一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

2009- 藍の彩

2020-09-08 | 生け花

   芦屋市立美術館で4月から開催されていた、藍のファツション展はコロナ禍や この異常な暑さのため 中々出かける事は出来ませんでした。

いよいよ最終日も近くなり、暑さの中を夫と出かけました。

 作品は、江戸時代後期から 現代までの浴衣地を中心に 内外の有名デザイナーによる衣服・タペストリーなど 藍染を使った見ごたえのある展示でした。

 私が藍染に興味を持ったのは 数十年前に 今回も作品展示をされていた福本潮子さんの作品 、半透明の布に藍染でグラデェーションに染められた 茶室の写真でした。その美しさと発想に、驚かされました。

 私も生け花に藍の布を使って その出会いを試して見たいと思いました。

その後、縁あって藍師 外山正さんの藍染を使うことになりました。今回の作品展示されている 福本潮子さんに外山さんが藍染を指導された事を知り 藍が取り持った不思議な縁を感じました。

 様々な味わい深い展示品を見ながら、外国の方々まで魅了する日本の藍染は 無くしてはならない日本人の生活の中の文化だと思います。

 

 花材 ・野ばらの実 ・カスミソウ ・ワックスフラワー

 花器 ・絵唐津 徳利 

 タペストリー ・藍正

 

 芦屋市立美術館のページより

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