鉄旅で「近江国一之宮 建部大社」そして「石山寺」で紫にまみれる。その5(完)

2024-05-11 09:55:48 | 大津建部大社と石山寺へ、鉄旅。
青もみじをたっぷり見て、硅灰岩から見上げた「塔」。
あの時はまだ名前はちゃんと知らなくて、二重の塔だなぁ…と。
その程度の認識で行ったこと、恥ずかしいばかりで、
 (再掲)

さぁ、その塔を目指していく前に、これまた宝物がいっぱいあるではありませんか。
しかも「芭蕉さん」までいらっしゃってて、「俳句」も詠んでらっしゃる。
無知とは恐ろしいもので、ここからは半分勉強みたいなもんですね、はい。

 
左)紫式部供養塔(三重宝篋印塔(サンジュウホウキョウイントウ))、
右)芭蕉さん句碑「あけぼのは まだ紫に ほととぎす」
紫式部を想っての句なんですね。

めかくし岩/石造宝塔」鎌倉時代(重要文化財)だそう。
 

こちらはなんと、
右)源頼朝と娘の乳母だった(左)亀谷禅尼」(カメヤツノゼンニ)「宝篋印塔」(重要文化財)

※源頼朝は石山寺を厚く庇護し、多宝塔・鐘楼などを寄進しているとか。

これら石造の塔があっちにこっちに立っているのを見つつ、
圧巻の「多宝塔」(国宝)です。
  
人様が写り込まないよう、しばし佇んでました…その一瞬を逃さず。

あっちの方(むこっちともいう?)へ行くと琵琶湖と瀬田川が見える場所がある、とのことで
 
月見亭」辺りから『近江八景/石山の秋月』で有名な場所とか。
花曇りか黄砂の影響か、琵琶湖は見えず、山も見えず、
でも、しっかりこの景色を目に焼き付けて、今度来るチャンスがあれば再訪問筆頭場所ですね。

山の中の遊歩道そぞろ歩きは続き、
  
「境内図」で確認したあの場所へ・・・
桜は終わってしまい、牡丹園も見過ごしてしまいましたが、
今日の目的の一つでもある「紫の人」は何処に?
緩やかな坂を下りる途中、「源氏苑」というミニ公園に
 
この方はいらっしゃいました。「紫式部銅像」。
奥に見える建物は「光堂」。
このお堂も「懸崖造り(舞台造り)」で平成20年(2008)に落慶、
鎌倉時代に存在していたというお堂が復興されたとのこと。

まだまだ山道を下ると、「無憂園」という広い池のある庭、滝もある。
ここは「アヤメ」がもうすぐかと思われます。
 

道に迷うことはないのですが、あっちの道こっちの道、
きっと行く先々で発見があるのだと思うとワクワクしますが、
ここらで「東大門」を目指して進まなければ…
  
補陀洛山」があり、シャクナゲの季節で丁度咲きかけ。

ここにも御神木その2、デカい「天狗杉」。
 

天智天皇石切り場」、一帯は「歴史的風土保存地区」。
  

帰り道の参道、春の青もみじを目に焼き付けて、
秋に訪れるとまた違った風景を五感で感じられるのではと思います。
 

「東大門」辺りまで戻ると、土産物など扱うお店の裏に何やら気になる池が…
金龍龍王社」、大日如来の化身、石山寺の守護神。除災招福の神か。
 

最後に、平安時代の貴族たちが乗っていたのでしょうか、
訪れた人々、みなさんカメラを構えていらっしゃる、
何かと思えば「公風園で『牛車』」、なんか絵になる風景でした。
 


上り下りの多い山道ですが、とても歩きやすく、季節ごとに草木花々が楽しめる、
歴史も深い、もう一度来ることがあればまた違う見方ができるかもしれません。
サラッとお山の中の境内を歩き回ったという感じ、それが目に優しいし、
心にも麗しく、普段歩いているおかげで疲れもなく、とてもいい旅だったと、
友に感謝の一日でした。

5月の今、こんなイベントもあります、目に優しい「青緑」、ぜひ
青もみじの競演
花の寺」として四季折々の楽しみ方もありそうですし、
俗世間から切り離されたような場所でまったり~~

