数年前から、気になっている夜の風景があります。
我が家の横を走る、ポートライナーの三ノ宮駅から二つの橋を越えて 南の神戸空港駅までの間の路線に沿って 照明が灯ることがあります。
それは六甲の山から流れ落ち ポートアイランドを潤す 空港島に至る 銀河の流れの様です。
霧の深い日は、夕刻から 晴天の日には夜半頃から点灯し 所々柔らかいカーヴを描き その風景は夢の中にいる様です。
私の人生が、小さなささぶねに身をゆだねてきたとすれば そのささぶねで舟遊びをしてみたいな・・と思う事もあります。
この点灯が どんなタイミングで何の目的なのかは 未だに分からない不規則なものですがミステリアスの方が楽しめる気もします。
花材 ・小菊 ・ミニカーション ・薔薇 ・ドラセナ
花器 ・フランス製 金属船形器