑「山里は 万歳おそし 梅の花」があり、(リンクの写真は2024/2/17撮影のもの)
傍に立派な梅の木が、これもいつ咲くかと毎日のように見ていて…
やっと数輪の内の一輪を激写、なんて程のものではありませんが、
芭蕉さんが句に読んでの通り、山里に遅い春がやっと来たなと実感の「梅」。


では、今度は町なかへ行きましてと書きましたが、実は3/3の訪問でした💦
3/16まで作品が展示されており、この期間無料で入館できますので、ぜひどうぞ。

「芭蕉×ART」 於:入交家住宅(上野相生町)
「おくどさん」のある台所から入ります、あとは順に作品を~~


  

 


更級紀行」(間違い修正しました、ごめんなさい。芭蕉さんの書いたものの模写です)

  



解説は野暮になるのであえて載せません、
ぜひご自分の目でご覧いただきたいものです。
江戸時代からの武家屋敷の趣を感じつつ、作品を見ていただくと
とても心が落ち着くというか、よくぞこの家を残してくれて、
こんな風に魅せていただける至福の時を過ごせる気がします。

昨年の秋だったか、この住宅の「茅葺屋根葺き替え工事」をしています。
その「茅葺屋根」がまたとても綺麗に整っています、
ぜひそれも見ていただきたい。
  
江戸時代、武家屋敷は瓦葺きが多かったそうですが、
あまり禄高の多くなかった入交勘平さんのお家は「茅葺き」だったそうで、
当時としてはかなり珍しかったとか。
現代、この茅葺き屋根が町なかに残っていることこそが「城下町の財産」だと思うのですが…
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水口城跡へ、本丸御殿は水口高校グラウンドに。どこかの御殿もそうだった…

2025-03-07 00:48:43 | 神社仏閣など
水口城跡へ、訪問日は2025/3/1。

駐車場はどこかと探して、白い櫓を過ぎここら辺か…と止めたところは水口高校のグラウンドだった。
他にも車があったので、それでいいんだと思っていたら…
本日は「高校の卒業式で臨時に駐車場にしています」とのこと。
そっか3月1日ってどこの県も卒業式なんだと気がついた次第。
すっかり忘れていた20数年前(子どもたちの卒業式ですよ)の出来事、
疎くなってますね、世の中の動きに💦

駐車場を探してて、通りかかって驚いたのは、
堀にかかる橋が工事中!だったこと。
  

水口城のことを知るには先ず歴史資料館に入るべし!ということで
 
「徳川(家光)将軍の上洛御殿」いわゆる「将軍様のお宿」だったそうな。
加藤嘉明さんのお出迎え、だれ?
※「水口藩加藤家文書」(甲賀市)

ここで、「水口城資料館」と「水口歴史民俗資料館」の共通入館券を購入。(300円也)
知らない場所ではまずこういうところでお勉強するのが早道ですからね…
「水口宿」は、東海道50番目の宿場町と。
先般の亀山宿は46番目、関47、坂下48、土山49と続いて水口50番目ですね。
矢倉の中に入って2階からの眺め、
 
昔、登った「水口岡山城跡」が目の前です、
この姿を見ると、またワクワクしてきますねぇ…
(過去ログより「水口岡山城跡」)
  
小さいですが水堀も見えます(どうしても我が伊賀上野城と較べてしまうので💦)。

さっき、車を止めたグラウンドは家光将軍が上洛する直前にお泊りした御殿があったとか、
泊まったのはたった一回きり、ということですが。

さぁ、水口城跡「歴史資料館」を出て、スタッフさんに親切に教えてもらった道をぶらぶら歩く、
大した距離ではないので堀沿いや水路沿いに歩くのはいい感じです。
慣れている碁盤の目の城下町ではないので迷いそうになりますが💦
狭い道を入ったら、その先には踏切!
丁度、カンカンカンカンと
小さな公園が傍にあって、そこで幼子と一緒に遊んでいた方に、
「なんという鉄道?駅の名前は?」なんて矢継ぎ早に聞いちゃいました。
(大人げないと反省しております。自分で調べればいいものを、
でも地元の方とお話しできるのはとても嬉しいことです)
  