2024/4/20、9時50分柘植駅発→大津石山駅着11時頃→柘植駅着17時30分頃という鉄路利用。
ワタシはICOCで楽ちん乗車、小銭の心配もなく、
「往復鉄旅」初体験は心地よいものでした。

そんな他愛もないお話に、お付き合いありがとうございました。
でも、一度はどうぞ、おススメです。

石山寺から再び「石山紫の道」で藤棚、そして瀬田川の流れ~~
  (再掲)

追記


ではまた
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鉄旅で「近江国一之宮 建部大社」そして「石山寺」で紫にまみれる。その4

2024-05-09 23:06:59 | 大津建部大社と石山寺へ、鉄旅。
思えば、ほんのお隣の滋賀県大津、遠いと思っていましたが鉄旅で約1時間少々。
車でなくあえて鉄道を選んで良かったと思う旅もいよいよ終盤、紫にまみれた駅から
歩くこと約20分少々(これはあちこち寄り道をしたからで、普通に歩けば10分か)、
門前での「揚げみたらし」に小腹を満たされ、いざ…

創建747年、両脇には立派な仁王さんがいらっしゃる。
国の重要文化財である「石山寺東大門(ヒガシダイモン)」は源頼朝さんの寄進だそう、
淀殿によって大改修が行われたそうで、貼られている棟札のなんと多いことか。

解説を読めば鎌倉時代の「運慶さんと湛慶さん」作。(リンク/運慶公式サイト
「吽形の仁王像」の後ろに大きな藁草履があるのはなんで?素朴な疑問ですが…

  
時節的に「大河ドラマ館」あり、「東大門」、「石山寺由緒」。

初めての訪問だし、何も知らないまま来たので、まずは境内全体を歩いてみようと。
ハイキング的な目的もあるので、詳しいことは滅多なことでは書けません。
大本山 石山寺(境内図)」公式HPを参考にしてもらいつつ、写真で行ったところをご紹介できればと思っています。
桜の季節は終わっているものの、なんと「青モミジ」の新鮮なことか、
ここでは「若紅葉」と呼んでいるようで、どちらにせよ草木芽吹きの頃。
人は多くても、少し上を見上げれば清々しい緑、爽やかな空気、いう事なしの参道を進みます。

 
この先「いしやま観音道」、どこまでも緑…

受付で拝観料@600を払って、ゆっくり散策と参ります。
※他に各施設入館料のセット券もあるのですが、まずあるがままを優先しました。

何やらデカい岩山のような、立ち止まる人、くぐりに行く人、
ちょっと冒険気分で「くぐり岩」行きましょう。その岩の前に池と手水舎。

ここの池にいらっしゃる「鯉さん」、太い!と表現すのはいささか失礼ですが、
よく成長されていて、まさか鯉こくにはならないと思いますが…なにせご立派。
  

  
「願い事」を唱えつつくぐれと言われましても、くぐるのに必死で(だんだん狭く、頭の上は低くなっていく💦)
結局何も願い事は思いつかず、出てくるのが必死。そんな大岩のトンネルでした。

岩もトンネルなら、どこまでも「緑のトンネル」の中を歩く、ただあるく。
 「龍蔵権現社」と。
あちこちの「祠」などに目をやりつつ、あの石段を登るのね…
多分大丈夫、きっと上れる。
  
立派な「御神木」その1本目、石山寺草創期からの老木一本杉。
かれこれ1277年か?そこで見守ってくれてます。

踏み外さずに上ることに集中して、やっと上り切るとこの風景…
「本堂」を目指す前に、「石山硅灰岩(ケイカイガン)」の上に「多宝塔(タホウトウ)」(国宝)が見えます。
   

 
各種紹介されていますがどれを見ても、「これが石山寺たる由縁の岩だ!」のように書かれています。
まさに圧倒的スケールの岩山、グレースケールの世界、水墨画とも言うべきか。
しばし、見惚れておりました。
国の天然記念物の硅灰岩の前を通って、
これも国宝「本堂」へ。(本堂は撮影不可、内陣といわれる特別拝観もしておりません)
 
