一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1410- 秋の夜のスモーキー・ヴォイス

2014-10-04 | 生け花
 秋の夜長を、感じる頃となりました。以前に数回訪れたことのある 北野坂のジャズライブのお店に出かけました。レトロな雰囲気の、落ち着いた店内は 土曜日のためか ほぼ満席でした。

 ピアノ・ベース・ドラム、そしてボーカルの女性の息の合った演奏に お客は満足そうです。特に、ボーカルの女性の声は ベテランの貫録充分のスモーキー・ヴォイスと言われるジャネットさん。
 ナンバーによって、春霞の中に包み込まれるように、あるナンバーは山裾のひとはけの霞の様に鮮やかに、又 哀愁を帯びた港の霧笛のように・・・ と聴く人を引き込んで行きます。
 2ステージを堪能して帰り際、出口でばったり ジャネットさんに会いました。近くで見る彼女は、英国人のクォーターの色が濃く 彫が深いせいか実年齢より、少し年上に見えましたが とてもチャーミングな女性でした。
 お礼の握手をした時、小柄で細い容姿に似合わず 力強いしっかりとした握手を返してくれました。ご自身の歩んだ道への自信と誇りを感じさせるように。

 神戸の街は、身近にジャズが溢れています。今まで特に、ジャズが好きと言う訳ではありませんでしたが ライブで聴く身近なジャズは 五感で楽しいと感じてしまいます。

 花材 ・秋アジサイ ・コスモス ・ホトトギス ・マトリカリア ・かすみ草
 花器 ・ガラス器


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