世界中から、重度の活字中毒者を集めて行われる読書マリリン・マラソン。
今回も、45億人以上が集まっています。さあ、スタート。
優勝者以外は罰ゲームとして、私が昔やっていた宴会芸、
「伝わらないものまね。『カラマーゾフの兄弟』に出てくるキリストらしき人」
をやっていただきます。
年末年始は読書の季節。
冬休みはどこに行っても高いし混むし寒いし、家でじっとしているのが一番。
なので、オコタでひたすら本を読むのが1年の総決算になるんだけど、ただでさえ積読が山盛りなのに「師走に読もう」と性懲りもなく買うもんだから整理が大変。
『ドラえもん』のトラウマひみつ道具「バイバイン」の怖ろしさがよくわかる。でも、読みたい本にキリがないんだよなあ。
宇宙に捨てるわけにもいかないので、がんばって消費しましょう。
では出走者はこちらです、ドン。
シュテファン・ツヴァイク『マゼラン』
青山南『60歳からの外国語修行 メキシコに学ぶ』
団鬼六『大穴』
山田宏一『友よ映画よ、わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』
クリフォード・D・シマック『中継ステーション』
高井忍『本能寺遊戯』
ロバート・カレン『子供たちは森に消えた』
中村融・編『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』
ダフネ・デュ・モーリア『レベッカ』
中野明『世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』
トム・マクナブ『遥かなるセントラル・パーク』
法条遥 『リライト』
津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』
ピーター・トライアス『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』
池内恵『現代アラブの社会思想 終末論とイスラーム主義』
吉村昭『羆嵐』
ライナー・レフラー『人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)』
中村文則『去年の冬、きみと別れ』
S・J・ローザン『チャイナタウン』
本郷恵子『怪しいものたちの中世』
樺山紘一『地中海―人と町の肖像』
アンドレアス・グルーバー『刺青の殺人者』
鄭大均『日韓併合期ベストエッセイ集』
矢野久美子『ハンナ・アーレント』
などなど、今年はいくつ読めるかなあ。楽しみ、楽しみ。
なんて言ってたら、今ハヤカワSFの電子書籍セールがやってるではないですか。
ラインアップはコニー・ウィリスにヴォネガットにハインライン、クラークにブラッドベリにディックとか、もうよだれがダラダラ。
うーん、年の瀬にうれしい悲鳴だなあ。