ご本尊は「如意輪観音菩薩」。
※参考「石山寺の本堂(中世歴史巡りさんより)
本堂の「懸造(カケヅクリ)」上から、青もみじが素晴らしい、ずっと眺めていたい空間です。
※崖などの高低差が大きい土地に、長い柱や貫で床下を固定して
 その上に建物を建てる建築様式。主に寺社建築に用いられる。(Wikipediaより)

先般、先行して掲載した「源氏の間」がほんお隣に…
   (再掲)
「紫式部」のお人形さんもしばらく修理に行かれていたそうですが、
今は、御戻りになってこうやってお迎えしいてくださってます。
ここで瀬田川に映る夕陽などを見て、「源氏物語」を執筆したのでしょうか…
大河ドラマに出てきた「石山詣」(リンクはドラマ放映シーンではありません)の物悲しいシーンが忘れられませんが。

本堂から「硅灰岩」越しに「御影堂」(重要文化財)。


では、本堂・源氏の間を通り抜け、瀬田川を眺め、
お山を一周する気分で後半もう少し歩きます。

では
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TV放送「石山寺の旅」、どうしよう…

2024-05-02 23:42:00 | 大津建部大社と石山寺へ、鉄旅。
見ること叶わないこと決定っぽい…

NHK総合TVで「吉高由里子 石山寺の旅」が放映されるそう。

≪初回放送日:2024年5月3日
吉高由里子、念願の「石山詣」へ。
紫式部が源氏物語を起筆したとの伝説が残る滋賀県大津市の石山寺。
大河ドラマ「光る君へ」でも描かれた貴族たちの祈りの場を初訪問。≫

  

(我が家のテレビ)録画もできないといういことは・・・こまったなぁ
見逃し配信、あるのかなぁ。
よりにもよってゴールデンウイークのイベント中とは💦

 
印象的な青紅葉、とても爽やかだったんだけどなぁ…
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鉄旅で「近江国一之宮 建部大社」そして「石山寺」で紫にまみれる。その3

2024-04-28 12:22:05 | 大津建部大社と石山寺へ、鉄旅。
さぁ、着きました「京阪石山寺駅」。
   
電車でついた時から「紫」に魅了されてましたが、そういえば…
娘に、「『今の時期』『そこ』に行くか?人多いぞっ」※って忠告を受けましたが、
確かに着いてから納得!
(※2024年大河ドラマ「光る君へ」の主人公関連施設という意味です。
 また「ラッピング車両」もあるとのこと、見てみたかったわぁ、残念。)

でもまぁ、そこはあまり意識しないように心掛けつつ、
でもめげずに行って良かったです。
「石山寺駅」からの道中、約850m、約10分とのことですが、実際はなかなかそうはいきません💦
あっちに寄り道こっちも見たい、道中そんなんばっかしです。

では「石山紫の道」行きます。(リンクは2014年当時のものですが)
  
道中に「石山寺境内図」やら「東海自然歩道」の一部であることなど、
なるほど、東海自然歩道って東京の高尾山から大阪箕面公園までつながる道なんだと、
改めて認識しました。
岩の祠に地蔵様もおられ、人々の安全を願っておられるのか、ほっこりいたします。

ここは、深い緑色の水を湛えた「大津放水路」。
向かいに見える場所には「蛍谷貝塚」があったとか…
※縄文時代のもので、古代人の生活を知る上で貴重な遺跡であり、擁壁で保護されています。
  
対面を流るる「瀬田川遊覧船と水鳥」。
 (再掲)

庭園風の歩道には、
  

紫色の花等々が咲くことを考えて植栽されているようで、
エイザンスミレ」「十二単」「岩沙参(イワシャジン)」など、
花は時期的に咲いていないものもありますが、要するに「紫づくし」。
もっとたくさんの種類がありましたが、そこはそれ先を急がねばならぬので、ゴメン。
※「石山寺blog」より「石山紫の道」のこと

石山寺東大門の手前にある小さな庭園「朗澄大徳ゆかりの庭園」。
 
≪朗澄大徳とは、石山寺における屈指の名僧といわれ、教学や図像画に秀でていたといわれています。
死後、鬼の姿となって、寺の教えと人々を守ることを誓ったと伝えられています。≫
小さな庭園には鬼の姿を彫った石碑もあり、なかなかの形相にビックリ。

