コロナ日記 ギラススピンと大江戸コングで世界大洪水

2020年05月28日 | おもしろ映像

 いろいろ大変なときは「バカ映像」にかぎる。

 昨今のコロナ危機で、不便な思いを強いられているが、私のストレス解消法はマヌケな動画を観ること。

 前回オススメしたのが「奥崎謙三の政見放送」と、氏が主演のカルトドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』だが(→こちら)、今回はすぐれた破壊シーンを。

 
 「モノを壊す」というのは妙にカタルシスがあるもので、ゴジラやウルトラマンなど「特撮」が人気なのは、やはりこの破壊シーンにウットリできるから。

 こういうご時世だからこそ、むしろあえて世界が崩壊するような映像を見るのが、「逆療法」的いやしになるのではと考え、そういったものをあれこれ探してみることにする。

 まずは『ウルトラマンレオ』の第1話(→こちら)。

 レオの故郷であるL77星を滅亡させたマグマ星人、今度は地球にねらいをさだめ、凶悪な双子怪獣レッドギラスとブラックギラスを送りこんでくる。

 強烈な嵐を起こして、津波で日本を沈没させようとするのだが、この特撮がド迫力。

 当時はウルトラシリーズもマンネリ化し、オイルショックなどで予算的にも苦しい時期だったそうだが、それにしてもこれは出色の出来だ。

 ビルがバンバン飲みこまれていくところとか、本当に怖いくらい。マジすごいッス。イカも飛んでくるし。

 

 続けては海外から。時代はずいぶん下って、1933年の特撮(→こちら)。

 『Deluge』という映画。日本では『世界大洪水』というタイトルで公開されたそうな。

 戦前のそれと言えば、セットとかもショボショボなんでねえの? と思われるかもしれないが、さにあらず。

 ニューヨークが壊滅するシーンなんだけど、これがもうこれでもかという破壊でビビる。

 SF作家である山本弘さんの『あなたの知らないマイナー特撮の世界』という同人誌で紹介されてて、メイキングの写真とかも載ってたんだけど、今押し入れあさっても見つからないでやんの。

 たぶん、特撮ファンの友人に貸して、そのままになってるんだろう。そこで紹介されてた、『江戸に現れたキングコング』とか、すごく観たいぞ!

 

 

 

 

 山本先生のブログによると詳細は不明だそうだが、メチャおもしろそうやん!

 

 面白い映画

 怖ろしい映画

 話の種に是非一度は見て頂き度い映画!

 無敵全勝黄金篇

 

 という宣伝文句もすばらしい。 

 

 (プロレス&アイドル編に続く→こちら

 

 


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