一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1504- 花展 光・風・詩 (うた) その三

2015-04-15 | 生け花
  S邸の裏の竹林で、思いっきり成長した竹の子を頂きました。その勢いのある形と色に、思わず歓声をあげてしまいました。
座りの良い庭の小石を枕にして横たえ 山吹・コデマリを添えると
 涅槃にお入りになった 神々しく光る仏陀の周りに 沢山の人々が花を手向け祈りを捧げているかの様です。

 花材 ・竹の子 ・コデマリ ・山 吹


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  ダルマ大師は岩の上で、座禅三昧の日々・・・。
 ある日、空の彼方から透明な 薄紅色の光が射したと思うと たちまち目の前に羽衣を翻し、美しい光を纏った天女が現れました。
 その色香に思わず現実に戻ったダルマ大師、 不覚にも岩の上から転落・・・天女のチョツトした悪戯心でしょうか。
 四国の琴平参道の古道具屋さんで見つけたこの徳利、とてもユーモラスなのでそんな物語を考えてみました。

 花材 ・アリアム ・椿 
 花器 ・九谷焼? 徳利



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