一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1608- 送り火 の頃

2016-08-16 | 生け花
 大文字の、送り火の頃となりました。日焼けした近所の子供も黒さが増し、夏休みも終盤と言うところです。

先日、猛暑の中を県北の 道の駅へドライブを兼ねて出かけました。
 お盆用の、花やお供え物 久しぶりの帰省客のための おもてなし・お土産の品々が 日頃の数倍も品ぞろえされていました。

 このような、片田舎ではお盆は大切な行事と言うことでしょう。お墓や仏壇の、お供え用の大きな花束を いくつも抱えて車に積んでいく 人々を見て なにか ほっとしました。
 昨今、葬儀やお墓などの 人の終焉に対する考えが あまりにも合理主義となり 生を受けたことへの感謝の気持ちが 薄れている風潮に 心ひそかに反発していた私でしたので・・・。
 歳を重ねたこともあって、ご先祖の眠るところは 心のより処です。

 花材 ・蓮の花 
 花器 ・ガラス器








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