寒さの少し緩んだXmasイブ、夫と二人で久しぶりに神戸栄光教会に出かけました。
妹が亡くなる前は 毎年3人で出かけていましたが丁度、コロナの影響もあり3年振りに一般参加が出来る事になりました。
私たちはクリスチャンではありませんが、母がクリスチャンだったので子供の頃から 教会は身近に感じるものでした。
母や妹のことを思い出しながら、静かにクリスマスキャロルを聴いたり牧師さんの「救いのサイン」の話を興味深く聞きました。
話の内容は、教会に祭られているキリスト像は 聖母マリアに抱かれた子供の頃の像や 十字架から降ろされた哀れな姿でマリアに抱きかかえられている「ピエタの像」
救い主であるキリストは その様な弱者の姿で私たちに示されている、その事は人々を救う者がヒーローでは無く弱者、人の弱さや悲しみを知っている者であると
・・私が抱いていたキリスト像とは程遠いものでした。
今の世の中を顧みて、理不尽さを感じる事が多いのは世の中が弱くない人 あまり痛みを知らない人によって 動かされていると言うことでしょう。弱い立場に立つ人に
寄り添う為の想像力に欠けていると言うことでしょう。
教会のXmas飾りが今までにないシンプルで、集められた献金は全てガサ地区の古い病院に贈られると言う事でした。
街は満艦飾のイルミネーションに飾られていました。
年の瀬に久しぶりに清々しい気持ちで帰路につきました。
花材 ・アルストロメリヤ ・バンダ
花器 ・アンテーク スターリングシルバー製 器