さぁ、やっと門前に着きました。※石山寺門前案内ページ
ちょっと小腹が空いてきましたので門前のお店で何かを食べようと…
前日の予習で「ほたるの里/揚げみたらし」に心は奪われており、
さほどの行列にはならず頂くことができました。
撮るのも忘れ夢中で食べてしまいました、あぁ美味かった
※ご参考に石山寺門前Map

 
先に腹ごしらえをしてしまいましたが、
これからこの門をくぐって一山を歩くためのエネルギーチャージでした。
この続きは、また改めて・・・

moni5187様からのご紹介動画集おけいはん/沿線おでかけ情報」です。

ではまた
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鉄旅で「近江国一之宮 建部大社」そして「石山寺」で紫にまみれる。その2

2024-04-26 00:46:28 | 大津建部大社と石山寺へ、鉄旅。

立派な注連縄を見上げつつ「建部大社二の鳥居」をくぐります。
駐車場も十分広いことを確認、トイレももちろん綺麗でミニ展示館のようになっていました。

では「手水舎」から「神門」、横には「ベニバナマンサク」誇らしく満開!
   

 
入ればすぐに御神木の「三本杉」、これは「神紋」にもなっています。
拝殿の奥には
≪『日本武尊(ヤマトタケルノミコト)』を祀る本殿(左側)と
『大己貴命 (オオナムチノミコト)』を祀る権殿(ごんでん※右側)とが並んで鎮座。
大己貴命 は755年(天平勝宝7年)に大和國一之宮の奈良・大神(オオミワ)神社から勧請≫とのこと。

 
拝殿右側の狛犬さん、石か岩かという立派な造りです。
「拝殿」でお参りを済ませ、境内をぐるり散策。

「池」があったので説明を読むと「水の神/桧山神社遥拝所」とのこと。
境内案内図によると「桧山神社」まで約650m、徒歩約15分らしいが今回は略して
ここで遥拝。
   

天然記念物の「石」の説明があり、本殿裏にあるとのことです。
普通は「本殿裏」など見ることはできないものですが、
ここはきちんと拝ませていいただける…有難い。
 
特別天然記念物「菊花石」、なんと素敵な模様なんでしょう。
決して加工したものではなく「自然に菊の花」って、確かに神秘的

 
天然記念物「さざれ石」、もともとは小石だったものが「磐」のような塊に…
不思議な自然界の働きのおかげか。
≪滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山が主要産地だそう≫
そういえば、員弁へ観梅に行った折、「さざれ石がいっぱい転がっていた記憶が蘇る…

 
本殿を垣間見て、重要文化財の「石燈籠」。
解説によると
≪文永七年庚午と彫があり、県内最古の石灯籠です。
現在重要文化財に指定されています。
蒙古来襲で騒然となった時代、国家安泰を祈願し建立された石灯籠だと伝わる≫そうです。

ここは「伊勢神宮遥拝所」、なんと松根(ショウコン)=商魂かけ言葉です。
 
これも自然の成せる業かと思うんですが、いろんな動物の顔に見えるのはワタシだけか?

赤い鳥居連なる「武富稲荷神社」。

≪商売繁盛で有名な京都の伏見稲荷大社の主祭神と同じく
『倉稲魂命(うかのみたまのみこと)』を祀っており、
商売繁盛にご利益が期待できるパワースポット≫だそうです。

最後に「社務所」辺りにいたら、綺麗な聞き覚えのある音色
すぐに「水琴窟」の水の音(ね)と分かり、探していたらココに…
(↑のリンクは、山の辺の道「狭井神社」の水琴窟です)
  
確かにありました。
ここの『水琴窟(スイキンクツ)』は『頼朝公の出世水』とも言われているとか。
≪源頼朝が平治の乱に敗れ伊豆國に流される道中に
この地に立ち寄り源氏の再興を祈願し、その後大願成就したことから
出世開運のご利益がある水と信仰されています。
『水琴窟』から湧き出ている『御神水』は
病気平癒にもご利益があると言われている霊水≫
はい、飲ませていただきましたよ、もちろん。

