ありがとうサタディ・バチョンで思い出は全部語る映画とともにロシアの『フライト・クルー』

2025年01月05日 | 映画

はい、今夜もはじまりました、ラジオ大坂で土曜の夜は「バントでバント 馬超といこう!」。こんばんは、パーソナリティのシャロ村ジュンです。

 

こんばんは、アシスタントの吉竹アコでーす

 

 

年も明けて2025年。

 

 

開けましたねー。

 

 

実にめでたいけど、アコちゃんは年末年始はなにしっとたんかな?

 

 

わたしはねー、家で映画を観てたんですよ。

 

 

 

えーやないですか。寝正月とは贅沢なもんや。で、どんな映画を観てたんかな?

 

 

えーと、ベルイマン第七の封印』と『スターリングラード』のドイツ制作版と『ブルージャスミン』。

 

 

なんか、景気悪い映画ばっかりやがな。てかそれ、ここの著者がホンマに年始に見たやつやん。

 

 

新年早々、めっちゃ微妙な気分になりましたねー。

 

 

 

なにをやっとんやかキミは。じゃあ、さっそくコーナーに行こうか《カムイ伝は映画とともに》のコーナー。

 

 

シャロ村さんが、おもしろかった映画を語るお時間。このコーナーは星川航空の提供でお送りします。

 

 

今日はロシアからやってきた、血沸き肉躍るアクション大作『フライトクルー』という映画を紹介いたします。

 

 

ロシア映画。ちょっと、あんまりなじみがないかも。シベリアで働かされそう。

 


この映画、タイトルからわかる通り、いわゆる「航空サスペンス」というやつなんですが、まず、主人公がアレクセイという男。

 この青年はロシア軍のスゴ腕パイロット。ところが上官とのトラブルで軍をクビになってしまう。

 傷心のアレクセイは、友人のアドバイスで民間の航空会社に再就職するんですが、なんせそこは若くて血気盛んな若者のこと。

 コンビを組む、真面目な上司ジェンチェンコとソリが合わんかったり、恋人である、これもパイロットののアレクサンドラとケンカしたり、なにかとトラブルが絶えない。

 

 

 

はー、問題児さんなんやねー。

 

 

 

中でも、CAアンドレイとの確執が問題やった。

 マッチョな軍隊の世界を生きてきたアレクセイにとって、CAなんぞのやる仕事と決めつけて、ジェンチェンコに、
 


 「もっと仲間に敬意を持て」



 

 なんて、しかられる始末。

 でも、このアレクセイ、パイロットとしては一級品なんですな。

 何度目かのフライトでは、着陸時に曇天で管制塔との連携がうまくいかず、あわや他の飛行機とニアミスというピンチを、見事な判断で回避している。

 

 

へー、メッチャすごいやん。

 

 

 

 その差はわずか数ミリ! あと、小指の爪ほどにもインド人……やなかったハンドルを右に切ってたら、それで正面衝突のオジャンや。

 これにはジェンチェンコも、
 
 


 「やるやないか、問題児」



 
 
 おどろきを隠せへん。

 で、話が動き出すのが、ある事件からで、なんと旧ソ連時代から使われてるロシアの科学島で、火山の噴火が起こった。

 鳴り響く警告音
 
 


 「大変や!」
 
 「どないなってるんや!」
 
 「救助を送らな!」



  
  
 大パニックになるロシア政府。

 そこで白羽の矢が立ったのが、アレクセイの勤めるアエロフロート・ロシア航空のスタッフ。

 政府は彼らを派遣して、空路で島の住民を逃がそうと計画する。

 ところがこれが、そんな簡単な作業やない。

 

 

 

そうやんねー。

 

 

 

 

 なんと言うても、噴火の規模がハンパやない。到着したアレクセイたちが茫然と立ち尽くすほどに、火山は大暴れ

 ドカン! ボカン! ガシン

 うなる轟く噴火音、怒り狂ったように鳴り響く雷鳴豪雨強風ドーン! ドーン! ガガーン

 ここは地獄か、まさに黙示録高さ1000メートル大津波も襲いかかってくる!

 

 

 

えー、メッチャこわいー。

 

 

 

助けを求める住人たちやが、まだ飛行機は飛び立つわけにはいかん。

 そらそうや、まだ科学島の奥には研究所で働くスタッフと、その家族が閉じ込められてる。

 なんとか助けんと! アレクセイが腕まくりするのにはワケがある。

 というのも、彼はその前のフライトで某国に着陸したんやが、なんとそこでクーデターに巻きこまれてしまったんや。

 幸いというか、外国人であるアレクセイとジェンチェンコらは出国をゆるされたが、コックピットの窓から見える阿鼻叫喚が彼らにショックをあたえる。

 改造バイクに乗ってで武装したモヒカン愚連隊が、「ヒャッハー!」とばかりに、罪のない者たちを襲いまくる。

 拉致され、子供皆殺し

 も全員、でつながれて、新たなになった男のため、巨大観音像建造の奴隷労働を強いられる。

 

コワイわぁ。それからどうなるの?

 

 

 

それを見ても、なにもできないアレクセイたち。
 
 なんやこれは。オレはなんて無力なんや。こんなヒドイことがあってもええんか!

 このときのトラウマが、アレクセイを縛っている。それを解放するためにも、オレはやらなあかん!

 立ち上がったアレクセイやが、その道は苦難に満ちている。

 ジープを駆って山の上にむかうけど、その行く手をはばむ溶岩の洪水。なんとその温度は1兆度

 ふれるどころか、近寄っただけでもケシズミになるという、まさに灼熱地獄の中、アレクセイのジープは立ち往生。

 アカン、このままでは救助どころか、オレまでやられてまう!

 

 

 

うわー、大ピンチ。

 

 

絶望に打ちひしがれるアレクセイ。でもそこに、思いもかけないことが起こる!

 


えー? なにが起こったん?

 

 

それは次回に続きますのんや。

 

 

(続く)

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