お彼岸の中日を迎えて やっと熱帯夜から解放され 清涼な朝を迎えました。
散歩の途中で見つけた、細い薄の穂が忘れそうになってた 秋の風の心地良さを思い出させてくれます。
花材 ・薄 ・菊 ・野牡丹
花器 ・アンテーク 砥部焼 花入れ
お彼岸の中日を迎えて やっと熱帯夜から解放され 清涼な朝を迎えました。
散歩の途中で見つけた、細い薄の穂が忘れそうになってた 秋の風の心地良さを思い出させてくれます。
花材 ・薄 ・菊 ・野牡丹
花器 ・アンテーク 砥部焼 花入れ
数年前から、気になっている夜の風景があります。
我が家の横を走る、ポートライナーの三ノ宮駅から二つの橋を越えて 南の神戸空港駅までの間の路線に沿って 照明が灯ることがあります。
それは六甲の山から流れ落ち ポートアイランドを潤す 空港島に至る 銀河の流れの様です。
霧の深い日は、夕刻から 晴天の日には夜半頃から点灯し 所々柔らかいカーヴを描き その風景は夢の中にいる様です。
私の人生が、小さなささぶねに身をゆだねてきたとすれば そのささぶねで舟遊びをしてみたいな・・と思う事もあります。
この点灯が どんなタイミングで何の目的なのかは 未だに分からない不規則なものですがミステリアスの方が楽しめる気もします。
花材 ・小菊 ・ミニカーション ・薔薇 ・ドラセナ
花器 ・フランス製 金属船形器
自宅療養中なので、歩くことが少なく筋力の衰えが気になり 3日程前から夕食前の20-30分前を 夫と近所を散歩する事にしています。
7-8分で歩けた処が15分も掛かり少し落ち込みましたが「80過ぎの入院なら仕方がない」の夫の言葉に気を取り直しています。
夕焼けを眺め、叢から聴こえる虫の音に昼間の暑さにも関わらず 秋の気配を感じながらのエクササイズです。
花材 ・薔薇 ・紅葵 ・蘭の葉
花器 ・黒竹 掛花器
不覚にも体調を崩し 9日間入院生活をすることになりました。
かなり厳しい検査や、治療の結果一週間前に退院することが出来ました・・いろんな人々に感謝。
脚を使わなかった9日間で、こんな筋力低下があるとは想像以上です。買い物を頼んでいる夫と近くのスーパーの花売り場まで出かけ 脚慣らしの為 久しぶりに花材を少々購入してきました。夏の名残りの花々の中、紅葵の深みのある赤が秋を告げています。
病院のベットの上で、気がかりだったのが夫の食事の事。
夫のブログを覗いてみると登山の好きな彼が 六甲の山々の道を踏破し塗潰したぃとの一説。その為に必要なことは何よりも健康的な食生活です。私が食事を一手に引き受けてきた56年間彼の料理能力はほぼゼロ点に近いのです。
これから先の事を考えると料理の基本は必須であると思いました。一緒に台所に立って、先ずは若布と豆腐の味噌汁(塩若布を水で戻すことから)、毎日食べる お気に入りの食パンを焼くこと(分量通り材料をパン焼き器にいれることだけですが)などなど、これまで食べる人に徹していた彼も私には思いつかない行動や 質問を発しながら素直に台所に立ってくれています。
今度は 茄子の味噌汁を作りたいそうです。
退院した翌朝、見上げた空には長い いわし雲が横たわっていました。気温は夏の日並みでもやはり秋の気配は感じられます。
今後の治療については、まだ全ての答えは出ではいませんが 平穏な秋の訪れを願っています。
花材 ・紅葵 ・クルクマ ・ミニカーネーション ・一ッ葉
花器 ・丹波焼ブルー器
初めて焼いた食パン