不覚にも体調を崩し 9日間入院生活をすることになりました。
かなり厳しい検査や、治療の結果一週間前に退院することが出来ました・・いろんな人々に感謝。
脚を使わなかった9日間で、こんな筋力低下があるとは想像以上です。買い物を頼んでいる夫と近くのスーパーの花売り場まで出かけ 脚慣らしの為 久しぶりに花材を少々購入してきました。夏の名残りの花々の中、紅葵の深みのある赤が秋を告げています。
病院のベットの上で、気がかりだったのが夫の食事の事。
夫のブログを覗いてみると登山の好きな彼が 六甲の山々の道を踏破し塗潰したぃとの一説。その為に必要なことは何よりも健康的な食生活です。私が食事を一手に引き受けてきた56年間彼の料理能力はほぼゼロ点に近いのです。
これから先の事を考えると料理の基本は必須であると思いました。一緒に台所に立って、先ずは若布と豆腐の味噌汁(塩若布を水で戻すことから)、毎日食べる お気に入りの食パンを焼くこと(分量通り材料をパン焼き器にいれることだけですが)などなど、これまで食べる人に徹していた彼も私には思いつかない行動や 質問を発しながら素直に台所に立ってくれています。
今度は 茄子の味噌汁を作りたいそうです。
退院した翌朝、見上げた空には長い いわし雲が横たわっていました。気温は夏の日並みでもやはり秋の気配は感じられます。
今後の治療については、まだ全ての答えは出ではいませんが 平穏な秋の訪れを願っています。
花材 ・紅葵 ・クルクマ ・ミニカーネーション ・一ッ葉
花器 ・丹波焼ブルー器
初めて焼いた食パン