近江ブルー?鮮やか、3/1だったのでまだ「おひなさま号」です。
多分「水口・蒲生野(ガモウノ)線」だと思います。

さて、ここは先ほど買った共通券で入れる「水口民俗資料館」、
図書館と隣同士です。前の敷地には「あいこうか市民ホール」もあったりします。


中には水口の歴史と民俗を学べる資料がいっぱい、
水口曳山祭に巡行する曳山も一基常設展示されています。
あまりにも数多くの資料があるので写真はほとんど撮らず、
ちょっと気になった「足踏み式干瓢むき機」なんてね、面白いものを見つけて
 

ここら辺からやっぱりお伊勢参りにも行っていたようで、
「伊勢大和巡り名所絵図」なんぞを…伊賀はど真ん中だっ!を確認。

よく読めば「伊賀の上野」が二ヶ所に書かれていたりして、
なかなかの注目の場所だったのかしらんととなんとか勝手に喜んでおりました(笑)。

時間が経つのは早く、ぼちぼち帰る時間も迫ってきたので再び水口城跡を目指し、
お城の傍に小さな公園、違う角度で見ていると、
春になるときっと「桜」並木が綺麗だろうなぁと想像できるいい場所でした。
 

 

 
旧東海道は水口城と岡山城の間を抜けるように造られていたんですね。

甲賀市城跡探訪マップをもらってきたので
また地図とにらめっこして行きたいとこチェックをしておきましょう。
見どころはいっぱいありそうで、楽しみです。
あとは、時間をいかにつくるか…

最後に、どこかの御殿跡も高校のグラウンドになっている・・・

いずこも同じような運命を辿っているんだなと、思った次第でした。

では、また
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我が家のミツマタ、花開く。桶子神社で初、梅。春来るらし…

2025-03-04 00:10:30 | 花や風景など
寒暖厳しく、また寒くなってしまった💦
(2月末頃からぼちぼち撮影)

少し暖かくなりかかった数日前、いただいたミツマタの苗木がずい分成長して、
ふと気がつくと、小さな花の集合体はずっと固い蕾のままだったのに、ほんのり黄色くなりました。
今か今かと待ち続け、2・3日前の温かさで周りの花だけ…やっと一花咲きました。
  
新葉が芽吹く前に枝の先に花だけが開花します、冬が終わって、伊賀の遅い春が来るのかなぁと、
秘かに喜んでいるのは花もワタシも同じです。
うつむくように下を向いて咲く花は微かに香りますよ、ほんに香しい。

3/3のお雛さんの日、また寒くなったのに…
咲き出したら止まらない勢いで黄色い花がどんどん増えます。
雨にしっとり濡れる花もまた可愛い、まさに雨水(うすい)とは言い得て妙。
  
小さな花は、黄色い花弁だと思っていたら、実は「ガク(萼)」だそうです。
≪筒状の萼の先端が4つに裂けて反り返ったもの≫だそう、知らなかった💦

枝は3つに分枝して、これがまさに「ミツマタ(三又)」の名前の由来。

我が家にはたった一株しかないので寂しいのですが、
もうすぐあっちこっちのミツマタ群生地を訪問できる日がくると思うとワクワクします。

そして、これも春を待つ楽しみの一輪。
開花を待ち続け、やっと見つけました。
2025/2/28の散歩中のこと。
 木々はほんのりピンクです

   


ひと雨ごとに花が増えていくと「月ヶ瀬梅林開花情報」です。
ああ待ち遠しい💗
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」(芭蕉さんの弟子である服部嵐雪の句)。
山里は 万歳遅し 梅の花」(芭蕉さん)。リンク先の写真は月ヶ瀬梅林。

※「亀山みつまたの森ウォーキング2025
※過去ログ「ミツマタ・ポンポン」より)
※「霊山でミツマタ
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