さぁ次なる目的地に行かねばなりませんので、ここらでお暇を。
参道を戻る時に「日本武尊」の物語をしっかり撮って、帰宅後しっかり読みました。
  

 

そして「幻の千円札」には「建部大社」と「日本武尊」が描かれていたそうな。


参考HP/滋賀/建部大社(nanairo-kansai.com)

静かな参道を歩き、第一の鳥居でバランスよく配置された松を振り返り
 

駅へ向かう歩道には「瀬田の唐橋」が埋め込まれていました。
 

今度は「京阪電車」に乗るため、「京阪石山駅」まで。

途中の「唐橋前」でも良かったのですが、滅多に来れないと思い、
もう一度「日本遺産」である『琵琶湖とその水辺景観』に含まれる瀬田川を歩きたかったのです。


「京阪石山駅」では、丁度新快速が来たので乗り、(唐橋駅は通過)終点「石山寺駅」まで。
  

駅に着いて、思わず叫んだのが「紫まみれや!」でした。
 

なんだかワクワクしてきました、紫って大人の色って感じで好きなんですよねぇ。
そういえば意識はしていなかったのですが、ワタシ「薄紫の春セーター」でしたわ(笑)。
仲間に言われて初めて気がついた次第。

ではいよいよ「石山寺紀行」です。
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鉄旅で「近江国一之宮 建部大社」そして「石山寺」で紫にまみれる。その1

2024-04-24 10:54:55 | 大津建部大社と石山寺へ、鉄旅。
ICOCA」って便利なんだということを体験し、免許返納後のことも考えつつ、
JR関西本線:柘植駅から草津線で終点まで、そしてJR琵琶湖線で石山駅へ。
(ICOCAのリンクはdawnさんの「三重県伊賀地域の情景」より)
※ICOCAカードでのチャージは伊賀鉄道/上野市駅で済ませましたのでご報告まで。

JR琵琶湖線「石山駅到着。

芭蕉さんに出迎えられ、
あそこもここも行きたいなぁ…と。
  

初めての場所で目的地に行くためには駅ナカにある「観光案内所」って有難いですねぇ。
悩んで間違った方向に行くより、わからないことは聞いた方が早い

そして、やっぱりこの方もPRにいらっしゃいましたか…


ここまで乗り換え2回しましたが全て「ICOCA」でOK、一切財布要らず、楽ちん。
では、石山駅を出まして瀬田川沿い、🌸まだ残る河畔を歩けるんですね。
  
水鳥はいっぱい、練習中カヌーも多し、遊覧船も営業中。
(地元の木津川をしょっちゅう見てますが、伊賀ではこんな風景はないなぁ)
ともかく景色が良い、水の流れはほぼなく、穏やかで釣り人も多し。

岸に上がって何かを啄んでるコは「オオバン」という水鳥らしい。
動き方に特徴があったのでついつい見惚れていました、先を急がねば💦
「瀬田川洗堰ぐるりさんぽ道」があって、
 
こんなところを毎日お散歩できるのか、と羨ましくもあり…ほどなく「瀬田の唐橋」西詰。
 
俵藤太百足退治」伝説

何やらガラス越しの機械室、こういうところって興味深々。
 
明治7年から平成4年まで活躍していた水位計だそうです。

いよいよ「瀬田の唐橋」を渡りますが、道も広けりゃ、川幅も広い。
なみなみと(今は)穏やかな水面です、船着き場も。
 

渡り終えこのまま行けば「甲賀」への道、途中左へ折れていきますが…
 
この道、実は歩行者にはややこしい道路のようで、
実際は二度もしくは三度信号を渡った方が素直に行ける、という交通要衝道でした。

「建部大社第一の鳥居」をくぐらせていただき、
この辺り一帯は「神領(ジンリョウ)」というところで、
元は「神料田」があったらしく、この名前がついたとか。
   
天平勝宝7年(755年)の遷座とのこと。みどころ満載。

JR西日本琵琶湖線/石山駅からゆっくりあちこち見学しつつ歩いて約50分。
ひたすら歩けば徒歩約20分、それで済むわけがない初お参り「建部」さんへの道中記でした。
日本武尊/建部大社

ではつづきます…
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