一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1506- 江戸下町 情緒

2015-06-14 | 生け花
 上京の機会に、お茶の水駅近くの神田明神にお参りしました。
在京の折には、この近くは良く通っていたのに一度も訪れた事が無かったと気がついたからです。
 周りをビルに囲まれた、神社の一角だけが タイムスリップした様です。

 お参りののち、お札を求め 門前のお店をぶらぶらと見て周りました。一軒の古い造りのお店に入ると「いらっしゃいまし!」と言う 店主の江戸言葉に思わず 藁を包んだ納豆と 海苔煎餅を買ってしまいました。

 甘酒が有名だと言うお店に入り、暖かいいっぱいを注文。吊りしのぶや風鈴のある小庭を 見ながら 江戸の下町の人々も暑気払いに この様に甘酒を飲んだのでしょう。
 かなり甘い味でしたが、後味のすっきりした一杯でした。
 
 花材 ・紫陽花(墨田の花火) ・額紫陽花 ・鳴子ラン
 花器 ・長型水盤







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