一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1505- 藍染との出会い

2015-05-04 | 生け花
 徳島の藍師を継承し、全国にその素晴らしさを 広めた外山正さんに お目に掛かったのは20年位前、私が藍の深い色に 興味を持ち始めた頃でした。
 岡山丸善の藍染展の会場で、花展に使う藍染の布を探していた時です。余り広く無い会場いっぱいに、展示された作品を(初めて見る色や柄もあり) ぐるぐる会場を回って かなりの時間を費やしていた私に 外山さんが声を掛けて下さいました。
  早速 工房に伺って、薄手の 輸入シルクの8枚を染めて頂くことになりました。
いろいろな、模様や濃淡に染め上げた布と あけぼの椿を使って「春ごろも」と言う作品を生けた事を思い出します。

 その後も、大切に保管されている藍染の 布をお借りして個展に使わせて頂いたり 藍の色は私の生花に欠かせないものになっています。
 近い内に、神戸の「和文化サロン 風和」において開かれるとの話も聞いています。とても 楽しみにしています。

 花材 ・朝日葉ラン ・オオニソガラム ・スプレーカーネイション
 花器 ・白色 花瓶 タペストリー藍正



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